西播磨 エコルカバー工法、換気棟の施工の舞台裏をお伝えします。
更新日：2024年4月29日
これは既存の換気棟を外した際の様子です。 この写真は元々、スレート屋根材の時に撮影されました。
換気棟は屋根の頂上の棟に取り付けられるため、その部分を空気が通るように加工されています。
これにより、換気棟を取り付けることで屋根内部の空気がそこから自然に逃がされ、
湿気が溜まりにくくなります。
特に夏場などには、熱気が家の中にこもるのを防いでくれます。
屋根の換気棟は、建物内部の環境を快適に保つために重要な役割を果たしています。
この写真では、エコルの屋根材が取り付けられた後の換気棟の様子が確認できます。
まず、防水シートをしっかりと敷いて防水対策を施した後に、
エコルの屋根材を取り付けています。
屋根材の取り付けは、防水シートの上に丁寧に施されています。
屋根の頂上に位置する棟板金は、風や雨の影響を受けやすく、劣化しやすい部位です。
そのため、これをカバーするためにも貫板が必要です。
タフモックは、プラスチック樹脂製の貫板であり、
軽量性、加工のしやすさ、そして耐久性を兼ね備えています。
屋根の棟部分は、建物全体の安定性を保つために重要な部位です。
その側面もビス留めしてしっかりと固定することで、
屋根の耐久性を高め、風や雨からの影響を受けにくくします。
棟部材は屋根の頂上部分に取り付けられる重要な部品であり、
屋根全体の安定性や防水性を確保する役割があります。
換気棟の上部を覆うことで、屋根内部の換気口がしっかりと保護され、効果的な換気が維持されます。
この工程により、建物の屋根は風雨に対してより強固になり、内部の空気の循環もスムーズに行われます。
最後に、合わせ目にシーリングを施して工事は完成となります。
換気棟の部分だけでなく、
棟板金同士の継ぎ目やケラバとの取り合い箇所などもシーリング処理していきます。
シーリング処理は建物の屋根における重要な工程であり、
合わせ目や接合部分からの雨水の浸入を防ぐ役割を果たします。
特に換気棟や棟板金の継ぎ目、ケラバとの取り合い箇所は、
水が侵入しやすい部分ですので、丁寧なシーリング処理が欠かせません。
この工程により、屋根全体の防水性が確保され、
建物の耐久性と安全性が向上します。
施工が完了した屋根は、風雨に強く美しい外観を保つことができます。
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