既存屋根の状況を確認します

まず始めに既存屋根の状況を見ていきます。

既存屋根材はＡＴ2段ですね。
長年雨風にさらされたのでしょう。かなりのさびが確認できます。金属表面がダメになっている箇所も多数ありました。
穴はあいてないので内部への雨水侵入は大丈夫そうですね。

AT葺き：横葺きの一種

AT2段：段違いの構造で屋根材が2段に配置されることで雨水の流れをスムーズにし、屋根全体の耐久性を向上させる効果があります。断熱性においても複数の層を持つことで、断熱性能が向上し、夏の暑さや冬の寒さから建物を保護します。デザイン性も屋根の見た目に立体性を持たせ、美観を向上させることができます。

棟解体

次に棟を解体をしていきます。

棟板金を取外し、下地も撤去していきます。

棟の役割：棟は左右が交わる部分であり、この部分は特に雨水が集まりやすい為、適切に防水処理が施されています。棟瓦や棟板金を使って雨水の侵入を防ぎ、建物内部への漏水を防ぎます。構造の安定性においても屋根全体を安定させる役割も果たし、屋根の両側をしっかりと結びつけることで、風や地震などの外部の力に対して強度をもたせる重要な部分。

ルーフィング葺き

今回はカバー工法による施工になるので既存屋根の上からルーフィング葺きを行います。

屋根カバー工法：既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工するリフォーム方法のこと。

ルーフィング：防水性の高い素材で作られたシートで、屋根の下地材として使用されそれぞれの役割を果たします。

• 防水性能の確保
• 下地の保護
• 断熱・遮音効果
• 施工の簡便さ

ルーフィング葺きは一般住宅から商業施設、工業施設に至るまで広く採用されており、屋根の防水対策として非常に効果的な方法です。具体的な施工方法や使用するルーフィングシートの種類は、建物の種類や屋根の形状、気候条件などに応じて選定されます。

新しい屋根葺いていきます

新しい屋根材を葺いていきます。

新たに使用する屋根材はJFE極MAX　色はライトブラックになります。

棟

最後に棟板金をしていきます。

木下地も新しくしていきます。

施工完了

カバー工法による屋根葺きが完了となります。

オーナー様にも感謝とお喜びの声を頂きました。

アパート、平屋のオーナー様是非屋根の工事を検討してみてはいかがでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！街の屋根屋さん仙台店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。
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