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松本塩尻の屋根工事|屋根材とその劣化症状別屋根工事方法をご紹介
更新日:2023年12月2日
いつも街の屋根やさん松本諏訪平店のブログをご覧いただきありがとうございます。
突然ですが屋根工事と聞いて皆さんはどんな工事を思い浮かべますか?塗装だったり葺き替え工事だったりイメージは様々だと思います。私たち街の屋根やさん松本諏訪平店は屋根の様々な劣化症状によって適切な工事内容をご提案しています。今回はこんな劣化症状ならこの工事がお勧めというお話をします。
屋根工事は大きく①塗装工事・②重ね葺き工事(カバー工法)・③葺き替え工事・④棟板金交換工事・⑤防水工事などがあります。また、部分的な工事として瓦屋根の漆喰補修や雪止め設置などがあります。
こんな症状にはこの工事①塗装工事
◆塗装工事
対象の屋根:著しくサビていない金属系の屋根
塗膜の剥がれがない金属系の屋根
割れや凍害がない
比較的状態のいいアスベストが含まれていないスレート屋根
トタンやガルバリウムの金属系の屋根で少々のサビならサビを落としてさび止め効果のある下塗りをすれば塗装できます。ただし、古い塗膜の剥がれが顕著だったり、何回も重ね塗りしている屋根は塗装できない場合があります。
スレート(カラーベスト・コロニアルも同じ)屋根は注意が必要で、アスベストが入っている可能性の有無で塗装の可否が決まります。築年数から屋根材2004年以前か以後かでアスベスト含有の可能性を判断します。2004年以前の場合、アスベストが入っている可能性があるので検査が必要です。アスベスト含有の可能性が高いと塗装は事実上不可となります。アスベストの含有が否定された場合のみ塗装可能となります。ただし劣化症状が塗装に不向きの場合は塗装できません。
こんな症状にはこの工事②重ね葺き(カバー工法)工事
◆重ね葺き(カバー工法)工事
対象の屋根:トタンなどの金属系の屋根、スレート系の屋根で塗装には向かない劣化の激しい屋根
塗装不可という判断をした屋根は重ね葺き(カバー工法)をお勧めしています。古い屋根は棟を除いてそのままの状態で上から新しい屋根をかぶせる工法です。余計な廃材が出ない環境にやさしい工事方法です。屋根の形状によってやり方は多少変わりますが、古い屋根の上にまずルーフィング(防水シート)を敷き、その上に新しい屋根材をかぶせます。
こんな症状ならこの工事③葺き替え工事 ◆葺き替え工事
対象屋根:劣化したセメント瓦、和瓦などの瓦系の屋根
瓦系の屋根が劣化してしまった場合、セメント瓦は塗装できる場合もありますが、和瓦などの釉薬瓦は塗装できません。金属屋根やスレート屋根に比べて耐久性が高いのでメンテナンス周期は長いのですが、工事が必要な場合は葺き替え工事となります。瓦系の屋根は元々重いので軽量の金属屋根などに葺き替えることで耐震性が上がります。金属屋根は瓦の10分の1ほどの重量です。古い瓦は撤去し、12mm厚のベニヤ(野地板)、ルーフィング(防水シート)、新しい屋根材の順にかぶせていきます。
こんな症状ならこの工事④棟板金交換工事 ◆棟板金交換工事
対象屋根:棟の板金及び下地が劣化して外れかかっている棟
屋根の勾配の方向が違う屋根がぶつかる部分を棟(むね)といいます。スレート系屋根、金属系屋根はここに貫(ヌキ)という角材を下地にして板金でカバーされています。角材に棟板金をくぎで止めている場合が多いのですが、角材が木製なので腐食がおきます。ヌキが腐食すると釘が効かなくなり板金が外れてしまいます。台風などの強風とタイミングがあってしまうと棟板金が飛ばされたりするので、
そうなる前に交換が必要です。
こんな症状ならこの工事⑤防水工事
◆防水工事
屋根の場合は平らな屋根の陸屋根(りくやね・ろくやね)、屋上、バルコニーは水はけがよくないので防水処理が施されています。防水の種類も様々でウレタン防水、FRP防水、シート防水、アスファルト防水があります。いずれもひび割れや亀裂、しわがよってきたなどのの防水面の劣化、屋上やバルコニー下の雨漏りなどが現れたらメンテナンスが必要です。防水の種類によって工事方法も様々なのでお問い合わせください。
※上の写真はFRP防水のやり直しです。
屋根は風雨から私たちの生活を日々守ってくれています。定期的な点検、定期的なメンテナンスをしてあげることで長持ちもしますし、見た目もよくなります。街の屋根やさん松本諏訪平店では無料点検無料見積りをしております。ぜひ一度お問い合わせください。
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