白岡市で屋根点検！瓦屋根の雨漏り原因は間違ったコーキングの施工にありました…
更新日：2024年6月5日
街の屋根やさん春日部店です！
今日は複数のお部屋で雨漏りしているという
白岡市のお宅の屋根点検の様子をお届けします。
3年ほど前に中古で購入したお家ですが、
購入後、雨漏りが相次いだとのこと。
点検によって雨漏り原因が判明しましたので
ご紹介していきますね。
白岡市のお宅の屋根点検の様子をお届けします。
3年ほど前に中古で購入したお家ですが、
購入後、雨漏りが相次いだとのこと。
点検によって雨漏り原因が判明しましたので
ご紹介していきますね。
屋根全体から、隅々まで詳しく点検させていただきますよ(^_-)-☆
※ドローンの飛行禁止区域、悪天候の場合は高所カメラを使用させていただきます。
白岡市のお宅の屋根材は和瓦でした。
本来ならまっすぐに並んでいなければならない瓦...地震などによってズレてしまったものと推測できます。
このように全体的に瓦がズレている場合は屋根の下地から劣化している可能性が高く、瓦の下に敷いている防水紙も交換する必要があります。
原因として考えられるのは、屋根の棟瓦と平部の瓦の隙間を埋め、固定する役割を果たしている漆喰の劣化です。
漆喰は風雨や紫外線の影響で劣化が進行してしまいます。
劣化が進行すると、変色したり、剥がれ落ちてしまい、固定力が低下してしまいます。
漆喰には雨水の侵入を防ぐ役割も持っています。剥がれていてはその部分から雨水が浸入してしまいます。
防水紙が劣化していれば、侵入した雨水を防ぎきることが出来ず、室内の雨漏りに繋がってしまうんです。
漆喰の劣化症状を発見した場合は早めの修繕がおすすめです。
屋根の様々なところで、びっしりとコーキングが塗られていたのです😿
過去に雨漏りがあり、前の持ち主の方が施工されたのでしょうか？プロの施工方法ではないと思われます...
瓦屋根は、もともとある程度の隙間をあえて作って、入り込んでしまった雨水や湿気を排出できるような構造になっているんです。
ですから、この屋根のようにコーキングを隙間を作らず塗り固めてしまうと、補修したすぐ後に雨漏りが一旦改善されたとしても、建物に入り込んだ雨水が逃げ場を失って建物内へと入りこんでしまい、雨漏りを引き起こしてしまうのです。
今回の白岡市のお宅では、すでにお部屋の様々のところで雨漏りが発生しているため、瓦の下地である防水紙の交換や野地板の補修が必要と考えられます。瓦のズレ、漆喰の劣化もあったため、屋根葺き替えをご提案させていただきました。軽量な金属製の屋根材を選択されら場合、建物の耐震性を向上させることも可能です。
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