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岸和田市で行ったFRP防水工事の施工手順は?ガラスマットを使用!
【工事のきっかけ】
岸和田市で行ったベランダのFRP防水工事の様子をご紹介します。
「ベランダの床がたわんでフカフカするんです。床が抜けそうで心配なので見に来てもらえますか?」岸和田市にお住いのA様よりご相談をいただき、ベランダ防水工事を行いました。
たわんだ床をカットして張替え、既存と同じFRP防水を施しています。
FRP防水はガラス繊維で補強したプラスチックで防水する工法のことで、強度と耐久性、そして防水性もあるのでお勧めです。
「丁寧に工事してもらい、
床もしっかりしたし安心しました。ありがとうございました」
A様にお喜びいただいた防水工事の様子をご覧ください。
基本情報
- 施工内容:防水工事
- 施工期間:3日間
- 築年数:約15年
- 施工費用:約22.3万円(税込・下地張替工事含む)
- 使用材料:ガラスマット、ポリエステル樹脂、プライマー、トップコート、構造用合板、シーリング、パテ
岸和田市にお住いのA様よりベランダの床がたわんでいるとのご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
床がたわんできて心配され、室内用のマットを敷いて応急処置されていたので、めくってベランダの状況を確認すると、FRP防水が施されていました。
まずは「FRP防水」についてご説明させていただきます。
FRP防水は工期が短く耐久性・防水性もあるため、ベランダやバルコニーの防水施工に適しています。
どのような防水かというと、
「繊維強化プラスチック
(Fiber Reinforced Plastics)」を使った防水のことです。
分かりやすくお伝えすると、繊維で補強したプラスチックで防水層をつくる防水のことです。
FRP防水は軽量で強度があり、熱や腐食にも強い性質を持っています。
硬化する時間が早いので工期も短いこともお勧めです。
【FRP防水について詳しくはこちら】
➡
➡ 防水性能No.1!FRP防水をおすすめできる5つの理由
A様邸のベランダにもFRP防水が施されていましたが、経年でいくつかの劣化症状がでていました。
FRP防水は紫外線に弱いので、表面を塗装(トップコート
)しているのですが、至る所で剥がれてきてガラス繊維がむき出しになって
いました・・・!
トップコートが剥がれると下に控えている防水層が紫外線に晒されて劣化が進んでしまいます。
床が
たわんでいる部分を確認すると、ひび割れが生じて雨水が廻っている状態でした
!
床下地が何度も水に濡れ続けて腐食し、耐久性が低下して床がたわんでいる可能性があったので、悪い部分を撤去して補強することになりました。
それでは、岸和田市A様邸で行ったベランダのFRP防水工事の様子をご覧ください。
防水工事前にたわんだ床を張替えます。
たわんでいる部分よりも一回り大きく床をカットしました。
床を撤去すると、やはり床下に雨水が廻って濡れていました・・・!お部屋に雨漏りしなくて良かったです。
床下を確認すると、乾くと問題がないとの見解で、そのまま使用することになりました。
床下の劣化が進んでいる場合は別途
修理や補強のご提案をさせていただきます。
【雨漏りについて
参考記事】
➡ 雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
➡ 確実な漏水箇所の特定のための散水検査
たわんだ床を撤去する際に、床板がバラバラに崩れてしまいました。
木部は何度も水に濡れ続けると耐久性が低下して脆くなります。このまま放置し続けると床を踏み抜いていたかもしれません・・・!
お住まいの寿命を延ばすために定期的にメンテナンスしましょう。
【関連記事】
➡
季節別・築年数別お住まいのメンテナンスサイクル完全版
構造用合板(こうぞうようごうはん)で床を復旧しました!
たわんだ床をカットして取り除き、下地の状態を確認した後構造用合板(こうぞうようごうはん)を張って復旧しました。
構造用合板とは、強度のある合板のことで、床下地、
屋根の野地板(下地
)
や耐力壁(地震の揺れに抵抗する壁
)
としても使われます。
ベランダの防水工事は、外部にハシゴをたてるスペースがあればハシゴでの作業が
可能となります。
その場合、お家の中に入ることなく
作業ができますので、お仕事などでお家をあけていただいても構いません。
逆に、ハシゴをたてるスペースがない場合は、お家の中を通ってベランダを行き来しないと行けなないので、ご了承ください。ハシゴ作業が可能かどうかは現地調査の時にお伝えできますので、お気軽にご相談くださいね(*^-^*)
また、ベランダに置いている室外機は浮かせて工事することができますが、その他の物は事前に別の場所で保管していただかないといけません。
防水工事で一番初めに行うのが「下地調整」の工程です。
古い下地の上に防水を施すこともできますが、下地の状態を良好に整えてから防水することで長持ちします。
既存の床についた汚れや古い塗膜などを落とす作業(ケレン・清掃
)も下地調整に含まれます。
床に汚れなどが付着した状態で防水すると、防水層の間に汚れが絡んで密着性を保つことができません。
ベランダ防水工事のお見積書の中に必ず記載されているのが「ケレン・清掃」です。
ケレンとは、汚れや古い塗膜、錆びなどを落としてきれいに清掃する作業のことです。下地となるベランダの状況を確認し、必要な工具を用いてケレンしていきます。
A様邸
では電動グラインダーという
工具を用いて汚れやトプコートなどをそぎ落としました。
ケレン作業では同時に「目粗し」も行います。
目粗しとは表面に細かい傷をつけることです。細かい傷をつけることで防水層がしっかりと密着する効果があります。
ケレン・清掃後、アセトン
を布に染み込ませて油膜を取り除きました。
FRP防水で使われているFRP
樹脂は、樹脂の中にワックスを混ぜています。そのワックスを取り除かないと次に施工する防水層がしっかりと密着しないので、アセトンで油膜を取り除かないと後の不具合の原因になります。
立ち上がり部分から床面にかけて油膜を丁寧に取り除きました!
張替えた床と既存の床の取り合いには隙間がある状態です。
そのまま防水すると、継ぎ目部分も覆われますが、将来的に防水層が傷んだ時に継ぎ目から雨水が浸入してしまいます。そのため、継ぎ目にパテという補修材を詰めて事前に防水しました。
街の屋根やさん岸和田店は隠れて見えなくなる部分の工程もカメラで撮影してご説明させていただいておりますので安心してお任せくださいね!
アセトン拭きで油膜
を取り除いた後、
プライマーを塗布しました。
プライマーは接着効果がある塗料で、この後施工する防水層をしっかりと密着させる工程となります。
プライマーはこの後隠れて見えなくなりますが、防水層を剥がれを防ぎ、
寿命を延ばす重要な役割があるので欠かせない工程です。
FRP防水の特徴はガラス繊維を使用するということです。
ガラス繊維は写真のようにシート
状になっていて、カットして使います。
ガラス繊維は柔らかく、そのままでは破れてしまいますし、
密着させることができないので、ポリエステル樹脂を染み込ませて防水層を形成します。
ポリエステル樹脂をガラス繊維の隙間に染み込ませ、硬化させることで
強度のある防水層となります。
防水面となるベランダにカットしたガラスマットを敷き込み、ローラーに
ポリエステル樹脂を染み込ませて密着させていきます。
ガラス繊維の隙間にポリエステル樹脂が行き届くように、ローラーにたっぷりと染み込ませて施工します。
ガラスマットはガラス繊維をシート状に加工したものですが、繊維の間に隙間があります。
ポリエステル樹脂を染み込ませただけでは繊維の中に気泡が残り、防水性を維持できないので、硬いローラーを転がして脱泡しないといけません。
耐久性のある防水層をつくるためには、規定の厚みが必要です。
防水層に厚みを持たせるために、ガラスマットを重ね張りしました。
1回目と同様に、ガラスマットを敷き、ポリエステル樹脂を染み込ませ、脱泡して施工しました!
ガラスマットを重ね張りして乾燥させるとFRPの防水層ができます。
この防水層が雨水の浸入を防いでくれます。
FRP防水は透明ですが、硬化すると強度のあるプラスチック状の
防水層となります。
ですが、FRP防水は紫外線に弱いとう弱点があるので、トップコート(一番上に塗る塗料
)
を塗装して保護しないといけません。
トップコートは一番上に塗る塗料のことで、防水性はありません。あくまでも防水層を紫外線から守るための塗料です。
トップコートの膜が薄いと劣化しやすいので、厚みを持たせて塗装するために「中塗り」「上塗り」の2回に分けて作業しました。
トップコートを塗装した後、乾燥させるとガラス繊維が毛羽立って出てきていたので、研磨して平滑に整えました。
トップコートからガラス繊維が出ていると、その部分が取り合いとなり、早く劣化してしまうので磨いて毛羽立ちを抑えました。
研磨作業完了後、トップコートを上塗りしました!
トップコートを中塗り・上塗りすることで塗膜に厚みを持たせることができますが、重ね塗りすることで塗りムラを防いで美しく仕上げることもできます。一石二鳥ですね(*^▽^*)
トップコートを塗装して乾燥させるとFRP
防水工事完了です!
トップコートも永久的ではなく、紫外線などの外気の影響で次第に傷んで
きます。
トップコートの塗膜が薄くなったり剥がれることがあると下に控えている防水層が紫外線に晒されて
劣化してしまうので、定期的に塗り替えて健全な状態に保つことが防水層の寿命を延ばすことに繋がります。
トップコートの塗替えの目安は5年に1度と言われていますが、環境によって劣化する速度が異なります。
ご自身で確認して「劣化の進行具合が分からない・・」
という方は街の屋根やさん岸和田店の無料点検をご利用くださいね(^-^)/
「キレイになって、ベランダが抜け落ちる心配もなくなりとても満足しています」
A様のお力になれて良かったです。
今後のメンテナンスもお任せ下さいね!
ありがとうございました(*^-^*)
ベランダ防水工事やベランダのメンテナンスをご検討されている方へ
「ベランダが傷んできてて雨漏りしないか心配」
「ベランダにひび割れがたくさんある」
「ベランダの下の部屋で雨漏りした!」
など、ベランダのことで気になることはありませんか?
街の屋根やさん岸和田店は防水工事の実績も数多くありますので安心してお任せくださいね!
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