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西宮市より陸屋根が劣化して雨水が入ってしまっている。雨漏れを発生させる前になんとかしてほしい。
更新日:2021年7月7日
【陸屋根は雨漏りしやすいので注意】西宮市にて築年数30年ほど経過している木造住宅にお住いのお客様より、住宅の屋根が陸屋根仕様になっていて、数か月に1度は陸屋根の登って点検をしているのだが、数日前から雨が降ると一部だけすごい音がなるようになった。気になって陸屋根を確認したところ、陸屋根の床の一部が山のようにぷくっと浮いている箇所を発見した。おそらく防水のための塩ビシートのしたに雨水が侵入してしまったためだと思われる。今のところ室内に雨水が侵入した形跡はないが、いつ雨漏れを引き起こしてしまうか心配で仕方がない。一度、点検と状態に合わせた修繕方法を提案してほしい。
【築30年経過している陸屋根の点検】
※陸屋根とは?←クリック
本日は西宮市にて、陸屋根に取付されている塩ビシートの裏に雨水が侵入してしまったお客様宅にお伺いさせて頂いたおります。
早速、現在の陸屋根の劣化状態と雨水が侵入してしまっている箇所の把握と劣化状態を点検していきます。
【塩ビシート劣化は要注意】
こちらが、塩ビシートの裏に雨水が侵入して、塩ビシート自体を山のように膨れ上がらせている箇所になります。
膨れ上がっている近くには雨水を排水する排水口がありました。
塩ビシートの裏に雨水が侵入した原因はおそらく、排水口の奥のどこかが切れたか、割れたかした事によって排水経路に隙間が出来てそこから雨水が侵入したと思われます。
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塩ビシート防水に発生している被害
被害その1 塩ビシート防水表面の変色
30年間、雨水、太陽の紫外線、ほこり、排気ガスを受け続けたことによって、塩ビシートの表面が変色してしまっています。
被害その2 排水口に発生したコケ
陸屋根に降った雨水は排水口を通って、お家の外部に排水されます。
塩ビシートが劣化した事によって表面に不純物が付着して排水口までの傾斜を狂わせていることによって排水口に集まった雨水が綺麗に流されないためにコケを発生させてしまっています。
【陸屋根の点検作業終了】
お客様宅の陸屋根、塩ビシートの点検が終了致しました。
結論からお伝えすると非常に劣化が進んでいました。
今は室内に雨漏れは発生していませんが、いつ雨漏れを発生させてもおかしくない状態になります。
【修繕方法をご提示】
修繕方法としましては2パターンの修繕方法をご提案させて頂きました。
修繕方法その1
既存の塩ビシートの上から新しい塩ビシートを張り合わせる方法
修繕方法その2
既存の塩ビシートを撤去してもともとのコンクリートの上からウレタン塗膜防水(機械固定式)で防水をする方法。
費用として修繕方法の方が高くなっています。
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