鈴鹿市に雨漏り点検のために伺いました。
「笠木」という場所がひどく劣化していました。

外からはあまり見えませんね。

笠木というのは
塀や手すりなどの最上部に被せるものを言います。
これは外の箇所だけではなく、家の中のものも含んでいます。
例えば階段やキッチンにも笠木というのは取り付けられています。

内装に使われているものは主にデザイン性で考えられることが多いかもしれませんが
家の外で用いられる場合は、特に耐久性を上げるために使用されます。

このお宅の笠木はこのような状態です。
広範囲にわたって劣化していますね。

この笠木の劣化は放っておくと非常に危険です。
とはいえ、「別にここが劣化していても、そんな悪影響ないんじゃない？」
と思うかもしれません。

結論、そんなことはありません。

笠木が劣化し、そこから水が入り、ベランダ等から腐食していき、階下の天井に雨染みとして表れる。。
そういったことが起こりえます。

雨漏りは単純に屋根から起こるものではなく、外壁やこういった笠木からも起こりえるのです。
なのでなにか異変があればすぐに点検することをオススメしています。

＜笠木からの雨漏りの危険性について＞
※気になった方は必ず読んでください！

さらにアップの写真です。

笠木の表面もですが、間のシーリング部分も劣化しています。
小さいですがひび割れが見えますね。

部分的な修理というよりも全体的な交換をした方が良さそうです。

まとめ

笠木に劣化のあるお宅にお伺いしました。
雨漏りは屋根からだけではなく、様々な箇所から発生します。
笠木も例外ではありません。
何か少しでも違和感を感じたらすぐ相談してください！
お待ちしております。