今日ご紹介するのは、高萩市で完了した折板屋根のカバー工事現場からの御報告です。

今現場は、セキスイハイムさんのM1と言うロングセラー住宅ですが、築後45年を経過して雨漏りでお困りの現場でした。

『住宅寿命は屋根で決まる！』屋根を健全に保てば、まだまだ長くお住いになれます！
キッチリ、改善させて頂きました(^^♪

今回の住宅は、風当たりの強い住宅立地で、台風やゲリラ豪雨時には凄まじい勢いとの事。

ハウスメーカーさんにも相談されたようですが条件が合わず、ネット検索で施工工程が細かく記載してある、街の屋根やさん水戸店へご相談頂きました。

全国でとても売れた建物なので、見たことのある方も多いのではないでしょうか(^^♪

規模や内容にもよりますが、お申込み後3週間から4週間後の着工が標準で、タイミングや時期により前後するため、初めにご連絡をいただいてから30日～50日程度のお時間を要します。

では、雨漏りしてしまっている住宅は、その間はどうするのか！？
当店では可能な限りの養生や微補修を行って雨漏り簡易修理を行ってお待ちいただいています。

屋根カバーは、既存の屋根材を温存して撤去費用や処分費用を軽減し、重ね葺く屋根工事法です。

屋根カバーの実施可能な屋根は、『比較的平坦な屋根材である事』と一般的に認識されていますが、折板屋根には屋根カバー専用金具があるので実施する事ができるんです(^o^)丿

軒先には、W型の面戸金具を取り付け、中間部には重ね葺き用のタイトフレームを使用！
今回の現場は、軒先からの吹込みを通常以上に強化する為、W面戸を二重に設置させて頂きました。

関連記事▶高萩市で折板屋根重ね葺き前に軒先面戸を二列設置にして雨吹き込み対策

金属系屋根材は裏面に結露が起こるので、改修の場合は断熱材付きを選択しておくのが得策です。

屋根カバーでせっかく雨水をシャットアウトできても、屋根を重ねた空間に結露が発生してしまうのはとても残念な事！長く使用していただくためにも、念には念を入れるのが当店の対策です(^o^)丿

その際、下地に透湿シートを敷き込み、既存の板金との緩衝部の結露対策とします。
透湿紙は、中の湿気を除湿し、外からは防水してくれる優れもの。

一手間かけておくに越したことはありません(^^♪

水下や水上、屋根の両サイドや壁との取り合い部は、雨漏りリスクの高い箇所です。

下地に、ジョイントカバー部同様に透湿シートを設置し、既存のカバーよりも少し大きめに加工してきたケラバカバーを設置しました(^^♪

折板屋根の固定はボルト固定が圧倒的に多く、不具合の原因となり得るのが経年時のボルト錆び。
そして、ボルトに出た錆が降雨時にサビ汁として流れ、サビの範囲を屋根面にまで広げてしまいます。

そこで、ボルトのサビを抑えるアイテムであるボルトキャップを全ボルト部に設置！
今回の現場は、1階と2階の屋根カバーでしたが、使用したボルトキャップは312個！

これで、完璧です(^o^)丿

雨漏りしていた既存の折板屋根も、新しい折板屋根をカバーする事でよみがえりましたね(^^♪

お引渡しさせていただいた際、お客様にも実際の屋根に登って確認して頂きましたが、『屋根が新品になって凄い！』と、とても喜んで頂けました。

見た目もさることながら、長く使用していただけるよう要所に細かい一手間を加えています！末永く使用して頂ければ私達も嬉しいです(^o^)丿

職人が入るタイミングは、一生の内に何度もありません！
御覧の皆様も、当店にご相談の際には、ぜひ細かい箇所でも相談してみて下さいね(^^♪

街の屋根やさん水戸店は、高萩市在住の沢山のお客様にも喜んで頂いています。
距離や移動時間は関係なく、茨城県内統一単価で施工しているのが当店です。

屋根のトラブル！雨漏りでお困りの方は、ぜひ、当店までご相談下さい！きっと、皆様のお役に立てると思います(^o^)丿

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