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忠岡町の棟瓦積み直し工事で最後にシーリングで固定しました！
更新日：2021年11月26日
忠岡町にお住いの皆さまこんにちは！
皆さまのお家の屋根にはどんな屋根材が使われていますか？
建物の外観や仕様に合わせて
屋根は日々外気の影響に晒されているため、傷みやすい箇所ですし、きちんとメンテナンスしないと雨漏りしてしまいます！
今回は、忠岡町W様邸で行った瓦屋根の「棟瓦積み直し工事」の様子をご紹介しますので、瓦屋根の修理やメンテナンスをご検討されている方は是非参考にしてくださいね(*^-^*)
忠岡町にお住いのW様より屋根の点検のご相談をいただき、棟の積み直し工事を行うことになりました。W様邸は木造・平屋建ての住宅で、土葺きの瓦屋根です。
3年前の台風で屋根に被害があり、その時に屋根修理をされたそうですが、まだ修理できていない箇所があるとのことでした。また、修理した箇所も気になるということで屋根全体を点検して、必要な修理のご提案をさせていただきました。
この記事では
棟の積み直し工事について詳しくお伝えしていきます。
写真の黄色い矢印部分の棟を一部積み直す工事になります。
まずは「棟」について分かりやすくご説明させていただきますね。
棟とは屋根の頂点の取り合い部分のことを指します。
大棟（おおむね）・・・屋根の最上部にある水平な棟
軒先方向に向かって下りる棟
棟は屋根面が交差する取り合い部分なので、隙間があきます。その隙間から雨水が入らないようにするために瓦が積み上げられています。
その瓦の総称を
「棟瓦」と呼びます。
忠岡町W様邸の棟は台風で被害があり、その時に修理されていましたが、瓦が水平に葺かれていないなど耐久性に影響がある可能性があったので、一部積み直すことになりました。
既存の棟瓦をめくって積み直す作業になります。
土葺きの瓦は瓦を固定するために粘り気のある葺き土を敷いています。その土は経年で乾燥して痩せてくるため、そうなると瓦の固定力が低下してズレやすくなってしまいます。
棟の瓦をめくって新しい葺き土を敷いて瓦を積み上げていきます。写真は四角い
のし瓦を二つの
屋根面に葺いた様子です。
のし瓦は棟に落ちてきた雨水を屋根面に流す役割があるため、少し勾配（こうばい）を付けて葺かないといけません。
のし瓦の勾配が狂うと、棟の内側に雨水が流れ込んで雨漏りしてしまいます！
棟瓦を積み上げる際には太い銅線を仕込み、最後に瓦を固定します。
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既存と同じようにのし瓦を2段積み上げて、一番上に紐丸瓦を葺きます。
紐丸瓦には穴があいているので、仕込んでおいた銅線を通して最後に固定していきます。また、紐丸瓦は半丸状なので、葺き土を多めに載せないと瓦との間に隙間ができてしっかりと固定することができません！
棟は屋根の高い位置にあるため、風や揺れの影響をまともに受けてしまいます。写真のように銅線で固定していますが、経年で銅線が切れることもありますので、台風前など定期的に点検して必要なメンテナンスを行ないましょう。
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棟瓦を積み直した後、鬼瓦の取り合いに漆喰（しっくい）を詰めました。鬼瓦とは、棟の一番端に葺く瓦のことです。鬼瓦と棟瓦の取り合いには大きな隙間があくので漆喰を詰めて防水しました。
漆喰は瓦を固定したり隙間を埋める役割があるため、剥がれると雨漏りしたり瓦がズレやすくなってしまいます。
漆喰も経年で傷んできますので、定期的な点検とメンテナンスが必要です。
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最後にシーリングを充填して棟瓦を繋いで固定しました。
シーリングで瓦同士を繋いで固定しておくと風や揺れを受けた時に瓦がズレたりバラバラに飛ばされるのを防ぐことができます。
先ほどもお伝えしましたが、棟は屋根の高い位置にあり、風や揺れを4まともに受け、自然災害の被害に遭いやすい箇所です。
今後に備えて棟を補強しました。
あなたのお家の棟瓦はズレたりしていませんか？棟が原因で雨漏りすることがありますので、気になることがありましたら街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね！
【街の屋根やさん岸和田店の無料点検について】➡➡ 街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消！
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