ホーム > 和泉市の外壁が崩れ落ちた原因は雨漏り!修理の様子をご紹介!
和泉市の外壁が崩れ落ちた原因は雨漏り!修理の様子をご紹介!
【工事のきっかけ】
和泉市にお住いのK様より「外壁がごっそり落ちてしまったんです」という
ご相談をいただき、ベランダと外壁の修理工事を行いました。
雨漏りの影響でベランダの外壁が端から端まで落下したので、モルタルを塗って復旧!
最後に既存の外壁に近い色で塗装して仕上げました。
また、雨漏りの原因の可能性があったベランダの鉄製の手すりを笠木付きのアルミ手摺に交換しています。
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:8日間
- 築年数:約38年
- 使用材料:アルミ製笠木付き手すり・モルタル・ラス網・透湿防水シート・外壁塗料・錆止め塗料
ベランダと外壁の修理を行なった和泉市K様の嬉しい声です!
「雨の日に外壁が落ちてしまって、どうしたらいいか分からなくてとても心配でした。
今までインターネットで頼んだことが無かったので、どういう会社なのかもわからず不安でしたが、
事前に会社紹介のパンフレットを送っていただいたり、丁寧な打ち合わせがあったので安心してお任せしました。また、工事後には見えない所の作業を写真で説明してくださったので、信頼できるなと思いました。
早急に対応していただきありがとうございました」
「雨の日に
雷が落ちたような大きな音がして、びっくりして表に出たら外壁が落ちていたんです」K様のご相談内容です。
外壁が急に落下して心配されていたので早急に現地調査にお伺いしました!
現地を確認すると、ベランダの外壁が端から端まで落下して、下地の木部がむき出しになっていました。
下に人がいたら大けがをしていた可能性があります。
では、どうして外壁が落下してしまったのでしょうか・・。
K様邸の外壁が落下した原因=雨漏りです!
1.ベランダの立ち上がり
壁の
笠木(かさぎ)に発生したひび割れ
2.ベランダの立ち上がり
壁に設置されている鉄製の
手すりの劣化
3.落下した外壁に発生したひび割れ
⚠笠木(手すり壁や立ち上がり壁の天端の仕上
)
や外壁に発生したひび割れから雨水が慢性的に入り込み、
内部で雨漏りが進行して下地が腐食したことが原因で外壁が落下していました!
K様邸のベランダの手すり壁はモルタルで、笠木(かさぎ)
もモルタル仕上げでした。
※笠木とは・・手すり壁や立ち上がり壁の天端の仕上のこと
笠木の面積はそれほどありませんが、天を向いていますので雨をまともに受けてしまいます!
そのため、笠木が劣化すると雨漏りの原因になりやすいのです。
K様邸の笠木はモルタル仕上げで、ひび割れがいくつか発生していて、雨水が浸入している可能性がありました。また、笠木に穴を開けて設置されている鉄製の手すりも、支柱の取り合いから雨水が入っている可能性があったので、アルミ製の笠木付き手すりに交換するご提案をさせていただき、工事に至ります。
笠木について詳しくご紹介した記事です
➡
意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り
和泉市K様邸の工事では足場が必要です。
足場の職長が事前に現地確認を行い、作業性が良く、
職人の安全を確保できるように足場を設置しています。
足場の費用は思いのほか高く感じる方が多く
「足場無しで工事できないの?」というお問い合わせをいただくことがあるのですが、高所での作業を安全に、そして品質のいい工事を行うために足場が必要になることがほとんどです。
K様邸のベランダの外壁が落下した
原因の一つに「ベランダの手すりからの雨漏り
」があります。
今後、同じようなことが起こらないように
雨漏りの原因を解消しないといけません!
K様邸のベランダの手すりは鉄製で、笠木に穴を開けて支柱を
埋め込んで
設置されていますので、
支柱の取り合いから雨水
が浸入している可能性がありました。
鉄製の手すりは昔は多くの住宅で設置されていましたが、上記でご説明した雨漏りの問題が起こるようになり、最近では雨漏りしにくいアルミ製の笠木付き手すりが主流になっています。
実際に、鉄製の手すりが原因で雨漏りした住宅は、次々に
アルミ製の笠木付き手すりに交換されています。
和泉市K様邸でも、鉄製の手すりが雨漏りの原因になっている可能性が高いと判断し、アルミ製へと交換するご提案をさせていただきました。
雨漏りについてもっと知りたい方はこちらから
➡
雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
ベランダに設置されている鉄製の手すりを撤去するのですが、この手すりはお部屋側の手すりに繋がっています。
ベランダの一番端の支柱をカットして撤去する際に、いきなりカットしてしまうと残ったお部屋側の手すりが宙に浮いてしまうので、柱の代わりに四角い鉄骨の部材を溶接して補強しました。
溶接した鉄骨は外壁に向かって
ビスでしっかりと固定しています。
鉄製の手すりの中は空洞になっており、カットした部分から雨水が入ると内部に浸入してしまうため、四角い鉄板を溶接してきちんと処置しています。
鉄製の手すりは外気の影響で錆が発生します。
その錆を放置すると最終的には穴が開いて強度が低下してしまうので、定期的な塗り替えが必須です!
K様邸は、お部屋側
の鉄製の手すりを再利用するため、今回の工事で塗装してメンテナンスさせていただきます。
鉄製の手すりを撤去したあと、支柱の根元が飛び出さないようにサンダーという工具で丁寧にカットしました。
このままでは安全にベランダを使用できないので、アルミ製の笠木付き手すりを設置していきます。
アルミ製品は錆びに強く耐候性・耐久性に優れています。笠木と手すりが一体になっていますので、雨漏りしにくい形状として人気があります。
既存の鉄製の手すりを撤去してから、笠木に発生したひび割れ(クラック
)や手すりの支柱の撤去跡にシーリングを
充填して防水しました。
アルミ製の笠木を取付けるとひび割れ部分は隠れますが、万が一内部に雨水
が廻った時に雨漏りしないよう、
きちんと防水しています。
シーリングのことをご存じですか?
シーリングについての関連記事はこちら
➡
屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
ベランダにアルミ製の笠木付き手すりを取り付けました!
色はオータムブラウンです。再利用する鉄製の手すりも同じ色で塗装して仕上げます。
モルタル仕上げの笠木に
ひび割れが発生し、知らない間に内部で雨漏りが進行してしまいましたが、
水に強いアルミ製の笠木を取付けたので
今後は安心してお使いいただけます。
続いて雨漏りで落下したベランダの外壁の復旧工事の様子をお伝えしていきます。
工事に取り掛かるまでの間、K様が不安を感じないように外壁が落下した部分に透湿防水シートを貼って応急処置をしていました。そのシートを新しく貼り替えました。
透湿防水シートとは、水分(水滴
)をシャットアウトして
、湿気は通すことができる
防水シートのことです。
透湿防水シートが健全な間は外壁に直接雨水が
打ち付けても雨漏りすることはありません。
透湿防水シートを貼ってから「ラス網」をと取付けました。
ラス網とはモルタルを塗るための下地のことです。
網状になった金属部材で、垂直面にモルタルを塗った時に下に下がるのを防ぎ、しっかりと密着させることができます。
K様邸はベランダの壁の内側に雨水が浸入し、ラス網を固定している下地が腐食したことが原因で、ラス網と一緒にモルタル外壁が落下してしまいました。
この工事で、ラス網の下地の木部に水が廻らないように透湿防水シートを貼ったので、以前よりも防水性が向上しています。
防水性が向上する=耐久性が向上するということです!
街の屋根やさん岸和田店は「大切なお住まいを守るため」「
工事前よりもいい状態になるように
」プロの目線でより良いご提案をさせていただいております。
初めてご相談する方も安心してお任せくださいね!
ラス網を貼ったあと、モルタルを塗装して落下した外壁を復旧していきます。
外壁の下端のコーナー部分には「コーナー定木」という金物を入れて美しく仕上げます。
コーナー定木とは、コーナーを均一に仕上げることができる金物のことで、モルタルの亀裂や剥離も防ぐことができます!
モルタルに厚みをもたせるために2回に分けて塗装しました。
一度の塗装で厚みをもたせようとすると、乾燥するまでの間にモルタルの重みで下がってしまうことがあるため、1
日おいて
乾燥させてからもう一度塗り重ねました。
2
回に塗り分けることでモルタルの中まで乾燥しやすくなります。
モルタルの表面は刷毛引き仕上げ(はけびきしあげ)で仕上げました。
刷毛引き仕上げとは、文字通りホウキで掃いたような刷毛目が付く仕上げのことです。対して金鏝仕上(かなごてしあげ)は、モルタルの表面がツルっとした滑らかな仕上がりになります。
刷毛引き仕上げは表面がザラザラしていますので、滑り止め効果があります。K様邸の外壁はこの後塗装しますので、刷毛引きで仕上げておくと塗料の密着性が向上します。
K様邸のモルタルの外壁の復旧作業を行なった左官職人です。
80歳を過ぎてもまだ現役で頑張っています!
モルタルが入った重いバケツを持ち、どんどん足場を上っていく逞しい職人です(*^-^*)
豊富な経験と技術がある、信頼できる左官職人です!
K様邸は、雨漏りが原因でベランダの外壁が落下してしまい、モルタルで復旧しました。
復旧した外壁の横には既存の外壁が繋がっています。
既存の外壁は凹凸があるデザインでしたが、復旧した外壁は平らな仕上げです。
既存の外壁と同じような仕上げにするためには特殊な工程が必要ですし、既存の外壁を平らにするには壁を撤去しないといけません。
そうすると費用がかさんでしまいますので、作業性が良く、低価格で修理できる方法でご提案させていただきました。
できるだけ既存の外壁に馴染むように、復旧した外壁をパターン付けしてから塗装して仕上げさせていただきます。
塗装中に塗料が飛散したり垂れてしまって周囲を汚さないように下端にシートをかけて養生(保護
)
しました。
弾性のある下塗り塗料でマスチック塗装を
行います。
マスチック塗装とは「マスチックローラー」という専用のローラーを用いて
パターン(模様
)を付ける塗装
のことです。
ヘチマのような穴が開いたローラーに塗料を付けて転がすことで、凹凸のある仕上がりになります。
既存の外壁と同じ仕上がりにはなりませんが、細かい凹凸が付いたので、平らな外壁よりも馴染みます。
マスチック塗装は、塗膜に厚みを付けたい時にも用いられる工法です。
下塗り後、中塗り・上塗りして仕上げました。
色はお好みでお選びいただけますが、K様邸は部分塗装ですので、既存の外壁に近い色で塗装しています。
塗装時の塗料についての関連記事です
➡ 屋根塗装・外壁塗装の塗料についての基礎知識
外壁の部分塗装完了です!
既存の外壁と復旧した外壁のデザインは異なりますが、同じ色で塗装したので一体性を持たせることができました。
塗装工事は屋根や外壁など面積が広い箇所だけでなく、部分的に塗装することも可能です。
「木製の
玄関ドアが色褪せているので塗装してほしい」
「雨樋だけ塗装してほしい」
「鉄の門扉を塗装してほしい」
など、ご検討されている方はお気軽にご相談くださいね!
K様邸はこの工事でベランダの手すりのみを交換して、お部屋側の鉄製の手すりは再利用します。
鉄部に発生した錆びが進行すると穴が開いて強度が低下してしまいますので、そうなる前に塗り替えないといけません。
この工事で足場を設置しましたし、ベランダ側の外壁の塗装工事で塗装職人が現場に入ったので、鉄製の手すりの塗装のご提案もさせていただきました。
塗装する前にケレン作業で錆や汚れを落としてから錆止め効果がある塗料で塗装しました。
ケレンとは、主に鉄部の塗装前に錆や汚れを落とす作業のことです。同時に塗装面となる表面に細かい傷をつけることで塗料の密着性が向上します。
ベランダの外壁と既存の外壁のデザインの違いはありますが、美し仕上がっています。
落下した外壁を修理すれば元通りきれいになりますが、それだけではまた同じことを繰り返してしまうので、
外壁が崩れ落ちる原因になった雨漏りを解消し、今後長持ちするご提案内容で工事をさせていただきました。
今後は安心してお過ごしいただけます(*^-^*)
和泉市K様邸のベランダ工事の現場ブログは下記のリンクよりご覧になって下さい
K様邸の外壁が崩れ落ちた原因は「目に見えない部分の雨漏り」
です。
目に見える範囲で構いませんので、ご自宅の外壁や笠木を確認し、気になるひび割れがあれば街の屋根やさん岸和田店にご相談ください。
「確認したけど心配・・」という方もお気軽にお声かけくださいね。
お住まいの無料点検も承っております!
街の屋根やさん岸和田店のお住いの無料調査について
➡ 街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消!
ご相談・点検・お見積りは無料です!
無理に工事をお勧めしたりしつこい営業もありません。
初めてご相談する方もお気軽にお声かけくださいね。
ご相談の方法はいくつかあります(*^-^*)
お電話でのご相談(9時~19時まで受け付け中!) 0120-169-747(フリーダイヤル)
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0822
大阪府岸和田市額原町1096
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail info@maxreform.jp
〒564-0063
大阪府吹田市江坂町1-23-19 米澤ビル第5江坂4F
電話 0120-989-742
E-Mail info@maxreform.jp
株式会社マックスリフォーム
〒564-0053
大阪府吹田市江の木町5-24 フェスタ江坂401
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
電話 0120-989-742
E-Mail info@machiyanesbk.com
島本板金工業
〒544-0003
大阪府大阪市生野区小路東3丁目6−11
電話 0120-989-742
E-Mail info@jacof.co.jp
株式会社マックスリフォーム
〒564-0053
大阪府吹田市江の木町5-24 フェスタ江坂401
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。