西宮市で4階建てビルの屋上点検！防水工事の必要性をチェック
更新日：2024年3月28日
築年数40年以上の4階建てRC造なのですが、長年屋上の防水工事などを行っておらず、状態が不安なようです。
現在、雨漏りしているわけではないのですが、防水工事の必要性があるのか点検してほしいということで街の屋根やさん神戸西店へご相談を頂いております！
ビルやマンションの屋上には様々な防水が施されており、それぞれ特徴や耐用年数が異なるので、簡単にご紹介しておきますね！
１.ウレタン防水
【特徴】 ウレタン樹脂を使用した液状の防水材。施工後に硬化し、屋上やバルコニーなどの多くの場所に適しています。柔軟性が高いため、微細なひび割れにも対応できます
【耐用年数】約10-15年
2. シート防水
【特徴】 防水性の高いシートを貼り付ける方法。接着剤や機械的な固定で取り付けます。一枚ごとのシートが大きいため、広範囲の施工が迅速にできます
【耐用年数】約20-25年
3. FRP防水
【特徴】ガラス繊維や不織布を使用し、それに樹脂を含浸させて固化させる方法。強度が高く、特に重たい機器や設備を設置する場所に適しています
【耐用年数】約20-25年
4. アスファルト防水
【特徴】アスファルトを熱して液状にし、施工する方法。耐久性とコストパフォーマンスが高く、特に大規模な施設に適しています
【耐用年数】約10-15年
当然、いつものように梯子で屋上に昇ることは出来ないのですが、屋上に上がるための点検口が備わっていましたので問題なく上がることが出来ました(^_^)/
稀に、点検口がないビルもあるのですが、その場合は昇降用に足場を組んで点検を行います。
この場合も費用は掛かりませんのでご安心ください！
長年、メンテナンスを行っていなかったせいで防水層の表面に剥がれが多く発生していますね。
これだけ剥がれているにも関わらず雨漏りしていないということは、ベースとなっているFRP防水の効力がまだ残っているということです！
しかし、表面に塗られているトップコートが剥がれていると、ひび割れなどの原因となり最終的には雨漏りに発展するので、メンテナンスは必要になりますよ。
これは、雨が降ると間違いなく建物内部に漏水するので、室内には漏れていないだけで既に雨漏りは発生していると考えたほうが良いでしょうね。
この状態ですと部分的な防水工事は難しいので、全体的な防水工事が必要になりそうですよ。
排水ドレンに詰まりが発生してしまうと、屋上がプールの様になってしまい雨漏りするケースが多いです(>_<)
安全に屋上へ昇れる環境であるのであれば、定期的な清掃を行ってくださいね。
もし無理な場合は私たち専門業者へお任せください！
屋上のパラペット（低い壁）内部に雨が入らないようにするための傘の役割なのですが、経年劣化でひび割れが発生している状態でした(>_<)
これも雨漏り原因となるため、防水工事を行う際に防水する必要性がありますね。
「塩ビシート防水機械固定工法」ですね！
既存の防水層の上に絶縁シートと呼ばれるものを敷いて、その上に塩ビシートを癒着するための塩ビ鋼板を取り付けます。
その上から塩ビシート防水を貼り下地材と防水材との間に空気層を設け、ひび割れや膨れを解消できる防水工事ですね。
この記事の最後に事例を貼り付けておきますので、是非参考にしてください！
最後までご覧いただき、ありがとうございました！
それではまた、次のブログでお会いしましょう(^^)/
街の屋根やさん神戸西店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。
今日も１日お疲れ様でした！！
この記事を書いた加盟店
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