広島市西区、築50年 マンションベランダの漏水相談。ウレタン防水の経年劣化が進行！
更新日：2025年4月28日
・築50年、4階建て鉄筋コンクリート造りのマンションです。
漏水があったのは2階の1室になります。
ベランダに洗濯機が設置されており、1階の軒先に漏水しているとのことでした。
それでは、漏水箇所の調査の様子を見ていきます！
ベランダ床面にはウレタン防水が施工されています。
【ウレタン防水とは】
液体状の『ウレタン樹脂』を塗り、乾燥・硬化させて防水層をつくる工法です。
・ゴムのように柔らかくて弾力がある
・継ぎ目のない一体化した防水層になる
・複雑な形状にも対応が可能で、施工する形状に合わせて自由に塗れる
⭐液体を塗るため、隙間や段差があってもきっちり防水できます！！
ウレタン防水について詳しくはこちらの記事をご覧ください⇓⇓
ウレタン防水とは？メリット・デメリットとバルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)への施工工程
・色褪せ、チョーキング
・表面の細かいひび割れ
➡紫外線や風雨でトップコートが傷んでいる状態。
👉トップコートの再塗装を検討する時期。（5年に1度の塗装がおすすめ）
・亀裂
・膨れ、浮き
・剥がれ
➡剥がれた部分から雨水が入り込むため、早急な補修が必要。
👉防水層まで亀裂が達している場合は、ウレタン防水の再施工が必要
・雨漏り
➡防水層が完全に破れていたり、下地に雨水が染み込んでいる。
👉通気緩衝工法や他の防水工法に変更が必要な可能性も！
こちらも雨水の浸入経路となりえます。
ウレタン防水の劣化は、水はけの悪さや排水不良によっても進行していきます💦
対処方法としては、落ち葉やゴミを取り除き詰まりをとる、排水溝周辺のひび割れや剥がれの補修を行うことで、改善できます。排水ドレン自体が劣化している場合は、交換が必要になってきます。
ウレタン防水の劣化により、亀裂や剥がれが見られました。
洗濯機を使用すると、下の階へ漏水をしている状況と見受けられました。
下地に水分を含んでいる状態のため、通気緩衝工法での防水工事施工、コーキング打ち替えをご提案しましたm(__)m
👉通気緩衝工法とは
下地と防水層の間に、通気できるシートを挟んで施工する方法。
湿気が抜けて、防水層が膨れにくくなります。
雨漏りや漏水の原因調査のご依頼や
防水工事についてご相談などお気軽にお待ちしております😊
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【街の屋根やさん広島店】
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