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諏訪市で屋根の破片が落下|原因は製造終了した「モニエル瓦」の割れと防水切れでした
更新日:2026年4月10日
諏訪湖からの冷たい風が残る早春の諏訪市で、不安そうに庭先に落ちた「黒い塊」を見つめるお客様がいらっしゃいました。
「これ、うちの屋根の破片ですよね?」と問いかけるお客様の隣で屋根を見上げると、そこには経年劣化で満身創痍となった瓦の姿がありました。
大切に住み続けてきたお家だからこそ、その小さな破片が発しているSOSを、私たちプロが見逃すわけにはいきません。
原因を突き止め、お客様が再び安心して夜を過ごせるよう、屋根の上に登って徹底的な精密診断を開始しました。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフが屋根や外壁の問題を解決します。
屋根や外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさんまでご相談ください。
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【結論】今回のトラブルの正体は、築30年が経過した「モニエル瓦」の深刻な割れと、表面の防水機能が完全に失われたことによる素材の脆化(ぜいか)でした。
モニエル瓦はセメント瓦の一種で、かつて日本モニエル株式会社が販売していましたが、現在は会社が解散しており、全く同じ瓦を手に入れることは不可能な状態です。
一部が割れてしまうと差し替えが効かないため、このまま放置すれば信州の激しい雨がダイレクトに下地へ入り込み、大規模な雨漏りを引き起こすのは時間の問題と言えます。
まずは破片が落ちてきた原因が特定できたことで、闇雲に怖がる必要はありませんが、根本的な解決には屋根の「葺き替え」が必要な時期に来ていることをお伝えしました。
一目でわかる!診断したお家のデータと安心の費用目安
地域: 諏訪市(上諏訪・下諏訪周辺エリア)
築年数: 築30年
点検費用: 0円(完全無料のプロ診断を実施)
不具合の場所: モニエル瓦切妻屋根(全体的な割れ・欠け・防水切れ)
修理費用の概算: 1,550,000円〜(屋根面積90㎡の場合)
※モニエル瓦の撤去・処分費用と、新しい軽量金属屋根への葺き替え工賃が含まれた目安です。
きっかけは、ある風の強い日の翌朝、玄関先に転がっていた手のひらサイズの黒い破片でした。
お客様はそれを見て「もし大きな瓦が落ちてきて誰かに当たったら……」と、夜も眠れないほど不安に駆られてしまったそうです。
さらに、以前から雨が降るたびに屋根のどこかから「カチャッ」と瓦がズレるような音が聞こえていたことも、不信感を募らせる要因となっていました。
私たちはその不安を一つずつ紐解くため、屋根全体の歪みや瓦の固定状態を、お客様の目代わりとなって細かくチェックしていきました。
現地調査で判明!プロの目が捉えた「不具合の真犯人」
モニエル瓦の最大の特徴は、この写真のように断面がザラザラと凹凸のあるコンクリート状になっている点です。
これは「乾式コンクリート瓦」とも呼ばれ、一般的な和瓦とは全く異なる性質を持っており、表面に特殊な「スラリー層」という着色層があるのが特徴です。
しかし、このスラリー層が劣化すると非常に脆くなりやすく、信州の凍結と融解を繰り返すサイクルの中で、瓦自体が砂のように崩れ始めてしまいます。
現在では製造メーカーが存在しないため、同じ形状のものを注文することができず、メンテナンスには非常に高い専門知識が求められる屋根材なのです。
メリット:
- 美観と伝統性: モニエル瓦は美しい外観を持ち、伝統的な雰囲気を演出します。
- 耐久性: 適切なメンテナンスが行われれば、モニエル瓦は長期間にわたって耐久性を維持します。
- 耐火性: 火災に対する耐性が高く、家屋の防火性を向上させます。
- 断熱性: 適切な施工が行われれば、モニエル瓦は断熱性に優れています。
デメリット:
- 重量: モニエル瓦は比較的重いため、適切な構造のサポートが必要です。軽量な屋根材に比べて構造体への負荷が大きいことがあります。
- コスト: モニエル瓦は他の一般的な屋根材よりも高価です。材料のコストや施工費用がかかる場合があります。
- 取り扱いの難しさ: モニエル瓦は繊細で、取り扱いに慎重さが求められます。施工時やメンテナンス時には注意が必要です。
瓦の表面を詳しく見ると、本来お家を守るべき防水膜(スラリー層)が剥がれ落ち、そこへコケがびっしりと生い茂っていました。
コケが生えるということは、瓦が常に水分を含んだ「湿ったスポンジ」のような状態になっていることを意味しており、非常に危険なサインです。
水分を含んだまま諏訪市の厳しい冬を迎えると、瓦内部の水が凍って膨張し、内側から瓦をピキピキと破壊していく「凍害」を引き起こします。
防水性がゼロになったモニエル瓦は、塗装だけで復活させることは難しく、素材そのものが寿命を迎えている証拠と言えるでしょう。
屋根全体を歩いて調査したところ、一箇所だけでなく至る所で瓦がパックリと割れているのが確認できました。
築30年という月日の中で、歩行による荷重や小さな地震の振動が積み重なり、強度が落ちた瓦が耐えきれずに悲鳴を上げている状態です。
モニエル瓦は前述の通り替えがきかないため、こうした割れを接着剤などで無理に補修しても、また別の場所から割れてくるイタチごっこになってしまいます。
特に諏訪エリアのような積雪がある地域では、雪の重みがトドメとなって、ある日突然バサバサと崩れ落ちるリスクを孕んでいます。
最も深刻だったのは、瓦が完全に脱落してしまい、下の防水シート(ルーフィング)が剥き出しになっている箇所でした。
本来、瓦は「鎧」のようにシートを保護する役目を持っていますが、これではシートが直接紫外線や雨風に晒され、急激に劣化が進んでしまいます。
このルーフィングにわずかでも亀裂が入れば、雨水はそのままお家の天井裏へと侵入し、大切な柱や梁を腐らせる「サイレント雨漏り」を招きます。
「まだ天井にシミがないから大丈夫」と思いがちですが、屋根の上ではすでに防衛線が突破され、まさに秒読みの状態であるとお伝えしました。
今回の診断結果に基づき、私は「塗装」ではなく、新しい屋根材への「葺き替え」を強くお勧めしました。
モニエル瓦はスラリー層の処理が非常に難しく、知識のない業者が塗装しても、数年でペリペリと剥がれてしまい、結果的にお金をドブに捨てるような結果になりかねません。
今すぐ安く済ませたい気持ちも分かりますが、差し替え不可な瓦に無理な延命処置をするよりも、この機会に軽量な金属屋根へ一新する方が、今後30年の安心を買うという意味で「一番損をしない」選択だと判断しました。
諏訪市の地盤や耐震性を考えても、重い瓦から軽い屋根に変えることは、お家全体の寿命を延ばす大きなメリットに繋がります。
お財布の不安に答える:修理費用の判断基準と「安く抑えるコツ」
屋根面積90㎡の葺き替え費用として提示した155万円という金額は、古いモニエル瓦の撤去・産業廃棄物としての処分費、そして新しい下地作りと屋根材の施工費を全て含んだ適正価格です。
モニエル瓦はコンクリート製で重く、処分費が高騰している傾向にありますが、私たちは地域密着のネットワークを駆使して中間コストを抑える努力をしています。
また、築30年という節目であれば、火災保険の「風災補償」が適用できる可能性がないか、過去の強風被害を遡って精査することで、お客様の自己負担を少しでも軽減できる方法を一緒に探ります。
決して安い買い物ではありませんが、何度も部分補修を繰り返す「修理貧乏」にならないための、価値ある投資であることをお伝えしています。
工事が始まれば、まずは熟練の職人が古いモニエル瓦を一枚ずつ丁寧に手作業で下ろしていきます。
瓦を取り去った後は、蓄積された土埃を掃除し、その上から新しく「ゴムアスファルトルーフィング」という高性能な防水シートを全面に張り巡らせます。
これにより、万が一屋根材の隙間から水が入っても、絶対にお家の中へは通さない「二重の守り」が完成するのです。
仕上げには、積雪やサビに非常に強い「スーパーガルテクト」などの次世代金属屋根を葺き上げ、信州の過酷な冬でも落雪や凍害を気にせず過ごせる強固な屋根を作り上げます。
最後に棟(てっぺん)の換気処理を施せば、見た目も美しく、夏は涼しく冬は暖かい理想の住まいが復活します。
あなたのお家は大丈夫?同じ症状で「すぐに点検すべき人」
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庭に黒い石のような、瓦の破片らしきものが落ちているのを見つけた。
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築20年から30年が経過し、屋根の色が全体的に褪せてコケが目立っている。
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自分の家の屋根が「モニエル瓦」や「セメント瓦」だと言われたことがある。
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風が強い日に、屋根の上から「カタカタ」「パタパタ」と聞き慣れない音がする。
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ご近所で屋根の葺き替え工事が始まり、自分のお家の劣化も気になり始めた。
よくある質問:診断を受ける前に知っておきたい「心のモヤモヤ」
モニエル瓦は塗装で直せると他社に言われましたが、本当ですか?
割れなどがなければ塗装は可能です。
ただスラリー層をしっかり落とさなければならないなど塗装するには経験と知識が必要です。
屋根が重いと地震に弱いと聞きますが、葺き替えで軽くなりますか?
はい、金属屋根への葺き替えなら重さは瓦の約10分の1程度になり、お家の重心が下がるため耐震性能が大きく向上します。
外回りの作業ですので、お留守にしていただいても全く問題ありません。
その日の作業内容は、写真付きの報告書でしっかりお伝えいたします。
諏訪市近辺は雪が多いですが、金属屋根だと雪止めは必要ですか?
もちろんです。
地域の積雪量に合わせて、適切な数と配置で雪止め金具を設置し、落雪によるカーポートや隣家への被害を防ぎます
点検の時に、壊れていない瓦をわざと割ったりしませんか?
私たちは「街の屋根やさん」としての誇りを持って診断しています。
不信感を払拭するためにも、可能な限り撮影した写真をその場でご確認いただくようにしています。
「やっぱりあれは屋根の破片だったんですね……。原因が分かって、少しだけ胸のつかえが取れました」と、お客様は診断写真を見ながら安堵の表情を浮かべておられました。
これまでは「どこに頼めばいいか分からず怖かった」そうですが、モニエル瓦の特性を細かく説明したことで、今後のリフォーム計画を前向きに考えられるようになったと仰ってくださいました。
特に「葺き替えればもう瓦落下の心配がない」という具体的な解決策が、お客様の不安を安心へと変える大きな転換点になったようです。
担当者より:信州の厳しい冬を、笑顔で迎えていただくために
今回のようなモニエル瓦の不具合は、単なる古さだけでなく、長野県特有の「凍結融解」によるダメージが原因であることがほとんどです。
一度割れ始めた瓦は、まるでドミノ倒しのように次々と脆くなっていきますが、適切なタイミングで手を打てば、お家自体の寿命をさらに30年延ばすことができます。
諏訪市の皆様の大切なお家を、雪や雨から守り抜くために、これからも地域密着の「診断の目」を光らせていきたいと思っています。
地域コラム:松本・塩尻エリア特有の「屋根の悩み」解決帖
諏訪湖周辺から松本・塩尻エリアにかけては、冬の寒さと強風が屋根材に大きな負担をかけます。
モニエル瓦のように水分を含みやすい素材は、このエリアでは特に「凍害」の被害が出やすく、早めの診断が被害を最小限に抑えるコツです。
地元の私たちは、どの方向から風が吹き、どの場所に雪が溜まりやすいかという「地域のクセ」を知り尽くしています。
お家一軒一軒に合わせた、この土地ならではのメンテナンス方法を、これからも発信し続けていきます。
屋根から破片が落ちてくるのは、お家が必死に出している「助けて」のサインです。
その正体が製造終了したモニエル瓦であっても、私たちが培ってきた技術と知識があれば、必ず最適な解決策を見つけることができます。
「うちの屋根も似ているかも……」と少しでも不安を感じたら、まずは私たちの無料診断で、お家の健康状態を確認してみませんか?
諏訪市の皆様の暮らしが、再び安心で包まれるよう、心を込めて調査させていただきます。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします
この記事を書いた加盟店
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E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
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