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名古屋市守山区の葺き替え工事で新規に屋根材設置・漆喰や泥を使用しない乾式工法での施工を実施
更新日：2024年7月18日
名古屋市守山区で実施した
葺き替え工事にて、桟木の設置と谷板金の交換を実施した事例記事の続きを紹介していきます。
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今回の葺き替え工事では、大屋根に和瓦が使用されていたので、同じ瓦を採用しました。大屋根は建物全体を覆う主屋根のことで、最も面積が広く建物の中心的な屋根部分を指します。
現在葺き替え工事を実施している部分は、大屋根よりも低い位置に設置される「下屋根」と呼ばれる部分です。主に付属部分や延長部分を覆うために使われている屋根となります。
ご覧のように大量の瓦を搬入する必要があるため、新規の屋根材を屋根に上げるだけでも大変な作業です。
今回は部分葺き替えのため瓦を使用しましたが、全体葺き替えの場合には地震に強い軽量の屋根材を導入できます。今後屋根の全体葺き替えを検討している方は、屋根の軽量化もあわせてご検討ください。
瓦の設置方法は従来の日本住宅に広く使用されていた湿式工法と、今回採用した乾式工法の2種類があります。乾式工法とはモルタルや漆喰を使用せず、瓦を固定する方法です。
ご覧のように専用の金具やビスを使って瓦を直接下地に固定するため、施工が速く天候に左右されにくい利点があります。メンテナンスも容易いなため、耐久性が高いのも乾式工法を採用するメリットでしょう
瓦の一番端となる袖瓦と呼ばれる箇所は、番線を用いて固定します。理由としては、風による飛散やズレが発生しやすい箇所のためです。番線で袖瓦をしっかりと固定すると、長期間にわたって安全で堅固な屋根維持を期待できます。
葺き替え工事は、高度な技術や知識を要する大規模な屋根工事です。施工業者選びの失敗を防ぐためにも、実績豊富な施工業者への依頼をぜひ検討してみましょう。
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