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東温市で和型スレート屋根の雨漏り事例を屋根葺き直しで屋根修理
更新日:2024年9月18日
今回は予算の都合で雨漏りしている箇所のみ屋根修理します。こちらの建物は2階建てですが1階屋根の一部、上の写真のグリーン色の部分が施工範囲となります。
既存の瓦を剥がして、瓦下の防水紙を新しく張り替えて元の瓦を復旧する「屋根葺き直し工事」で屋根修理します。
関連ページ「これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し工事」
既存の棟を解体し平部の瓦も剥がします。解体した瓦はあとで再利用する為、作業の邪魔にならないところへ瓦を仮置きします。
瓦を剥がすと瓦下に敷いてあった防水紙があらわれます。防水紙の表面には雨漏りによる痕跡がシミとなってのこっています。
また築45年ということで経年劣化により防水紙には破れているところも確認できました。
古い防水紙の上に新しい防水紙を重ねて張ります。通常は1枚張るのですが、こちらのようなセメント瓦やスレートなど雨漏りしやすい屋根材の場合は念をおして防水紙を二重に重ねて張ります。
使用する防水紙は防水性と耐久性に優れる改質アスファルトルーフィング(通称:ゴムアスルーフィング)で、そのなかでも上位種の「田島プラチナスタイル」を使用します。
お値段もちょっと高くなりますが費用対効果は抜群で、防水紙は多少高くても高品質の防水紙を使用することをオススメします。
関連ページ「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介」
防水紙の表面に瓦の割り付け寸法を墨打ちして、この墨の位置に瓦を合わせて釘で1枚1枚丁寧に施工します。
今回のような「屋根葺き直し工事」は元の瓦を再利用するので新しい瓦などの材料費がかからず工事金額を抑えることが出来ます。
ただし全ての屋根材でこの屋根葺き直しができるわけではありません。既存の瓦が古く傷んでいたり金属屋根やコロニアルなどの薄型スレートの場合は再利用ができないため屋根葺き直し工事はできません。
気になる方はお気軽に私たちへご相談してください。
平部の瓦の復旧ができたら最後に棟の施工となります。こちらのような和型スレートやセメント瓦の棟施工にはモルタルによる接着固定が主な施工法となります。復旧工事はコーキングボンドで棟の瓦同士を接着固定して復旧していきます。
以上で屋根修理工事の完成です。このあと何度か雨の日がありましたが今回の屋根修理以降は雨漏りせず安心して寝られる。とお客様にも喜んでいただけました。
雨漏りは放置すると建物の大事な柱や梁など木部を腐らせ建物の寿命を縮めるので雨漏りに気づいたら早期の対応が必要です。
雨漏り点検で雨漏り原因をしっかりと特定して、適切な屋根修理をすることが重要です。
雨漏り点検や屋根修理など屋根のお悩みは私たち屋根工事専門店の「街の屋根やさん松山店」へお任せください。
国家資格の「1級かわらぶき技能士」「屋根工事技士」「瓦屋根診断士」をもったスタッフが責任をもってサポートしますので安心してください。
無料相談や無料見積もりをおこなっておりますので安心してお気軽にお問い合わせください。
東温市の他、松山市や東温市、松前町にお住いのお客様からのお問い合わせ大歓迎です!
関連ページ「東温市で雨漏り点検や屋根修理のご依頼・ご相談が初めての方へ」
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