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熊本市東区でメンテナンス時期を迎えたカラーベスト屋根にTルーフで屋根カバー工事
熊本市東区 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
熊本市東区のY様より、「経年劣化したカラーベスト屋根のメンテナンスについて相談したい」とお問合せいただきました。
Y様邸は築20年で、屋根のカラーベストは色褪せや防水性の低下など、経年劣化の症状が見られました。
カラーベストのメンテナンス方法として、「屋根塗装」または「屋根カバー工事」をご紹介させていただきました。
しかし、カラーベストの寿命が30年程度という事を考えると、今回屋根塗装を行っても、また10年後くらいに屋根のメンテナンスを行う必要があります。
Y様は「できるだけ屋根メンテナンスの頻度を減らしたい」とご希望されていた為、「Tルーフ」という屋根材での屋根カバー工事をご紹介しました。
Tルーフは錆びに強いガルバリウム鋼板を基材としていますが、表面に天然石を吹き付けている為、塗装メンテナンスが不要で劣化もしにくいメンテナンスフリーで高品質な屋根材です。
Y様もぜひTルーフを使いたいとご希望され、今回はTルーフで屋根カバー工事を行う事になりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:約3日
- 築年数:約20年
- 使用材料:太陽印 改質アスファルトルーフィング「レギュラー」、タッカー、Tルーフ「モダンN(ブラウン)」、ステンレスビス、木製貫板、棟包み

カラーベストの表面は色褪せが見られ、塗装が劣化している事が分かります。
塗装の劣化は防水性が低下しているサインです。
カラーベストの表面には塗装が施されており、屋根表面の防水性を保っています。
しかし、年数が経つと塗装も劣化し、防水性が下がってくる為、定期的に塗装メンテナンスを行って防水性を保つ必要があるのです。
▶スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法

棟板金表面も劣化が見られ、錆び始めている所も見られました。棟板金は「ガルバリウム鋼板」と呼ばれる錆びに強い金属素材でできています。
しかし、経年劣化などで傷が付くと、錆びが広がっていきます。
屋根塗装メンテナンスの際に棟板金も塗装する事で、棟板金の錆びを予防する事ができます。
▶
棟板金の交換・修理ガイド【事例・費用】も豊富にご紹介
今回はカラーベストに色褪せが見られるものの、割れや反りはほとんど見られませんでした。
屋根材に割れや反りがなければ、塗装メンテナンスも行う事ができる為、Y様には『塗装メンテナンス』、または『屋根カバー工事』の2通りの工事をご提案させていただきました。
しかし、カラーベストの寿命が30年という事を考えると、屋根塗装を行っても10年後くらいにはまた屋根のメンテナンスが必要になります。
Y様はできるだけメンテナンスの頻度を減らしたいとご希望されていた為、「Tルーフ」という屋根材での屋根カバー工事をおススメさせていただきました。
リクシルが販売している石付き板金屋根材の商品。
錆びに強いガルバリウム鋼板を基材とし、表面に天然石を吹き付けている為、自然な美しさが長続きします。
メリット①軽量である
基材が軽量なガルバリウム鋼板である為、スレート屋根の約3分の1の軽さの屋根材です。
屋根の重量が大きくなると、地震の際に揺れが大きくなり、建物へのダメージも大きくなります。
屋根カバー工事は屋根を重ねる分、既存の屋根よりも少し重くなる為、できるだけ軽量な屋根材を使用する事が大切です。
メリット②耐久性が高くメンテナンスフリー
基材には長期耐食性に優れているガルバリウム鋼板を使用し、表面には天然石を吹き付けている為、塗り替えが不要なメンテナンスフリーの屋根材です。
美観保証(著しい変色や褪色、および著しい天然石粒の剥落がない事を保証)10年、基材保証(屋根材の基材に腐食による穴あき、亀裂が発生しない事を保証)30年のメーカー保証があります。
高品質な屋根材である為、初期費用は通常のガルバリウム屋根よりも高額ですが、長期的に見るとメンテナンス費用がかからず、コストパフォーマンスの良い屋根材と言えます。
メリット③耐風性・防水性が高い
Tルーフは上下の屋根材をしっかり連結し、屋根面全体を一体化させる「インターロッキング工法」で施工する為、強風でも浮いたり剥がれず、台風にも強くなります。
また、屋根材を留めた上から更に上部の屋根材を被せ、直接雨水がかかるのを防ぐ為、雨による劣化も少なく、防水性も高い特徴があります。
Tルーフでの屋根カバー工事をご依頼をいただきました!
屋根カバー工事では、まずは既存の棟板金を撤去し、ルーフィング(防水紙)を張ってから屋根材を葺いていきます。
既存の棟板金を取り外すと、棟板金の下地材である貫板が現れましたが、水分の侵入や経年で劣化している事が分かります。
貫板が劣化すると、棟板金がしっかり固定できず、台風で棟板金が飛散する可能性もあります。
▶【参考】熊本市中央区で貫板が劣化して棟板金が飛散した現場
劣化した貫板も撤去し、木くずなどの細かいゴミも清掃しておきました。
屋根に改質アスファルトルーフィングを敷いていきます

棟板金と貫板を撤去したカラーベスト屋根に、ルーフィングを敷いていきました。
建物内が雨漏りしないように防水しているのは、実は屋根材ではなくルーフィングなのです。
ルーフィングは屋根材を葺いてしまうと見えなくなる為、劣化具合に気付きにくいパーツでもあります。
しかし、ルーフィングが破れてしまえばすぐに雨漏りしてしまう為、できるだけ耐久性・防水性の高い高品質なルーフィングを使用する事をおススメします!
今回は太陽印の改質アスファルトルーフィング「レギュラー」を使用しました。
▶雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
こちらが今回屋根カバー工事で使用するTルーフシリーズの「モダンN」です。
凹凸があり陰影のある仕上がりになります。
モダンNのカラーバリエーションは3種類ありますが、今回はブラウンをお選びいただきました。

軒先から順にTルーフを葺いていきます。
まずは軒先に「スターター」と呼ばれる軒先部材を取り付け、スターターを起点にTルーフを葺いていきます。
Tルーフの固定は、下地への固定だけでなく、上下の屋根材同士のビス留めも行います。
これを「インターロッキング工法」と言い、耐風性の高い屋根を作りあげる事ができるのです。

Tルーフは専用工具でカットを行う事もできます。
隅棟はTルーフを斜めにカットし、形に合わせて施工しました。
真っすぐ平行に取り付けられるよう、炭出しを行いながら取り付けていきます。

経年劣化していたカラーベスト屋根に、Tルーフでの屋根カバー工事が完了しました!
Tルーフは天然石を吹き付けた鋼板屋根である為、金属屋根の軽さはありつつ、自然で高級感のある仕上がりになります。
また、メンテナンスが不要な屋根材で、耐久性も高い為、コストパフォーマンスも良くおススメの屋根材です!
▶高耐久・塗装不要の「ジンカリウム鋼板屋根材」で屋根リフォーム
Tルーフと同様の鋼板屋根に石粒を吹き付けた屋根材として、「ディーズルーフィング」という商品もあります。
▶【参考】自然石粒の高級感漂う金属屋根材ディーズルーフィング
当店では石粒吹き付けの鋼板屋根の工事も承っておりますので、少しでも気になった方はぜひお問合せくださいね♪
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電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8

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