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茨城町で棟瓦漆喰部にコーキング!?間違った施工で雨漏りは防げません
更新日:2024年1月5日
こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、茨城町で行った雨漏りの無料調査の様子をご紹介します。
屋根の雨漏りの原因は様々ですが、間違った施工により雨漏りとなることが意外と多いんです。
そこで、間違った施工に多い、屋根のすき間を埋めるコーキングにスポットライトを当ててお話しします。ぜひ、お住まいのメンテナンスにご参考ください( ^ω^ )
依頼主様より、再発した雨漏り修理についてご相談いただき、無料調査にお伺いしました。
お住まいは、瓦屋根の平屋です。
お話を伺うと、数年前に雨漏りした時に地元の大工さん?に修理を依頼したとのことでした。今までは雨漏りが止まっていたものの、再発してお困りです(>_<)
到着すると、早速天井裏を確認しました。
大棟から三つ又部にかけて、雨漏りによるシミが確認できます(//∇//)
屋内調査で、おおよその原因箇所がわかったので、次は屋根に登って調査です。
調査当日は雨模様でしたが、平屋住宅なので隅棟につかまりながら慎重に登りました^^
こちらが、三方の棟をつなぐ三つ又部で、四方に屋根が広がる寄棟屋根の特徴的な構造です。
棟瓦は、屋根面と屋根面の継ぎ目を覆う役割があり、『棟の不具合が雨漏りを助長』します。特に、棟瓦が集まる三つ又部は、もっとも雨漏りのウイークポイント・・・
伝統的な台土を基礎として棟瓦と熨斗瓦(のしがわら)を積み重ねた棟と異なり、今回の現場の棟は一段積みで、なんばん漆喰で棟の基礎を形成している仕様でした。
しかし、違和感が???
実は、棟の下部側面にコーキングがびっしり塗られていました><
棟瓦の内側を確認すると・・・
棟の基礎の漆喰が崩れたのが雨漏りの原因だと判断されたのか、漆喰を保護するようにコーキングが充填されていました。
確かにコーキングは、一般的に防水対策として、穴やすき間を塞ぐために使用されているものの、棟の漆喰部へのコーキングは間違った施工方法といえます( ; ; )
意外と知られていないのが、漆喰には通気性があり、高湿の時は湿気を吸収し、乾燥時は湿気を吐き出していることです。
一方、コーキングは接着力があるものの、樹脂で出来ていて湿気をコントロールする性質は持っていません。
つまり、側面の防水はできても、内部に籠った湿気を排出できないので、棟の基礎のなんばん漆喰が湿気でボロボロそして粉々に・・・
その結果、粉々になったなんばん漆喰が、コーキングを剥がして外に流れ出してしまいます(◞‿◟)
屋根の仕組みを心得ている業者であれば、まず棟にコーキングは使用しません。
無料調査の結果、棟の基礎の漆喰が崩れているので漆喰の取り直しは必須で、同時に棟の下に新しい防水紙を敷設して雨漏りを防ぐ必要もあると判断しました。
おしまいに、屋根への誤ったコーキングについて注意喚起を・・・
瓦屋根の間違った施工例として、行き過ぎたラバーロック工法を良く見かけます。
ラバーロック工法は、地震や強風対策として屋根瓦どうしをコーキングで固定する方法です。
コーキングするだけの簡単な地震対策なので、飛込み業者が声を掛けて、その誘いに乗ってしまう方も多いんです。
とはいえ・・・屋根瓦のすき間というすき間をコーキングで埋めるなど、間違った施工を行う業者も多く、雨漏りにつながった例も多数あります。
『ラバーロック工法』をすすめられたら、「そもそも必要なのか?」「その業者は信頼できるのか?」など、施工に際し慎重に判断しましょう^^
スレート屋根や金属屋根で、屋根材どうしのすき間をコーキングしてしまう間違った施工事例もよくお見かけします。
屋根材は、湿気や水分を外に逃すためにワザとすき間があいているのに、雨漏り対策としてコーキングしてしまうんです。
間違った施工については、こちらの記事もご覧くださいm(_ _)m
今回の、雨漏りの無料調査はいかがでしたか?
屋根の修理は、コーキングですき間を埋めるなど間違った施工をしてしまうと屋根が直らないどころか、さらにダメージを与えることがわかりました。
やはり屋根修理は、屋根を熟知した業者が、正しく行ってこそです。
街の屋根やさん水戸店は、瓦屋根をはじめスレート屋根、金属屋根など様々な屋根の修理を手掛けるとともに、厚いご信頼も頂戴してきました。ぜひ屋根のことは屋根のプロにお任せください。
街の屋根やさん水戸店で再調査!施工ミス事例をご紹介
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