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天白区瓦屋根の戸建住宅にて棟積みなおし工事・棟の経年劣化による雨漏り発生
更新日：2023年6月16日
今回は天白区の瓦屋根が使用された戸建住宅にて雨漏りが発生したため、棟を積みなおし工事した事例を紹介していきます。
のし瓦が積んである棟を解体し7寸丸の1枚の瓦に仕上げたため、雨漏り対策を徹底した施工工事となりました。
こちらは実際に棟積み直し工事をおこなう、お客様の住宅の屋根です。
写真で最も高いところに位置している、丸い瓦が乗っている部分が棟と呼ばれる箇所となります。
こちらは積んであった、のし瓦を全て撤去した後の画像です。
のし瓦の間には葺き土と呼ばれる接着剤の役割を果たす土が盛られていたため、ご覧のような土の痕跡が生じます。
葺き土を全て撤去すると、瓦の境目となる隙間が現れました。
この棟部分の隙間は雨漏りの原因となるケースが非常に多い、ナイーブな部分です！
今回は従来型の土を使用した湿式工法ではなく、下地を補強金具と垂木に置き換えて施工する乾式工法で積み直し工事を行います。
乾式工法は従来型の湿式工法と異なり、屋根を軽量化できるのが特徴です。
屋根を軽量化することで、地震に強い住宅を実現することができます。
ブチルテープで棟からの雨水浸入を防ぎ、雨漏り対策を徹底していきます。
防水性能のあるシートを施し、絶対に雨漏りが発生しないよう細心の注意を払い施工していきます。
最後に冠瓦を乗せて固定すると、今回の施工工事は完了となります！
のし瓦が積まれた瓦屋根と異なり、すっきりした印象になりましたね。
天白区の雨漏りが発生した住宅にて、
棟の積み直し工事を行った事例を紹介していきました。
棟瓦は外観からも目立つため
訪問営業の口実となりやすく、不安を煽られる箇所です。
そのため、少しでも気になったら、早めの積み直し工事によるメンテナンスを検討してみるのがおすすめですよ！
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