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新居浜市の塀の瓦。のし瓦のズレをラバーロック工法で応急処置依頼を受けたので実施しました。
更新日:2024年4月13日
点検時の写真です。
瓦そのものが古いため土もパサパサになり瓦との接着が弱まっていますね。屋根ではなく塀なので、強風や地震以外でも、車などの振動でも多少は影響があると思います。
数か所のズレや欠落も放置しておくとその部分から大きく被害が出てきますのでこの機会に合わせて補修します。
ズレているのし瓦はそのまま押しこみが可能な状態でした。
土そのものは接着力がないため、そのまま押し込んでもまたズレるだけです。
良く用いられる作業としては
①ズレたのし瓦の側面にコーキングを付けて戻す。(部分的だとはみ出るので効果が薄い)②のし瓦を一度取り除け奥に漆喰を少量詰めて戻す。(結局コーキングはする)③ズレたのしを戻して正面にコーキングする。(やり方次第では雨漏り増大)があります。(あくまでも応急的に治す場合)
今回は③でかつ雨水排出をしっかり確保したうえで実施します。
この1枚は破損が大きいので交換します。
土の状態からするとのし瓦だけ取り除けれました。
のし瓦だけ取れなくても、上は紐丸だけなので大がかりな作業にはなりません。
のし瓦はご自宅に予備があったのでそれを使います。
施工されていたのし瓦の寸法をチェックしてグライダーで切ります。
のし瓦の正面をコーキングします。
コーキング箇所はのし瓦の中央部に5センチくらいです。最も注意することは、排出口を確保することです。よく、飛ばないようにとか、吹き込まないようにとかで隙間なくぎっしりコーキングする人がいますが、結論、雨漏りがひどくなります。瓦の隙間は確かに風が強いと雨が入ります。しかし入り込んだ雨水の排出口にもなります。排出口を塞がれた雨水はどうなるでしょうか。釘穴や土を通って屋根裏に落ちるようになります。間違ったやり方をしてしまうと、雨は家の中に行くしかなくなり余計に雨漏りがひどくなります。雨水の流れを把握し、正しいやり方で行うことが大事です。
点検時に言われてた棟下の袖瓦の亀裂も忘れず処理です。
これにて修理は完了です。
以上で塀の現場の点検、作業が終了しました。
ご愛読ありがとうございます。
ラバーロック工法は和型の瓦屋根を見ると意外としています。
主にズレを留めたい要望での実施が多く、大がかりにするよりは
・比較的安価・作業が単純などのメリットもありますが
・見栄えが悪くなる・今後の修繕に手間がかかる
・やり方を間違えるとひどくなるなどデメリットもあります。
街の屋根やさん新居浜中央店も要望で受けたり、提案することもありますが
基本的には、釘を打っていない古い日本瓦で予算の都合上安価な方法での要望の場合になります。
また作業が単純なので悪質な業者が用いる手法でもあります。実施する場合は
作業内容、リスク説明、金額等におかしな点がないか確認したうえでお決めください。ラバーロックに関する記事を載せておきます。
地震と強風に強くなる!?瓦屋根のラバーロック工法のメリットとデメリット屋根のトラブルは街の屋根やさん新居浜中央店にぜひご相談ください。0120-32-6886ご相談、点検、お見積り無料メールでの問い合わせはこちらです。屋根工事のご依頼・ご相談が初めての方
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