カラーベスト屋根の塗装工事

棟板金の劣化にも注意が必要です

塗装工事前の棟板金の交換工事の様子です

棟板金は固定している釘が経年によって浮き上がり隙間からの浸水によって下地を弱くしてしまいます。
ですので下地が劣化していそうな場合は交換が必要です

台風被害で多いのが棟板金の飛散による被害です。

棟をめくると下地の木材が劣化していました。
黒ずんでいるのは雨があたっている箇所です

今回は下地ごと交換するので、この下地（貫板）を撤去します

その後、新しい貫板に交換をします。
新しい貫板には樹脂製の人工木材を使用します。

雨や湿気による腐食がないのでとてもおすすめです

最後に棟板金（棟包み）を取り付けていき工事は完了です。

これで安心して生活が出来ますね

ここからが塗装工事となります。

屋根塗装工事の様子

塗装前の状態です。

まずは屋根の汚れを落とすために高圧洗浄をしていきます
また弱った塗膜も落としていきます。

高圧洗浄をしないまま塗装をすると塗料の早期の剥がれといった不具合が起きてしまいます

次は下塗りをしていきます
下塗りは下地調整の意味合いと上塗り材との密着性を高める意味があります。

上塗りだけでは剥がれの原因となるので、高圧洗浄同様に重要視する必要があります。

次に縁切り処理をしていきます
タスペーサーを使用していきます。
これは屋根材同士の隙間の確保の事で、毛細管現象による雨漏りや不具合を防ぐためにカラーベスト屋根では必ず行います

タスペーサーの取付が終わったら中塗り・上塗りをしていきす。

基本的に中塗りと上塗りは同じ塗料を使用します。
また塗装工事では3回塗りが基本の塗装回数となります

しかし下地の状態によっては下塗りの回数を増やすこともあるので
4回5回塗りとなることもあります。

※最近では2回塗りの仕様の塗料もあるので絶対に3回とは限りませんが
まだまだ3回塗りの仕様が多いので参考程度に覚えていただければと思います

これで塗装工事の完了です

ツヤツヤぴかぴかで綺麗に仕上がりました

屋根は外壁に比べて紫外線や雨風から遮るものが何もありません
ですので外壁よりも耐久性の高いものを使われると良いと思います。

塗料も各種メーカーが数多くの塗料を取り扱っています。

どんな塗料が良いの？

とお悩みであれば一度ご相談ください