ホーム > 上益城郡益城町で土葺き瓦屋根の葺き替え工事で瓦の解体と葺き土…

上益城郡益城町で土葺き瓦屋根の葺き替え工事で瓦の解体と葺き土の撤去|大量の瓦と葺き土を撤去すると屋根の軽量化になります
更新日:2023年10月23日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は
上益城郡益城町で瓦屋根の葺き替え工事で、瓦の解体と葺き土の撤去を行った工程をご紹介します。
土葺き瓦屋根は瓦の重みだけでなく、大量の葺き土で屋根の重量がかなり重くなっています。
土葺きの瓦屋根は屋根が重く耐震性も良くありませんが、葺き替え工事を行う事で屋根が軽量化されて建物の耐震性が向上しますよ。
「うちの瓦屋根は土葺き?」「葺き替えはどのくらい費用がかかる?」など、少しでも気になる事があれば、お気軽にご相談くださいね♪
漆喰の剥がれで現地調査を行った瓦屋根の葺き替え工事
「屋根からポロポロと石のような物が落ちてくる」という事で、前回現地調査を行いました。
屋根から落ちてくる石の正体は劣化して剥がれた漆喰と判明しました。
築45年で土葺き瓦屋根という事もあり、金属屋根へ葺き替え工事を行うようにご提案し、工事のご依頼をいただきました。
屋根の瓦を解体していきます。瓦を剥がしていく工程は通称「メクリ」と呼ばれ、葺き替え工事の中でも最も大変な作業です。
瓦は一枚ずつ剥がし、「左官テッポウ」と呼ばれるバケツのような物に集めて地上へ下ろしました。
土埃も多く発生する為、マスクをして作業します。
瓦1枚の重さは約3kgあり、今回の屋根では瓦を1500枚以上めくらないといけない為、かなりの時間と体力が必要になります。
瓦を剥がすと、瓦を固定していた「葺き土」が出てきます。葺き土は当初湿り気のある粘土状なのですが、年数が経つとカラカラに乾いてしまい、瓦を固定する力が弱くなってしまいます。
葺き土も土嚢袋に詰めて地上へ下ろします。
瓦と葺き土を合わせた重さは、一坪につき約90kgあります。
今回は平均的な約30坪ほどの住宅ですので、瓦と葺き土を合わせると単純計算で9トン以上の重量があります。
それだけの重量が屋根に乗っているという事は、建物にかかる負荷もかなり大きくなり、地震で大きな被害を受ける事も考えられます。
実際、最大震度7を記録した熊本地震でも、全壊した住宅の多くは土葺き瓦屋根でした。
今回の工事では土葺き瓦屋根を撤去し、軽量な金属屋根に葺き替える為、耐震性が向上します!
瓦と葺き土を撤去すると、古い防水紙と下地のバラ板が出てきました。現在の屋根下地は「構造用合板」と呼ばれる板を隙間なく張るのが主流ですが、土葺き瓦屋根は屋根の通気を持たせる為に、このようなサイズがバラバラの板を隙間を開けて取り付けていました。
バラ板は通気性がある反面、耐震性や強度が高くない為、
今回は屋根下地を構造用合板に張り替えます!
▶
野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分、張り替えと増し張りでより強く
瓦と葺き土を撤去した段階で、この日の作業は終了しました。
翌日までに雨が降ってしまうと大変ですので、翌日の作業まではブルーシートを張って雨を防いでおきました。
次回は屋根下地張り、防水紙敷きの工程をご紹介します!
重い土葺き瓦屋根を葺き替えて屋根の軽量化・耐震性向上を行いましょう!
土葺き瓦屋根は瓦と葺き土の重量が非常に大きく、建物の重心が高くなってしまう為、揺れが大きくなり、地震で大きな被害を受けてしまいます。また、現在ある土葺き瓦屋根は少なくとも30年以上経っている為、何らかの問題が起きている事がほとんどです。
土葺き瓦屋根を金属などの軽量な屋根に葺き替える事で、建物にかかる負荷が抑えられ、耐震性が向上します。
街の屋根やさん熊本店では、土葺き瓦屋根の葺き替えも承っておりますので、まずはお気軽にご相談くださいね。
▶
屋根リフォームするなら地震に強い屋根にしてみませんか
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。