大阪市北区 今にも落ちそうな危険な瓦…和風住宅の一文字瓦が割れた原因は？
更新日：2024年2月1日
すでに瓦が割れ、断面が鋭利になった瓦の破片が今にも落ちてきそうです…。
現状、屋根先に設置されている一文字瓦※が割れている状態です。
直線にそろえるにも微妙な調整が必要になり、高い技術が必要な瓦になります。
※一文字瓦…軒先の垂れ下端が直線になっている瓦。高級感のあるグレードの高い瓦だが、瓦職人の技量が試される瓦でもある。
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剥がれた板金が一文字瓦に落ち、割れてしまったとのこと。
アーケード端部の板金は、小波スレートに釘留めされているだけです。
現状20年程は改修されていないとのことで、固定釘の錆びで固定力を失った板金が飛散したと考えられます。
他にも何箇所か板金が飛散した形跡があり、釘も固定力を失っている箇所が多くあります。
瓦割れの被害、商店街中になるため人に当たるとなど考えると板金も新たに固定し直す必要があります。
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瓦落下による被害を未然に防ぐため、割れた瓦の破片は撤去させていただきました。
同時に寸法を測らせていただいてます。
土がない状態になっているため、上の一部瓦を撤去させていただきました。
なんばん漆喰を敷き詰めステンレスの釘で固定し、瓦差し替え工事のご提案をいたしました。
※既存の瓦にペンキが施されているため、色自体は既存のものとでは変わってきます。
不安定になった瓦は強風や地震などが引き金となり、落下・飛散・崩壊の恐れがあります…。
深刻な被害を未然に防ぐためにも、不安定になった古い瓦屋根は定期的にメンテナンスされることをお勧めしております！
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