唐草板金から先にご紹介します

こんにちは！街の屋根やさん山梨店です！

今回は、富士河口湖町でIG工業のスーパーガルテクトを軒先・ケラバから敷設しました。軒先に取り付けた様子をご紹介します。唐草板金の役割りもご説明いたします。屋根の外周を囲む部材であり、水切り用の板金です。

唐草(からくさ)板金は、屋根材を葺く前に取り付けられることが基本です。唐草板金は屋根の端である軒先・ケラバ部分を保護し、雨水の浸入を防ぐ役割を果たします。

軒先であったら鼻隠し・軒天(のきてん)に、ケラバであったら破風(はふ)に雨水を染み込ませないための水切りの役割があります。その為、写真のように屋根の端(断面)を、覆い被せるように設置しております。

▼前回までのブログ
・富士河口湖町でアスベスト入りスレート屋根の棟板金の釘抜け、藻やコケの発生を確認
・富士河口湖町で軒天に剥がれ・穴・カビが発生し、モルタル外壁クラックも多数発見！
・富士河口湖町でアスベスト含有屋根を解体処分し、スーパーガルテクト続々搬入！
・郡内　富士河口湖町でスーパーガルテクトへの葺き替え工事に伴い、雨押え水切り板金切除！
・山梨県郡内地方富士河口湖町でスーパーガルテクト葺き替え工事のため、粘着層ルーフィングを皮すきで剥く
・富士河口湖町でSGL鋼板屋根の下葺き材として、高寿命防水シート日新カッパ２３を敷設
・富士河口湖町でルーフィングを固定したタッカー跡を、アイジーエコシーリングでコーキング防水

このルーフィングの状態で初めてスーパーガルテクトを使います

前回のブログでルーフィングに空いたタッカー跡を、全てIG工業の専用シーリングで防水補修しました。この状態で初めて、スーパーガルテクトを敷設していきます。

軒先板金、ケラバ板金を先に仕上げます。スーパーガルテクトへの屋根葺き替え工事では、ルーフィング敷設・コーキング補修後の敷設工程では、まず屋根面が平らで皴がない状態を確認します。

その後、スーパーガルテクトを適切にカットして屋根面に敷き詰めていきます。ポイントとしては、丁寧な敷き詰め作業と隅々までしっかりと密着させることが重要です。

スーパーガルテクトは断熱材を含め、厚みがある硬い板金ですので、高い板金加工技術が必用です。

雪止めの様子です

昨今では、山梨県でも年に一度は雪が降るようになりました。その為、弊社では雪止めの設置を推奨しております。

雪止めは雪を屋根面で受け止め、昼間の太陽光で溶かして排水する役割があります。

落雪による事故も、毎年のように報告されていますので、設置しておくと安心ですよね。

徐々に棟(頂き)に向って葺いていきます

屋根葺き替え工事で新規屋根材を軒先・ケラバから敷設するメリットは、まず一つ目として、屋根の耐久性を向上させることが挙げられます。新しい屋根材を軒先やケラバに敷設することで、雨漏りや風雨によるダメージから保護され、屋根全体の寿命を延ばすことができます。

また、軒先やケラバからの新規屋根材の敷設により、屋根全体の外観や美観を向上させることもできます。新しい屋根材の美しい仕上がりが、お住まい全体の雰囲気を良くし、住み心地を向上させることができるでしょう。

IG工業さんのスーパーガルテクトは、非常に耐久性の高い屋根材です。しかし、それは高い施工レベルで工事された場合に限る、といっても過言ではありません。良い材料選定と共に、高い板金加工技術を持つ職人を抱える業者の選定も重要です。

弊社は富士河口湖町の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！