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水戸市で棟瓦漆喰の劣化が原因で際瓦もズレ落ち!取り直し工事を実施
水戸市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
棟瓦の不具合の他、雨漏り箇所も数か所あるとの事で、住宅全般的なメンテナンス相談をいただきました。
とても屋根傾斜に加え、屋根材はツルツル滑る釉薬瓦でした。
そのため、高所カメラを使用して状態を確認させていただいたところ、棟瓦の傾きや固定釘浮きも頻発していました。
改善するには、棟瓦を一時撤去し、土台の漆喰から取り直す必要があったため、棟瓦は取り直し工事・壁際やドーマー下の漆喰は、詰め直し工事で御提案させて頂きました。
※今現場は複数の工事を行っていますが、今記事は、棟瓦取り直し工事に特化して書いています※
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:4日間
- 築年数:約30年
- 使用材料:強化棟金具・樹脂垂木・なんばん漆喰・ステンレスビス
こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
本日は、水戸市で行った棟瓦取り直し工事をご紹介します。
棟瓦は、屋根のてっぺんを保護する瓦で、日々雨や風に耐えながらお住まいを守っている大切な部分です。もちろん、その分瓦屋根の他の部分より傷みやすいため、定期的なお手入れが欠かせません。
この施工事例を参考に、少しでも棟の理解を深めて、メンテナンスにお役立てください♪( ´θ`)ノ
はじめに、工事に至った経緯について簡単に振り返ってみます。
水戸市にお住まいの依頼主様より、屋根修理についてお問い合わせいただきました。
築30年以上経過したオシャレな佇まいのお住まいですが、「最近屋根の訪問業者に棟のズレを指摘され、また雨漏りが発生しているので、この際、住宅全体を同時にメンテナンスしたい」とのことです。
無料調査では、棟瓦の大きなズレや固定する釘の抜けを確認しました(//∇//)
漆喰や棟の下地の経年劣化(築30年!)が原因と判断し、棟を一度解体して造り直す棟瓦取り直しを行う運びとなりました。
無料調査の詳しい様子は、こちらをどうぞ・・・
それでは、棟瓦取り直し工事の様子を見ていきましょう。
まず、作業用の足場を仮設し、昇降機を取り付けます。
今回の屋根は、急勾配の瓦の表面がツルツルした釉薬瓦屋根です。外周に足場を設置し、さらに屋根にも足場を設置しましたが、それでも屋根のてっぺんまで行くのはかなりの難易度でした。
ちなみに調査時は、足場がないため、高所カメラで要所を確認しました^^
また、今回は足場を有効活用して、天窓周りの修繕・目地シーリング補修・外壁塗装・ベランダ防水をご注文いただいています。
足場の仮設費用は15〜25万円と工事費の中でかなりのウェイトを占めているので、『一度仮設したら徹底的にお家を直す』とよいでしょう(๑>◡<๑)
やっとの思いで棟まで登ると、高所カメラでは見切れなかった棟際瓦のズレ落ちも確認!
このような事があるので、当店では可能な限り屋根に登っての触診に努めているものの、さすがに今回の急勾配屋根では無理でした(>_<)
棟際瓦のズレ落ちの原因は、漆喰の劣化による棟際瓦を押さえる力の低下が考えられます。
急傾斜なのでコーキングで棟際瓦を納めていたものの、あまり効いていないようです。
棟際瓦がここまでズレていたものの地上まで落下してこなかったのは、唯一の幸いでした。
今回、二度と同様な事が起きないようキッチリ修復させていただきます(^o^)丿
既存の漆喰を全て撤去し、耐震棟(ガイドライン工法)で棟を復旧するため、強化棟金具を設置して、その上に腐食しない樹脂製垂木(たるき)を通しました。
耐震棟への改修工事は、こちらもご参考ください。
棟際瓦は、外れにくくするために、1枚1枚ビスで固定しました。万全を期すのが、当店流です٩( ‘ω’ )و
ちなみに、今では地震対策として屋根瓦の全数固定(新築時)が義務化されているんですよ〜
つづいて、強化棟金具と垂木を包み込むようになんばん漆喰を盛って土台を形成します。
なんばん漆喰は、従来の漆喰にシリコンなどを混ぜ合わせた現代の漆喰!
従来の漆喰と比べ、防水性や耐久性も格段に向上しています。
土台ができると、一時的に取り外していた棟瓦を取り付けました。かなり棟らしくなってきましたね^^
おしまいに、サビにくいステンレスビスで棟瓦を固定します。
また、ビス穴から雨水が入ってこないようにパッキン付きを使用!さらに2本留めで強化しています(^ ^)v
棟瓦取り直し工事が完了しました♪
今回の現場は、漆喰劣化が棟瓦のズレ、棟際瓦のズレ落ちを引き起こしていましたが、これで万全!
まだまだ現役で活躍してくれるでしょう(^^♪
屋根の不具合は、手を加えない限り改善される事はなく、気づいた時がメンテナンス時期です。
『ズレ』『変色』『屋根からの異音』を確認したら、早めに信頼のおける屋根業者に相談しましょうね。
漆喰などの棟の土台が経年劣化すると、棟瓦のズレや棟際瓦の脱落につながることがあります。
屋根瓦が落下して大きなトラブルになる前に、棟瓦取り直し工事といったメンテナンスを行いたいものです。
街の屋根やさん水戸店では、屋根の補修からリフォームまで、様々なニーズにお応えしています。
『おやっ』と思ったら、躊躇なくご相談ください。早めのお手入れが、後々のトラブル防止や屋根の健康を維持する秘訣です( ^ω^ )
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