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熊本市東区で熱割れした天窓に板金塞ぎ工事・飛来物で割れたテラス平板屋根の張り替え工事
熊本市東区 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
熊本市東区のK様より「天窓のガラスにヒビが入っている」とご相談いただきました。
現地調査を行うと、ペアガラスの内側だけがひび割れしており、何かが当たって割れたのではなく、「熱割れ」というガラスの熱収縮の差が原因で割れたと見られました。
K様は他社で交換工事のお見積りをされていましたが、当店のホームページで天窓塞ぎ工事の施工事例をご覧いただき、交換以外にも工事方法がある事を知ってご相談くださったようです。
当店では天窓の交換以外にも、撤去・板金塞ぎ・簡易補修など様々な工事方法をご提案しております。
K様は天窓の交換と板金塞ぎをご検討されていた為、2通りの工事見積りを提出し、費用が比較できるようにしました。
また、1階のテラス屋根も飛来物で割れており、火災保険を使った工事をご検討されていた為、テラス屋根の張り替え工事も別でお見積りを提出しました。
K様からは「天窓の板金塞ぎ」と「テラス屋根張り替え」のご依頼をいただき、工事を行う事になりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:2日(天窓工事1日、テラス工事1日)
- 築年数:23年
- 使用材料:【天窓工事】スタイロフォーム(断熱材)50mm×2枚、コンパネ、木下地、防水ブチルテープ、ルーフィング、ガルバリウム加工板金、ポリ合板
【テラス工事】ポリカ平板895mmx2130mm(クリアマットミスト調)5枚
K様の天窓を確認すると、ペアガラスの内側、網入りガラスのみひび割れしており、熱割れ現象で割れたと考えられました。
何かが当たって割れると、蜘蛛の巣のような放射線状に割れが入りますが、今回の割れ方はサッシから一本ひびが入っています。
こういった症状はガラスの熱収縮の差が原因で割れる「熱割れ現象」の割れ方です。
K様は当店のホームページをご覧いただき、「天窓の交換」または「天窓を板金で塞ぐ」工事のどちらかを検討されていましたが、今回は天窓を板金で塞ぐ工事を行う事になりました。
▶詳しい被害の様子や熱割れ現象の解説はこちら
まずはガラスが割れた天窓を枠ごと撤去し、木下地を組みました。
この木下地は次の工程で断熱材を取り付ける下地となります。
木下地に断熱材を取り付けていきます。
天窓を撤去した所に直接板金を取り付けると、外気温の影響を大きく受けてしまう為、断熱材で屋根の断熱を行う必要があります。
今回使用した断熱材は「スタイロフォーム」という商品で、グラスウールのように形が崩れて隙間ができる事がなく、水にも強く、耐久性も高いメリットがあります。
50㎜厚のスタイロフォームを2枚取り付け、計100㎜の厚みになるように施工し、窓枠のサイズにピッタリ合うように取り付けました。
▶屋根断熱について詳しくはこちら
「コンパネ」と呼ばれる合板でトップライトを塞ぎます。
コンパネとは「コンクリートパネル」の略で、コンクリート型枠用の合板です。
厚みが12㎜あり、耐水性・強度もある程度ある為、コンクリート型枠以外にも使用される事が多い建材です。
コンパネ専用のビスを使い、枠にしっかり取り付けました。
コンパネ全面を覆うように、ルーフィング(防水紙)を貼ります。
板金だけでは隙間から雨水が入る可能性がありますが、ルーフィングがある事で室内に雨水が入らないようになります。
両面接着のブチルテープでルーフィングを接着して取り付けます。
▶防水紙の重要性
予め加工していた板金を取り付け、天窓を塞ぎました。
板金はビス留めで固定していますが、ビス頭にはシーリングを打って隙間から雨水が入らないようにしておきました。
天窓は特に雨漏りの原因になりやすい所ですので、こういった所の雨仕舞はきちんとしておかなければいけません。
室内側にはスタイロフォームが見える状態になっている為、ポリ合板を取り付け、天井の色と馴染むように仕上げました。
こちらのお部屋は天窓を塞ぐ事で採光はできなくなりますが、照明があるので問題ないという事でした。
K様はひび割れした天窓に、交換か板金塞ぎで工事を検討されていました。
今回は費用を比較できるよう2通りのお見積りを提出し、板金塞ぎをご依頼いただき、仕上がりにもご満足いただけました。
板金で塞ぐ工事は天窓としての機能はなくなってしまいますが、交換工事よりも費用を抑えられるメリットがあります。
▶天窓の交換、メンテナンスで雨漏りなどのお困り事を全て解決致します!
K様より「テラスの屋根も割れているので一緒に工事見積りを出してほしい」とご相談いただきました。
確認すると、テラス屋根は飛来物が当たって割れたと考えられました。
飛来物で割れた場合、火災保険(風災特約)の補償対象となる為、K様も保険を使って工事をご希望されていました。
今回はテラス屋根の全面張り替え工事をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
まずは割れている既存の平板屋根を撤去しました。
こういった平板パネルは場所ごとに分けて張っている為、部分的な張り替えもできます。
しかし、今回は全面的に張り替えを行う為、5枚全ての平板を撤去しました。
▶【参考】平板屋根の部分的な張り替えを行った現場
平板パネルを外したフレームには、ゴミや汚れが溜まっている事が分かります。
特に雨水の排水経路となる溝部分には、長年の落ち葉や泥汚れが溜まっている為、新しい平板に張り替える前に清掃を行います。
フレームは全体的に水拭きを行い、長年の汚れを取り除きました。
こういった所は普段掃除する事も少ないですし、外に面している分、清掃してもすぐに土埃や汚れが付いてしまいますよね。
水拭きする事で細かい汚れも取れ、とても綺麗になりました!
溝に溜まっていた落ち葉や泥はハケで取り除いて清掃しました。
溝部分に落ち葉や泥が溜まっていると、排水口が詰まって水があふれる事もある為、詰まり予防の為にも清掃が必要です。
最後に水を流して適切に排水できるか確認しておきました。
綺麗になったフレームに、新しいポリカ平板を取り付けました。
今回使用したのはポリカ(ポリカーボネート)という素材の平板です。
ポリカには紫外線カット機能があり、紫外線による洗濯物の傷みも軽減できます。
また、耐衝撃性・対候性・耐熱性・耐寒性も高い為、テラスやベランダにはピッタリの素材です。
すりガラスのような質感のミスト調クリアマットというカラーを使用しました。
既存の平板屋根には割れが起きていた為、全面的に新しい平板屋根に張り替えを行いました。
フレームの清掃も行った為、全体的に綺麗に仕上がり、K様にもお喜びいただけました!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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