街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市垂水区で行った「老朽化で剥がれかけているモルタル壁の部分補修」になりますよ(^^)/

昔は戸建ての木造住宅の外壁にモルタルを塗って塗装で仕上げているお家が多かったですね！

今でこそ、サイディング貼りの外壁やタイル貼りの外壁が増えてきましたが、それでもモルタル壁のお家もまだまだ残ってます。

戸建ての外壁には、モルタル壁に塗装仕上げ、サイディング貼り、タイル貼りの3種類の仕上げがあります。

【モルタル壁に塗装仕上げ】
・素朴でナチュラルな外観が特徴
・修理や塗り替えが比較的容易
・しかし、ひび割れや劣化が生じやすい

【サイディング貼り】
・軽量で施工が簡単、種類も豊富
・防火性や断熱性に優れている
・一定期間後のメンテナンスが必要

【タイル貼り】
・高級感のある美しい外観が魅力
・耐久性が高く、メンテナンスが少ない
・価格が高めで施工に時間がかかる

それぞれメリットとデメリットがあるため、建物の用途や地域の気候、予算などを考慮して選ぶことが大切ですね！

神戸市垂水区での外壁補修で剥がれかけたモルタル壁を部分的に撤去

コチラが、神戸市垂水区で老朽化して剥がれかけているモルタル壁を補修する現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数40年以上
・2階建て木造住宅
・外壁材　モルタル壁　塗装仕上げ
・現在　剥がれひび割れ有り

既存のモルタル壁は1面だけですがひび割れや剥がれが発生している状態で、危険な感じでした。

部分的な補修とは言え2階建てで敷地が狭いため、足場も必要な状態です。

この様な感じで、モルタル壁には大きなひび割れが発生しており、一部剥がれて下地木材が丸見えの状態でした(>_<)

これでは、雨が降ると外壁から漏れてしまいますし、これ以上放置していると下地材が腐食してしまいます。

モルタル壁が下地木材から浮いている範囲は広く、大きめに斫って部分的な補修をする必要がありそうでしたね！

神戸市垂水区で行う老朽化で剥がれかけているモルタル壁の補修工程をご説明しておきます(^^)/

・仮設足場設置
・約3平米ほどモルタル壁を撤去
・撤去部に防水シート貼り
・ラス網貼り
・モルタル打設
・その他の部分　ビス固定

この様な工程で補修を行っていきますが、補修後の色などが気になる方は塗装も同時に行うことをお勧めしております。

老朽化で剥がれかけていたモルタル壁の補修で重要な下地工程

それでは、老朽化して剥がれかけていたモルタル壁を約3㎡ほど斫った場所に防水シートを貼っていきましょう(^^)/

今回の外壁部分修理で使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートで、屋根によく使用しているものですね。

非常に丈夫なもので防水性が高いため、今回の補修工事に使用しました！

モルタル壁は塗装しないと水分を吸い込んでしまいます(>_<)

今回の外壁補修工事では予算の都合上、塗装は行わないので防水シートをしっかりと貼って雨漏り対策を行う必要がありますね！

屋根も外壁も下地材である防水シートは非常に重要な役割を果たしますので、部分的な修理とはいえしっかりと貼り替えを行うことがポイントになりますよ。

そして、モルタル壁の部分補修で防水シートの上からラス網を貼っていきます(^^)/

モルタル壁の中にあるラス網とは、金属製の網のことで、モルタル壁の強度を高めるために使用されますよ。

具体的には、壁の中に埋め込まれており、モルタルが乾燥する際にひび割れや変形を防ぐ役割を果たしますね！

ラス網があることで、モルタル壁は外部からの衝撃に対しても強くなり、耐久性が向上します。

モルタル壁の耐久性をを高めるために重要な役割を担っているのが、このラス網なんですよ。

そして、その他の若干浮いている外壁に関しては下穴を空けてビスで押さえこんでいきます(^^)/

全てのモルタル壁を斫るのが理想的ですが、それをしてしまうと予算オーバーになりますので、浮きが少ない部分は今以上に浮いてこないようにするための補修を行いました。

外壁の下地材「間柱」の位置を探して、それにビスを効かせていきます。

外壁の部分修理でモルタルを使用して斫った部分を再生します

そして、モルタルを何回かに分けて塗り重ねていきますよ(^^)/

モルタル壁の厚みは3センチ程度ありますので、一気に塗ることは出来ません。1.5㎝づつ分けて重ね塗りすることがポイントですね！

まとめて塗ってしまうと乾燥する前に重みで剥がれしまう可能性がありますので、要注意ですよ。

そして、部分補修でモルタルを塗った部分の表面を固定を使用してキレイに扱いていきます！

出来るだけフラットに仕上げていく事がポイントですね(^^)/

外壁の部分修理でビスを使用して剥がれかけているモルタル壁を押さえている部分に関しては、ビス頭にコーキングを塗って止水を行っていきます(^^)/

コーキングは何種類か色がありますので、出来るだけ外壁に近い色で塗ることで、目立たなくなりますよ！

神戸市垂水区で老朽化して剥がれかけた外壁補修を行った費用

この様な感じで、老朽化により剥がれかけていたモルタル壁の補修は完了です(^^)/

部分的な修理ではありましたが、足場を設置したり、そこそこの量のモルタルを使用したので、足場代含めて230,000円の修理費用となりましたね！

これで、とりあえずは外壁が崩れる心配はないでしょう。

神戸市垂水区で行った外壁修理以外にも、様々な補修方法があります(^^)/

どの様な方法が最適化は現場の状況や、お客様のご予算によって異なるので、まずは街の屋根やさん神戸西店の「無料見積り」をご利用ください！

調査やお見積もりは完全無料となっておりますので、お気軽にご相談くださいね。

今お住まいのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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