工事の進行

外壁塗装の工事では、まずシーリングの交換や補修を行い、
その後に外壁全体の塗装作業を進めました。

塗装の工程は、下塗り、中塗り、上塗りの順に進めることで、
耐久性と美観を保つためのしっかりとした仕上がりを実現しました。

外壁塗装は、見た目の美しさを保つだけでなく、建物の保護にも非常に重要です。
定期的なメンテナンスと適切なタイミングでの工事が、長期的に見て建物を守ることにつながります。

1. 高圧洗浄

施工主様の外壁には窯業系サイディングが使用されていました。

外壁塗装の第一歩は、高圧洗浄から始まります。
この工程では、高圧の水を用いて外壁の汚れやコケ、カビ、ホコリを徹底的に除去します。

これにより、塗料の密着性が向上し、塗装後の仕上がりがより美しく、耐久性も高まります。
目に見えない細かな汚れも取り除くことで、塗装が均一に施され、長持ちする効果が期待できます。

2. 下塗り

下塗りは、外壁塗装の重要な工程です。

ここでは、シーラー（プライマー）と呼ばれる下塗り専用の塗料を外壁に塗布します。
この作業は、外壁の下地と上塗り塗料との密着を助けるもので、塗装の仕上がりや耐久性に大きな影響を与えます。

下塗りによって、塗料の吸水性が調整され、均一な仕上がりが確保されます。
また、防錆や防腐効果がある下塗り塗料を使用することで、金属部材や木材の劣化も防ぎます。

3. 中塗り

中塗りは、塗装工程の一部として、下塗りの上に塗布する作業です。

この段階では、塗膜の強度を高め、下地の色ムラや塗りムラを解消します。
中塗りにより、塗装の密着性が向上し、より強固な塗膜が形成されます。

施工後には塗膜の均一性や乾燥状態を確認し、必要に応じて追加の中塗りを行います。

4. 上塗り

上塗りは、外壁塗装の最終工程で、塗料を均一に塗布する作業です。

下塗りや中塗りで基礎が整った後、上塗りを施すことで、外壁に強固な保護膜を作ります。
これにより、耐久性が向上し、雨風や紫外線からの劣化を防ぎます。

また、美観も改善され、色ムラや塗りムラを防ぐことができます。

上塗りに使用する塗料が防水性能を持つ場合、外壁の防水性も強化されます。

5. 完了

外壁塗装工事が無事に完了しました。

施工中は多くのご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

施工にあたり、外壁の状態やお客様のご要望をしっかりと反映し、丁寧に作業を進めました。
その結果、外壁は美しく仕上がり、建物の耐久性も大幅に向上しました。

6. 完了のご報告

新しく生まれ変わった外壁を長くご満喫いただけることを願っております。

もし施工後に気になる点やご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。

アフターケアにも全力で対応させていただきます。
改めて、工事期間中のご理解とご協力に感謝申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

使用した塗料
超低汚染リファイン1000si-IR  3分艶　ウィザードコッパ―　、　ブロークンホワイト　の2種類使用致しました。