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堺市東区より台風で笠木が飛散し雨漏りも発生している住宅点検|1階・2階の雨漏りはドレン口の施工不良
更新日:2024年1月11日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は、
堺市東区にて台風でベランダの笠木が飛散や雨漏りが発生している住宅点検をご紹介します。
笠木は部分的に飛散し木下地も腐食していました。
1階,2階の天井に雨漏りが発生していたのは、ドレン口に問題がありました。
笠木や防水に不具合が発生すると、軒天や室内に雨漏りを引き起す要因になりますのでメンテナンスが重要になってきます。
▶メールでのお問い合わせ(24時間受付中)
こちらが住宅点検を行う住宅になります。
ベランダの笠木や床から、雨漏りが起ってしまうケースは当店でも多くご相談を頂きます。
詳しく現状を見て行きたいと思います。
▶雨漏りでお困りの方へ
1階玄関や2階室内の天井に雨漏りが発生し、雨染みが見られました。
クロスには、下地に接着剤を貼付けて設置されています。
こちらの様に
クロスが水分を含むと、接着剤の粘着力が弱くなり浮きや一部が捲れたりする症状が起ります。
雨漏りは屋根・外壁などの破損部や、小さなひび割れなどの隙間から雨水が浸入し雨漏りが発生します。しかし、建物の外側から侵入した雨水は必ず真下に流れるとは限りません。
今回は、ベランダに台風被害が発生しているので、ベランダが怪しいかもしれません。
ベランダの笠木(かさぎ)とは
ベランダの笠木は、ベランダ外部に取付けられている部材です。
形は様々で、板金が被さっているシンプルなものから、手すりの様な形になっているものがあります。
笠木の役割は主に『防水』と『美観』です。笠木がある事で、雨水が外壁の中に入らない様になっています。また、外壁の納まりもキレイになり、見た目もスッキリさせる事が可能です。
一番端に取付けられていた笠木が台風で飛散していました。
笠木を固定している
ビスが緩み浮いていた所に、台風の暴風が吹付けた事で飛散したと思われます。
内部に雨水が直接当たり部材を傷めてしまうので、早急に補修が必要です。
真上からビス(釘)で留められている笠木は、雨水がビス(釘)を伝って内部に入りやすいので雨漏りがしやすくなります。ビス(釘)は防水シートを突き抜けて止められている為、内部の木材に雨水が染み込み腐食に繋がってしまいます。
▶意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り
飛散していない笠木内部の木下地には、水が廻り腐食していました。
笠木を固定しているビスが緩み笠木が浮いてしまう事で、台風時の下から吹き上げてくる雨水が内部に浸水してしまいます。
笠木は水平に近い為、内部に入った雨水はなかなか排出されません。その為、木下地の腐朽が発生します。
笠木同士や外壁・腰壁との接合部分に打っている、シーリングが切れていました。ベランダの笠木は、『笠木同士の繋ぎ目』『外壁との接合部分』などの建材同士の継ぎ目が多く存在します。
隙間を埋めるシーリングは、紫外線や雨によって劣化します。その隙間の内部に水が入り込む事で、雨漏りに繋がります。
シーリングは笠木で最も劣化が早い部分の為、定期的なメンテナンスが必要です。
当店で行った笠木のコーキング工事▶堺市北区で劣化したベランンダ笠木コーキング打ち直し補修で雨漏り予防
こちらのベランダは
『FRP防水』が施されていました。
FRP防水
ガラス繊維のシートと、樹脂を主原料とする液状を重ね合せ防水層をつくる工法です。
丈夫で耐久性があり、継ぎ目のないシームレスなつくりの為、防水性に優れています。しかし、紫外線に弱いと言うデメリットがあるので、施工後はトップコートで保護しなければなりません。
ドレン周辺の床には黒ずみがあり、ドレンには泥が蓄積していました。ベランダ床の黒ずみは、適切に雨水が排水されず水溜りができている事が予想されます。ベランダの排水口へ流れた雨水は、近くを通る雨樋に合流します。ドレン周りの泥が雨樋に流れると内部で詰まって雨水が逆流し、酷い場合はベランンダ床に雨水が溜まりプールのようになってしまいます。
ベランダ床にひび割れなどがあれば、そこから内部に水が廻り軒天や階下の室内へ雨漏りが発生する原因になります。
当店で行ったベランダの現地調査▶堺市中区で室内に雨漏りが起った現地調査|ベランダ・ドレンの排水不良が雨漏りの原因でベランダ防水をご提案
室内に雨漏りを引き起した原因はドレン口の施工不良でした!
ドレンの落ち口を確認すると、防水層と下地本体との間に隙間ができ施工不良が見られました。他にも、サビやひび割れなども起こっていました。
防水層と下地本体に隙間があれば、ドレン口に流れた大量の雨水が壁や柱を伝って階下に流れ出します。その雨水が時間をかけて2階室内や1階玄関に流れつき、
今回の雨漏りを発生させたと思われます。
雨水が最も集中する場所でもあるドレン口には、改修用ドレン・リードレンを取付て排水システムを改善する必要があります。
水分を多く含んだドレン周辺のベランダ床は、たわみが起こっていました。
軽く床に触れると、ベコベコと柔らかくなっている状態でした。下地の木材がかなり腐朽していると思われます。
雨漏りの解消や、建物の耐久性を高める為に、ベランダ防水を行う前に木下地を張替えて、ベランダ防水を行う事をオススメします。
堺市東区で、笠木の飛散や雨漏りが発した住宅点検が全て完了しました。
笠木やドレン口内部に雨水が廻り、木下地が腐食していました。お客様に現状をご説明し、下記の工事をご提案しました。
| 不具合箇所 | ご提案内容 |
 | 笠木の飛散 | 木下地と笠木板金の交換 |
 | ドレン口の施工不良 | 改修ドレン・リードレンの取付 |
 | ベランダ床のたわみ | 木下地を交換後➙FRP防水 |
ベランダは、防水層や建材の接合部分が多く、軒天や階下への雨漏りが発生しやすい場所になります。
ベランダ床にひび割れや、雨水を流すドレン周りの黒ずみなどの症状があれば、内部に雨水を浸水させ建物の耐久性を低下させてしまう危険性があります。
『メンテナンスを行った事がない』『ベランダの床に水が溜まっている』とベランダに不安があれば、お気軽にご相談下さいね。
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