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茨城町の築40年のセメント瓦は屋根塗装可能?屋根業者はここを見ます
更新日:2023年9月12日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、茨城町で行ったセメント瓦屋根の調査の様子をお届けいたします。
茨城町の住宅は平屋で、築40年ほど経過しているそうです。
雨漏りなどはありませんが、そろそろ外壁と一緒に屋根の塗装も…とお考えになり、いろいろ検索された中で当店の記事を見つけていただいたことが、ご依頼のきっかけとなりました(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
今回は、「屋根塗装は可能でしょうか?他に対処法はありますか?」というご相談内容です。
当店のブログにも度々記載していますが、ただ塗るだけが「屋根塗装」ではありません。
屋根材や下地の状態を調べた上で、塗装がメンテンス方法として最適か否かを判断しています(*'-')ゞ
セメント瓦の寿命は、条件のよい環境下でも40年程度です。
通常の耐用年数を超えたこちらの住宅は、果たして塗装が相応なのでしょうか?
セメント瓦は定期的な屋根塗装で、耐久性を延ばすことができる屋根材です。
10年に一度がメンテナンスの目安となりますが、もし塗装を行わないとどうなってしまうのでしょう。
塗膜によって防水性が守られているため、塗装が剥げてしまうと素地が剥き出しになり、水分をどんどん吸い込むようになります。それにより様々な劣化症状を引き起こすだけではなく、最終的に雨漏りにまで発展するリスクがあるのです(>_<。)
お客様宅のセメント瓦は割れなどもなく、一見すると塗り直しでも問題ないような印象です。
もちろん塗装を施せば見た目は綺麗になりますが、それだけで屋根の機能は十分果たせるでしょうか?
塗装のご要望ですので、㎡数を確認するために早速計測!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…
その前に屋根専門の業者は、チェックしなければならない点があります。
セメント瓦系の塗装を相談された際、当店が必ず行うのが屋根材を捲って下地を確認することです。
縦に亀裂が入った防水紙
瓦桟付近が破れそうな状態
屋根材の下には防水紙(ルーフィング)と呼ばれる下葺き材が敷かれています。
二次防水の役目を担っている防水紙に、縦状に深く亀裂が入っています。
少し離れた場所の瓦も外してみると、瓦桟付近の防水紙がかなり擦れて、今にも破れそうになっていました。
瓦の裏側に廻った雨水は、傾斜の低い雨樋方向に流れますが、この瓦桟がせき止める形となり、雨水が滞留してしまうケースが多々あるんです(°-°;)
防水紙は侵入してきた雨水が染み込まないように、屋根材の下全面に敷設されています。
仮に瓦を始めたとした屋根材が破損していたとしても、防水紙に問題がなければ雨漏りは起こりません。目に見えないところで、雨水から屋根を守っているんですね。
40年ほど前の防水紙は、今よりも耐久性があまりよくありません。寿命は長くても20年程度ですので、倍の年数を使用していることになります。
防水紙の劣化が進んだ状況で、塗装前に高圧洗浄をかけたり、暴風を伴う降雨に晒されてしまった時、
破損箇所から漏水が発生する危険性は大いに考えられます。
したがって、今回の屋根では屋根塗装でのメンテナンスは困難です。
幸いにも、現在は雨漏りがない状況なので様子を見ながら所々で対策するか!?思い切って屋根を新調するか!?
お客様に結果をお伝えしてアドバイスし、ご検討いただくこととなりました。
関連記事➤
雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性
塗装工事を行った場合、少なくとも5年以上は何事もなく安心して暮らしたいですよね。
では、この下地の状態で5年は持つのでしょうか?
(´^`).。o「屋根塗装したばかりで雨漏りがしてきた」「せっかく塗り替えたのに意味がなかった」など、とても残念なご相談が年間でも多く寄せられています。
屋根の現状をよく調べずに、安易に塗装を施す業者さんもないとは言い切れません。
屋根の内部がどのようになっているのか、しっかり調査して見極められる業者さんに依頼した方が、後々のリスクを回避できるのではないでしょうか
( 。•̀_•́。)関連記事➤
セメント瓦とモニエル瓦、塗り替えを必要とする瓦の最適なメンテナンス方法
築25年以上経過した屋根の塗装をご検討中の方は、屋根専門店に相談することをお勧めします。
屋根材だけに目が行きがちですが、その下の防水紙や野地板なども見逃してはいけないところです。
何重もの構造でできている屋根、ぜひスペシャリストを揃えた専門業者にご依頼くださいね!
街の屋根やさん水戸店では、茨城町を始め県内全域で無料診断を実施しております。現在は流通していないセメント瓦を含め、様々な屋根材に精通した担当者がお悩みを解決いたしますよ
(*ˊᗜˋ*) ⸝⋆*関連記事➤茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
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