現場状況：繰り返される衝突と積み重なる被害

今回、お客様の依頼を受けた塀は、トラック衝突による被害を受けていました。お客様によると、トラックが何度も塀に衝突しており、その度に家の方が自分で応急処置を行ってきたとのことです。しかし、今回の衝突では瓦が割れてしまい、自力で修理することが困難になったため、街の屋根やさん京都南店にご連絡をいただきました。

破損状況：瓦の破損と被害の拡大

現場に到着した私たちが確認したところ、塀の瓦は複数枚が破損しており、中には欠損しているものもありました。また、破損した瓦片が落下する危険性もあり、早急な対応が必要と判断しました。

緊急応急処置で被害を食い止める：瓦の撤去・仮復旧と雨漏り対策

新しい瓦の取り付け：復旧への第一歩

破損した瓦を取り除いた後は、新しい瓦を丁寧に安装しました。瓦の取り付けには、専用の工具を用いて確実に行い、風雨によるズレや飛散を防ぎます。

南蛮しっくいの詰め込み：雨漏り対策の要

瓦の隙間には、雨漏りを防ぐために南蛮しっくいをしっかりと詰め込みました。南蛮しっくいは、防水性と接着性に優れた伝統的な材料であり、雨水の侵入を効果的に阻止します。

塀の瓦破損を防ぐための注意点：事前対策で未然に防ぐ

定期的な点検：被害の芽を早めに見つける

塀の瓦破損を防ぐためには、定期的な点検が不可欠です。屋根業者に依頼して、瓦の状態や漆喰の劣化具合などを確認してもらいましょう。特に、台風や強風などの悪天候が予想される前には、念入りに点検を行うことをおすすめします。

破損箇所の早急な補修：小さな傷でも放置は禁物

瓦や漆喰に亀裂や欠けなどの破損が見つかった場合は、早急に補修を行う必要があります。放置してしまうと、破損が広がり、さらなる被害につながる可能性があります。軽微な破損であっても、専門業者に相談し、適切な補修を受けるようにしましょう。

適切なメンテナンス：美観と機能を維持する

瓦や漆喰は、経年劣化によって機能が低下していきます。定期的な塗装や補修を行うことで、美観を維持するだけでなく、雨漏りなどの被害を防ぐことができます。また、落雪や台風などの強い風にも耐えられるように、瓦の固定金具を点検・補強することも重要です。

専門業者への相談：安心・安全な住環境を守る

塀の瓦に関する疑問や不安がある場合は、屋根専門の業者に相談することをおすすめします。経験豊富な業者は、適切な調査に基づいて、最適な対策を提案することができます。また、緊急時の対応にも迅速に対応してくれるため、安心してお任せいただけます。

塀の瓦破損は、放置すると大きな被害につながる可能性があります。定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、未然に被害を防ぎ、安全な住環境を維持することができます。瓦に関するトラブルでお困りの際は、街の屋根やさん京都南店にご相談ください。