まず、雨漏りしやすいというよりは雨漏りするリスクが高いという方が正確です。
設計者は設計する際にデザイン性・機能性・適法性と様々な要素をトータルで考えて
作業を進めます。
雨漏りに関係する事で言えば、屋根の勾配(角度)や形状・軒先の出幅、仕上げ材料や
工法などです。
お客様のご希望を最大限に組み込んだプランニングをします。
よく雨漏りしやすいと言われるのが、殆ど勾配がついていない陸屋根です。
ただ、陸屋根=雨漏りするのではありません。
適切な防水施工、メンテナンスが施されていれば、突発的な事態が起きない限り
雨漏りはしません。
そして、メンテナンスしたのに雨漏りを繰り返してしまう原因としては、
メンテナンスの際に原因箇所が特定しきれていないことが考えられます。
以前にも書いたことがありますが、雨漏りの原因箇所特定は難しいのです。
雨漏りが一度でも起きてしまう前のメンテナンスが重要なんです!
まとめると、雨漏りしやすい家=メンテナンスを欠かすと雨漏りしやすい家。という事です。
誤解しないで下さいね、定期的な点検、必要に応じたメンテナンスを怠らなければ
雨漏りは回避できるトラブルですよ('ω')ノ
今回はここまで!