こんにちは、街の屋根やさん明石・神戸店です。

神戸市西区伊川谷にお住まいのお客様から、屋根や外壁の点検のご希望いただきました。

すぐに現地に赴き、まずは屋根の状態を調査いたしました。

お客様曰く

「今のところ雨漏りの心配はないし、日常生活には不自由はしていませんが、外観が気になる。」とおっしゃられていました。

特に、外壁の汚れが気になっており、屋根も色褪せて日焼けしている気がするとの事で
塗装にご興味をお持ちになったとのことです。

こちらのお客様はカラーベストの屋根材でした。

「カラーベスト」とは

「カラーベスト」とは、ケイミュー株式会社が製造・販売する「平型化粧スレート」のブランド名であり、
特にスレート屋根材を指します。
豊富なデザインと軽量性が人気であり、現在の一戸建て住宅で最もよく使用される屋根材の一つです。

この製品は、セメントとケイ石を主な原料とし、繊維で補強された後に成型される特殊な屋根材です。
他にも「コロニアル」や「スレート瓦」と呼ばれることもありますが、基本的には同じ種類の製品を指します。
厳密な正式名称は「スレート瓦」ですが、一般的には「カラーベスト」や「コロニアル」といった商品名がよく使われ、
商品名が「スレート瓦」という表現の代わりになっています。

特徴は

カラーベストの特徴としては

●豊富なデザインと色（波型デザインや石材調、レンガ調など多彩な選択肢があり、様々な住宅スタイルに対応可能）

●価格が手ごろ（他の屋根材に比べて経済的で、工事費用を抑えることができる）

●高い耐震性（軽量なため建物への負担が少なく、地震などの揺れに強い）

デメリットは

デメリットとしは

●定期的なメンテナンスが必要（カラーベストの主成分であるセメントは防水性が低いため、塗装によるメンテナンスが必要です。放置すると防水機能が低下し、雨漏りの原因となる可能性があります）

●凍害に弱い（カラーベストの主成分であるセメントは水分を吸収しやすく、凍結によってひびや割れが生じる場合があります。この現象を凍害と呼びます）

屋根の状況を見ていきます。

全体的に白く色褪せていますね。


・色あせの原因

カラーベストは防水機能を持っていないため、塗料を塗ることで雨から住まいを守っています。
しかし、毎日の紫外線によって塗料が劣化し、色あせが発生します。
塗料の劣化はさまざまな不具合を引き起こす可能性があるため、
屋根の色あせを感じたら塗り替えの時期になります。

板金の表面にも劣化が見られ、一部では錆びが始まっていました。
板金は通常「ガルバリウム鋼板」として知られ、
錆びに強い金属素材で製造されています。
※20年以上昔の板金は錆びやすい「トタン」を使っております。
ただし、経年劣化などによって傷が付くと、
錆びが進行する可能性があります。

施主様のご要望や今後の生活スタイル、ご予算などを丁寧にお伺いし、
それに基づいて最適なお見積もりをご提案させていただきます。

お気軽にお問い合わせください

街の屋根やさん明石・神戸店では、現地調査と見積もりを無料で行っています。
もちろん屋根を始め、外壁、防水等も無料点検させて頂いております！！