上伊那郡辰野町で行った屋根塗装の様子をご紹介します。
以前からお付き合いのあるお客様で、水回り工事や内装工をさせていただいていました。ガルバリウム鋼板の屋根で塗装の時期ということでご依頼いただきましたが、懸念は使用しなくなった太陽光温水器が乗っているという点でした。ただ弊社では同様の太陽光温水器を撤去しての屋根工事は何件も手掛けているので問題ありません。温水器を撤去して塗装可能です。こちらの屋根を高耐久のシリコン樹脂塗料を塗装しました。

街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフが屋根の状態、屋根材に応じて適切なメンテナンス方法をご提案します。屋根にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック！フォームからメールでお気軽にどうぞ。

足場をかけて、まずは使用しなくなった太陽光温水器を撤去します。使用しなくなってしばらくたっていたので水は入っていなかったのですが、温水器自体重量があるので人数をかけて撤去、搬出しました。温水器で隠れていた屋根面は塗膜の劣化はなかったのですが、温水器からの水でサビが見られました。ケレンという作業でサビを落としてから塗装します。

高圧洗浄で屋根面の汚れなどを洗浄した後、塗装作業に入ります。金属屋根塗装は通常下塗り、中無理、上塗りの3回塗りで仕上げます。最初の塗装の下塗りの様子です。
下塗りにはさび止め効果があり、屋根面と塗料の密着を高める下塗り材を使用します。今回は関西ペイントのさび止め下塗り塗料、スーパーザウルスⅡを使用しました。この塗料を塗り残しなく塗っていきます。

次に中塗りの工程です。中塗りと次の上塗りは同じ塗料を使用します。使用した塗料は同じく関西ペイントのスーパーシリコンルーフ2液型です。シリコン樹脂塗料で、主剤に硬化剤を混ぜて使用する2液型の塗料です。硬化剤を混ぜることで塗膜表面が固くなり、冬場積もった雪が氷の塊となって滑り落ちる長野県のような寒冷地に適した塗料です。硬化剤の混合比は　主剤14：硬化剤１.8　ややこしい混合比ですがきちんと測って正しい混合比で作らないと性能が発揮できません。こういう細かいところを正確にすることで仕上がりがきれいで、期待できる対候性も維持できます。
最初の2枚の写真はダメ込みと言って、ローラーでは届かない細かいところを刷毛で塗ったところです。屋根材の重なり部分や、棟板金との取り合い、雪止めアングルなどを刷毛で塗っています。そのあと平滑な面をローラーで塗っていきます。ダメ込みは下塗り、中塗り、上塗りすべての工程で行います。

最後に上塗りをして工事終了です。中塗りでもきれいに見えるのですが、上塗りをすることによって色が落ち着き、ツヤが出てきます。中塗りだけだとよく見ると下塗りの赤さび色が透けて見えるところがあります。こういったところを上塗りをすることによって透をなくしてさらにきれいな仕上がりになります。あまりよくない業者だと2回しか塗っていないのに3回塗りの料金を請求することがあります。ご注意ください・

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