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名古屋市緑区で下屋根に生じた瓦屋根の雨漏り調査、クロスや漆喰の剥がれも確認
更新日:2024年6月28日
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、名古屋市緑区の築後30年を超える住宅にて、下屋根部分で発生している雨漏りの状況を確認した現場調査の内容についてご紹介いたします。
今回、雨漏りが生じているとのご相談をいただいたのは、瓦屋根の住宅です。
室内をチェックしてみると、壁のクロスが剥がれたり、床面が濡れていたりなど、内装にまで傷んでいる様子が確認できます。
いったん雨漏りが発生し、内装やその他家財にまで被害が及ぶと、大規模な修理が必要となったり、コストも高額になったりすることがあるので、そうならないように対策をしておくことが重要です。
また、仮に、雨漏りが起こってしまった場合は、被害が拡大しないよう、できるだけ早めに専門業者へ相談してみることをおすすめいたします。
この雨漏りの原因は、下屋根部分にあるようなので、早速上がってチェックしていきましょう。
下屋根部では、シートや防水テープなどを用いて一時的な処置が施されている様子が確認できます。
下屋根部の棟瓦に詰めている漆喰は、著しく劣化し、全体に変色が見られるほか、ひび割れや剥がれ落ちが生じています。
屋根の漆喰は、瓦を固定し、さらには棟の内部に雨水が入り込むのを防ぐといった、非常に重要な役割を担っています。
そのため、今回のように漆喰が著しく傷んでしまうと、瓦がズレたり、あるいは雨水が侵入して雨漏りを引き起こしたりすることも珍しくありません。
また、瓦が動かないように固定する、いわゆる瓦止めが施されていることからも、すでに瓦のズレが生じていた様子も伺えます。
鬼瓦のまわりの漆喰も剥がれ落ちており、隙間が生じています。
このような隙間の存在は、雨水の侵入により、その土台部分や野地板を傷めている可能性も考えられます。
今回の現場調査では、住宅の下屋根部分において、経年にともなう劣化がかなり進んでおり、これらが雨漏りを引き起こしていることを確認できました。
そのため、既存の瓦屋根を取り除き、軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板屋根で葺き替えを行うことが決定しています。
なお、この屋根葺き替え工事の様子は、次回からのブログにて、順次お伝えしていきますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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