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四日市にて完成間近の古民家屋根補修瓦葺き作業第4弾
更新日:2023年5月17日
四日市のみなさまこんにちは、街の屋根やさん四日市店でございます。
こちらは玄関の屋根部分になります
下屋と呼ばれる瓦屋根になります。本日の作業はこちらの瓦屋根の撤去作業から始まりました。
前回の
第1弾現場ブログでも紹介しました、瓦を人伝えに送り、
瓦、
葺き土、
下葺き材(わら・竹)の順番に撤去します。
大量の瓦(約2000枚)どうやって屋根まで揚げるの?
写真の中央に見えますハシゴは、瓦や材料を下から屋根の上に引き上げる装置
(瓦揚げ機)になります。
ハシゴのレールに荷台が取付けてありワイヤーで引き上げるしくみになっています。この装置がなければ2000枚にも及ぶ瓦を屋根まで揚げるのは至難な作業になり時間がかかってしまいます。
瓦揚げ機くんおつかれさまです♡
大量の瓦ってどうやって運ぶの?の疑問に答える画像です。瓦を運ぶ職人さんですが肩にかけている道具は?
天秤棒と呼ばれる
極めて古い時代から全世界に見られる人力運搬用の民具です。昔の人の知恵は凄いと思います。
前回の現場ブログ
第3弾でご紹介した作業、きれいに並べられた瓦桟木の上に瓦を葺いていきます。膨大の数を並べて行きますので作業効率を考えて綺麗に瓦を並べていきます。。
こちらは、瓦を一枚一枚
専用の釘で打ち止めして行く作業になります。
現代では、巨大化する地震や強風などで瓦が飛ばされたり瓦屋根が崩壊したりと様々な自然災害が発生しています。現場ブログ
第一弾でご紹介した様に昔の古民家の
土葺き瓦屋根は、瓦自体は固定されていないのが現状です。そこで、国の対策として令和元年房総半島台風の強風被害による教訓から、瓦固定を義務化されました。改定である令和4年1月1日から
新築時等が対象となっていますが、今回のような古い屋根を新しい瓦屋根に変更する、いわゆる
【瓦屋根葺き替え工事】の際には
改定後の基準を講じるのが望ましいとなっています。
改定後でも、瓦屋根の葺き替えを強制するものではありません!国土交通省の定める【瓦屋根葺き替え工事】は改定後の基準を講じるのが望ましいとされているわけで無理にお金を掛けて、古い瓦屋根を葺き替える強制力はないのですが、恐らく瓦固定強化の改定で、便乗してオーバートークをする業者が出てくるだろうと、私たち業界人として容易に想像がつきます。例えば...
【法改正に基づき、瓦屋根の固定方法を確認しに来た】
【今お住いの瓦屋根は、法改正の固定方法ではないので葺き替えなきゃだめ】
などともっともらしい新聞記事を見せて不安を煽る業者が出てくると思いますので、皆様方どうぞ十分ご注意下さい。
瓦工事を強制する業者の誘惑を受けたら、信頼できる業者(街の屋根やさん四日市店)にご相談下さい!
先程の釘打ちの写真は、金づちで打ち付けていますが、大量の瓦の枚数になるので
専用の工具で次から次と打ち付けます。右の写真は、
専用の釘になります。
瓦屋根の軒先瓦は風の影響を一番受けやすい所です。そのため軒先瓦は、Lクリップと呼ばれる専用の耐風釘で打ち付けていきます。更に2本の専用釘で打ち付けて強化を図っています。
桟瓦・
軒瓦の
瓦葺き作業が完了した写真になります。膨大な数の瓦が、きれいに並んでいるのが心地よいですね!
ここまでの作業で今回は終了となり、次は屋根の一番上の大棟
(冠瓦)の設置
(瓦葺き作業)になります。
現場ブロクは、ここまででの
第4弾で終わりにし、続きは
施工事例に完工の
ブログを挙げたいと思いますので、みなさま乞う
ご期待下さい。
この記事を書いた加盟店
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