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新居浜市でカラーベストのザルフが強風でズレたり飛んでいたのでグリシェイドグラッサで差し替え修理。
新居浜市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
南面の瓦が風でズレてしまった。ということで現地確認に行きました。
屋根上では南面のズレを始め、西面では飛んでどこかへ行ってしまった部分も。
屋根材は廃版品のザルフです。似ている形状のグリシェイドグラッサを代用し修理しました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:1日
- 築年数:約25年
みなさんこんにちは。
街の屋根やさん新居浜中央店の合田です。
今回は瓦がズレて落ちかけている屋根の現地調査に伺いました。
屋根は2階のカラーベストでした。
1枚目立つようにズレています。
釘を打っていないようです。
カラーベストの種類は旧クボタの「ザルフ」です。
アスベスト規制後の2001年~2006年までの販売ではノンアスベストですが
2000年以前のザルフには0.1%~1%のアスベスト含有があります。
ご自宅の築年数は約25年なので、ギリギリ含有時期に当たります。
よく見られる角の部分欠落。
下の瓦が受けているので雨漏りのリスクはほぼないです。
ただし位置的に尾の板金を外さないといけないか際どい所です。
西面に1枚欠落しています。
下の釘が露出しています。このままですと釘から雨水が滲んだり
釘そのものが錆びやすくなり、ひび割れリスクが高まります。
隣の瓦もズレています。
水下部分が隣の瓦より下がっていたり、
ズレによって日が当たっていない部分が露出しているのが分かります。
踏むと瓦ごと地すべりを起こす可能性もあるので気を付けます。
ザルフの形状は水下部分が横の瓦と少し隙間があります。
瓦が欠落すると普段下に被っているこの部分の防水シートが露出
しています。
露出しているということは、この部分に雨が落ちると瓦の下に雨が通り
雨漏りのリスクになります。
点検ですが、ズレた瓦をそのままには出来ないので差し直しておきます。
カラーベストの裏にはロット番号が記載されており
種類や製造年を調べるのに役に立ちます。
コーキング(接着剤)でザルフを戻しておきます。
以上で点検は終わりです。
今まで塗装等もしていないことなので、屋根上も結構滑ります。
状況をお客様に説明し、風災による火災保険で破損部分のみ修繕するか、大きくカバー葺きするかのお見積りを提案させていただきます。
カラーベストの差し替えは瓦より手間がかかります。
薄い屋根材で屋根板に直打ちかつ防水シートと密着しています。
まず「ズリッパー」という器具で釘を取り除けます。
瓦と違って周りの屋根材を持ち上げたり出来ないので、釘を取り除けて
引っ張りだします。
カラーベストを取り除けるとこんな状態になります。
カラーベストは全長の半分はしたの屋根材が被っています。
被っている部分が実際に防水シートと密着しています。
釘の場所を探すのも大変ですが、釘を抜いた後、防水シートとカラーベストが
熱でくっついていると、本当に取れません。
ザルフはすでに廃盤です。今回はグリシェイドグラッサというシリーズを使用します。
カラーベストは水下のスリットや溝の違いはありますが、寸法はどれもほぼ一緒です。
今回は下半分だけ横に少し隙間がある形状が同じなグリシェイドグラッサを代替にしました。
カラーベストを入れ込むときは横幅キツキツなので左右の水下を叩きながれ微調整します。
入れ込みすぎて隣のカラーベストの段差とズレると引っ張るのも大変です。
もちろん釘は打てないので釘穴にコーキングを打ちます。
ズレないようにするので仕方ないですが、
カラーベストの場合空間が無いのでコーキングした部分の再度交換は
ほぼ動かない状態で職人泣かせです。
板金際の部分は板金を取り除けます。
下に見えている木は笠木と言います。
差し替えで笠木を除けるか、腐食して交換しないといけないかは
実際に取り除けてみないと分かりません。
破損個所の差し替えが終わりました。
勾配がきつく、苔で滑りやすい屋根だったのであまり写真を撮る余裕が無かったです。
カラーベストは当時初期単価が安く、瓦より軽いため新築時はコストが抑えられていました。
実際は10年おきの塗装で30年目途での葺き替えが目安となります。
放っておくと寿命は短くなり、緩い勾配でも滑りやすく、1枚の修理でも足場が必要になったりします。
メンテナンスを怠ると小さな修理も大きな費用がかかる状態になってしまいますので
定期的なメンテナンスが大事になります。
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