安曇野市で行った屋根工事の様子をご紹介します。太陽光パネルが乗ったスレート屋根で、塗装でのお問い合わせでしたが、築年数からアスベスト（石綿）が入っている可能性があり、現状、今後のことも考え塗装でのメンテナンスは難しいということで、金属屋根を重ね葺きするカバー工法でご提案しました。
2021年4月にアスベスト規制が強化され、2004年以前のスレート屋根はアスベストが含まれている可能性があり、塗装の際に行う洗浄の水を汚染水として回収しなければならないなど、現実的には塗装は不可能となってしまいました。

今回の工事は太陽光パネルが乗った屋根のカバー工法なので、いったん太陽光パネルを外して保管し、カバー工法の工事が終わったらパネルを戻すという工事を行っています。

街の屋根やさん松本諏訪平店では経験豊富な有資格スタッフが屋根の症状に応じた適切なご提案をしています。屋根にお困りごと、お悩みごとがある方一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック！フォームからメールでお気軽にどうぞ。

　〇現場の安曇野市ってこんな街　
安曇野市はおよそ20年前の平成17年10月に豊科町、穂高町、三郷村、堀金村、明科町の5町村が合併してできました。長野県の中央よりやや北西に位置する人口約10万人の都市です。水路が豊富で長野県一の米どころ、きれいな水を使ったわさびづくりは全国でも有名です。水はけのよさからリンゴづくりも盛んです。農業だけでなく精密工業も盛んです。北アルプスの玄関口として県内外から多くの観光客ででにぎわっています。

◆太陽光パネルの取り外し

工事の様子です。
まずは太陽光パネルを取り外します。
弊社では屋根への太陽光パネル設置工事も行ってきました。設置できるので取り外しも可能です。

取り外したパネルはカバー工法が終わるまで、足場に組んだステージで保管しておきます。

太陽光パネルは屋根に組んだ架台とフレームで固定しています。この架台も撤去するのですが、屋根材がスレートからガルバリウムに変わるので架台の取り付け金具も変える必要があります。新しい屋根材に会う架台の取り付け金具を探すのが一苦労で、今回の工事の一番のポイントです。
雪止めや棟（むね）板金、棟下地も取り外して屋根の上に何もなくなった状態でお掃除をします。

ルーフィング（防水シート）敷設

次にルーフィング（防水シート）を敷いていきます。屋根にとってルーフィングは一番大切な建材と言えます。万が一屋根の下に水が入ってしまってもルーフィングがしっかりしていれば雨漏りしません。
ルーフィングはいくつか種類がありますが、弊社では軟質弾性プラスチックルーフィングを使用しています。樹脂製のルーフィングで柔軟性もあるので簡単に破れることはありません。長期間防水性を維持してくれるルーフィングです。

次に屋根材を取り付けていきます。
新しい屋根材はニチハ株式会社の横暖ルーフプレミアムSです。変色・褪色・塗膜・赤サビに対しては20年、穴あきに対しては25年の保証が付くガルバリウム鋼板の屋根材で、断熱材として硬質ウレタンが裏張りされています。
ルーフィング、屋根材とも長期間の対候性が期待できるので安心できる屋根になりました。

カバー工法の工事が終わると太陽光パネルを戻します。
先ほど申し上げた通り、課題は横暖ルーフに合った新しいものに交換します。幸い太陽光パネルのメーカーシャープの純正の架台の取り付け金具が使用できたのでよかったです。

太陽光パネルを戻して結線をして工事終了です。

街の屋根やさんでは有資格の経験豊富なスタッフが対応させていただきます。屋根にお困りごと、お悩みごと、不安、不満がある方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。点検、調査、お見積もりは無料です。無料点検のご案内は下の左の画像をクリック！お問い合わせは下の右の画像をクリック！フォームからメールでお気軽にどうぞ。