三重県伊賀市 リシン壁の外壁塗り替えリフォーム 塗りかた
更新日：2021年5月25日
伊賀市にお住まいのT様宅。
築23年が経ち、外壁のコケやヒビ割れ、黒ずみを気にされてご依頼くださいました。
前回、高圧洗浄で汚れを落とし、塗装の準備をいたしました。
今回は、下塗りから始めていきます★
細かい部分は、何種類もの筆を使い分けます。
その後、ローラーで広い面積を塗っていきます。
使用したのは水性ソフトサーフという下塗り剤で、フィーラー機能（軽度のヒビ割れを埋める）とシーラー機能（下地効果）を備えている万能選手。
更に微弾性があって、夏・冬の温度差によるコンクリートの伸縮にも耐えられるため、このような継ぎ目のない外壁にはピッタリです。
お化粧品で例えるなら、コンシーラーにもなる化粧下地で、更に笑ったり泣いたりと表情が変化してもお化粧崩れしない、ヘビロテ間違いなしの一品のようなもの（笑）
下塗り完了後のこちら、色ムラがありますが、次に塗る塗料で消えるので問題ありません。
ヒビが入ってたり、特に傷んでいる箇所は重ね塗りするので、色の濃淡が出るのです。
耐久性に優れ、期待耐用年数はなんと12～15年！
防カビ効果、防水性、低汚染性で汚れにくいと、非常に優秀な塗料です。
今回の作業をお化粧に置き換えて考えてみると・・・
①高圧洗浄（前回実施） →クレンジング・洗顔
②下塗り →化粧下地・コンシーラー
③中～上塗り →ファンデーション二度塗り
・・・といった所でしょうか
尚、築年数や劣化状況により、使用する塗料の量や工事の仕方が変わります。
年数が高いと下地剤を多く吸い取るため、より多くの下地剤が必要になります。
なので、もし誰かが「安い値段で塗り替えリフォームができた！」と言っていても、あなたの家が同じ値段でリフォームできるとは限らないのです。
例えるなら、お友達が「コスパが良い」と言っていた美容液を購入してみたら、自分は乾燥肌だったので、重ね塗りしているうちにあっという間に使い切ってしまった。。のような事も起こり得るということです（笑）
次回は雨どいの交換作業を行います
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