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貝塚市の屋根・外壁塗装工事の費用や工事の流れをご紹介!
【工事のきっかけ】
貝塚市にお住いのM様より「屋根と外壁の塗装を考えてるんです」というご相談をいただき、
塗装リフォームを行うことになりました。
M様邸は築28年の住宅で、建築当時から現在まで塗装をしたことがないとのお話で、現地を確認すると、屋根・外壁ともに塗膜が色褪せてお家に古い印象を与えていました。
屋根には苔が生え、外壁にはクラック(ひび割れ)が多数発生し、防水性が低下している状態でしたので、塗装前にクラックを補修してきちんと対処しています。
基本情報
- 施工内容:屋根塗装
- 施工期間:14日間
- 築年数:約28年
- 施工費用:外壁塗装・・(クラック補修・付帯部塗装含む)約113万 屋根塗装・・約47万 足場費用・・約29万
- 使用材料:日本ペイント・サーモアイSi、ダイフレックス・ダイヤアーバントーン、エポキシ樹脂、プライマー、シーリング他
岸和田市にお住いのM様より
塗装リフォームのご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
街の屋根やさん岸和田店はご相談をいただくと、現地調査にお伺いさせていただいております。
気になることや心配なことがありましたらどんなことでも構いませんので、お気軽にお声かけくださいね。
【塗装工事についての
関連記事】
➡
屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる
M様邸の屋根はスレート葺きです。
スレートとは?
スレートとは「コロニアル」「カラーベスト」「化粧スレート」とも呼ばれる薄い板状の屋根材です。
セメントと繊維質が主原料なので、もともと吸水性があり、雨水から守るために表面を塗装で仕上げています。
表面を塗装して防水性を持たせているのですが、その塗膜も永久的ではありません。
【スレートについて詳しくはこちら】
➡
スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
スレートの塗膜が傷むとどうなるの?
スレートの塗膜が傷むと雨水などの水分を吸い込むようになり、天気のいい日に乾きます。その時の収縮・膨張の動きで反ったり割れてきてしまうのです・・・!
スレートの寿命を延ばすためにも定期的な塗り替えが必要です。
M様邸の屋根のスレートは塗膜
が劣化して色褪せ、苔も生えてきていました。
このまま放置し続けるとスレートの劣化が進んで脆くなり、
塗装でのメンテナンスができなくなってしまうので、今回の工事できちんと塗装することになりました。
続いて外壁の調査を行いました。
モルタルの外壁もスレートと同様に、吸水性があるので塗装により雨水から守っています。その塗膜が傷むと雨水を吸い込むようになり、外壁に湿気がこもって苔やカビが生えたり、汚れもつきやすくなってしまいます。
M様邸の外壁も汚れが目立ち、全体的に古い印象を与えていました。
M様邸の外壁は「チョーキング」を起こしていました。
チョーキングとは、塗料が劣化して粉状になり、塗装面から剥がれてきている状態のことを表しています。
塗膜が傷んでいる状態なので、塗り替え時期の目安になります。
チョーキングを起こした外壁を手で触ると手のひらに剥がれた塗料が付着して白くなりますので、一度試してみていただけたらと思います。
中にはチョーキングを起こしにくい塗料もありますので、よく分からないという方は街の屋根やさん岸和田店にご相談ください。
外壁にはクラック(ひび割れ
)が多数発生していました!
外壁のクラックには幅が広いものから狭いもの、奥行きの深さなどいつくか種類がありますが、クラックを長い間放置し続けると壁の中で木部が腐食して耐久性を脅かしたり、雨漏りの原因になることがあります。
塗装ではクラックを修復できないので、塗装前にきちんと補修し、防水性を確保しないといけません。また、クラック補修では足場が必要になることがあるので、塗装工事で設置する足場を利用すると足場の費用が一度で済みます。
【雨漏りについての
参考記事】
➡ 雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
➡ 確実な漏水箇所の特定のための散水検査
屋根・外壁塗装のお見積書をお預けして工事のご依頼をいただきましたので、工事のお日にちを設定しました。
屋根・外壁塗装工事で使用する足場をお家の周りに設置しました。
足場は職人の足掛かりになり、
塗料の飛散などを防ぐ役割があります。
足場は職人が安全に作業し、
品質のいい工事を行うために必要になりますのでご了承ください。
【足場についての関連記事】
➡
一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
クラックUカットエポキシ樹脂モルタル充填工について
足場を設置して一番初めに行ったのがクラック補修です。
補修するクラックにマスキングテープを貼っておくと見逃すことがないので安心です。
クラックを補修する方法もいくつかありますが、M様邸のクラックは幅が広く奥行きも深いものが多かったので、強度のある補修材を使用して補修する「クラックUカットエポキシ樹脂モルタル充填工」を行う
ことになりました。
下記でクラック補修の工程を順番にご紹介させていただきます。
それではクラックUカットエポキシ樹脂モルタル充填工の様子を順番にご紹介させていただきます。
文字で表すと難しく思われるかもしれませんが、文字通りクラックをUの字にカットしてエポキシ樹脂モルタルという補修材を詰める工事のことです。
エポキシ樹脂モルタルはセメント系の
強度のある補修材で、軽量なので建物に負担をかけることなく補修することができます。乾燥時間も早いので、垂直の壁面や天井の補修材としても使用可能です。主剤と硬化剤を規定量混ぜ合わせることで化学反応を起こして硬化が始まります。
グラインダーという電動工具を使い、クラックをUの字にカットしていきます。
クラックの幅を広げることで補修材を奥まで行き届かせることができます。
クラックが広げられるので見ていると心配になるかもしれませんが、補修材を確実に詰めるための工程なのでご安心ください。
クラックをカッター切りした後、プライマーを塗布しました。
プライマーは接着剤の役割がある塗料で、この後充填するエポキシ樹脂モルタルをしっかりと密着させる役割があります。塗り残しがあると密着性が低くなってしまうので、丁寧に塗布しました。
主剤と硬化剤を混ぜ、エポキシ樹脂モルタルをクラックに詰めました。
クラックの幅が狭いと奥まで充填することができませんが、事前にカッター切しているのでしっかりと補修できます。
エポキシ樹脂モルタルは水を使わないので、乾燥しても痩せてへこむことがありませんが、補修した面は平らなのでこのまま塗装すると目立ってしまいます。そのため、塗装前に既存の外壁に近い模様をつける作業をさせていただきます。
誘発目地(ゆうはつめじ)はシーリングで補修しました!
モルタルの外壁には誘発目地(ゆうはつめじ)という目地が一定間隔で設けられています。
誘発目地とはモルタルが乾燥する際に起こるクラックを集めるための目地のことです。
M様邸は誘発目地もひび割れていたので、シーリングを充填して補修しました。
外壁のクラックを補修した後、高圧洗浄で屋根と外壁を洗浄しました。
この工程を「高圧洗浄」と言い、屋根・外壁塗装のお見積書の中には必ず記載されている項目です。
屋根や外壁に付着した汚れや古い塗膜、苔などを高圧洗浄機できれいに洗い落としていきます。
高圧洗浄では汚れた水が下に流れていくため、必ず高い位置から洗浄を始めます。
写真はスレート屋根を洗浄している様子です。
スレートは表面の塗膜が傷むと、雨水を吸い込むようになり汚れが付着しやすくなってしまいます。そのまま塗装すると塗料がしっかりと密着しないのできれいに洗浄しました。
屋根を高圧洗浄し、乾燥させると真っ白になりました。
高圧洗浄により塗膜がほとんど剥がれ、スレートの素地がむき出しになっている様子です。
この状態で、いきなり塗装すると塗料がスレートに吸い込まれて表面に残らないので、下塗りでスレートの表面を固めて吸い込みを抑えないといけません。
屋根を洗浄した後、モルタルの外壁もきれいに洗浄しました!
モルタルの外壁も表面の塗膜が傷むと雨水を吸い込むようになり、防水性が低下してしまいます。
これから塗る塗料をしっかりと密着させるために、隅々きれいに洗浄しました!
M様邸はお家の前面にブロック塀が設置されています。
ブロック塀は塗装しませんが、
経年で汚れていたので洗浄して汚れを落とすことになりました。
高圧洗浄は屋根や外壁だけでなく、塀やカーポートなども洗浄することができますので、お気軽にご相談くださいね!
屋根・外壁の高圧洗浄完了後、水分を乾燥させてから各所を養生しました。
養生とは保護する作業のことです。
塗装工事では塗料が垂れたり飛散するので、周りを汚してしまわないように窓や雨戸、玄関ドアなどにシートを張って養生しました。
マスカーは、マスキングテープにビニールのシートが付いていて養生したい箇所に張って使えるので作業がはかどります。
屋根や外壁の塗装では、
一般的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回に分けて塗装します。
下塗りは塗装面を調整する工程で、上塗り塗料を密着させる役割もあります。
スレートの塗膜が剥がれた状態で
塗装すると、塗料が吸い込まれて表面の塗膜が薄くなってしまうので、塗料の吸い込みを抑えるシーラーを使用して塗装しました。
シーラーは上塗りすると隠れて見えなくなりますが、塗膜を長持ちさせる重要な工程です。
下塗り後、上塗り塗料で中塗りします。
M様邸は日本ペイントの遮熱塗料サーモアイSiで塗装しました。
色はクールトリノブラウンです。
中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料を使用します。
中塗りの塗膜を乾燥させてから上塗りしました!
中塗りの塗膜を乾燥させてから上塗りすることで塗膜に厚みが付き、耐久性を持たせることができます。
どんなにいい塗料を使用しても塗膜が薄いとその性能を発揮できません。
屋根塗装完了です!
下塗り・中塗り・上塗りに分けて塗装し、美しい屋根になりました。
サーモアイSiは遮熱効果のある塗料で、夏場の室温を下げる効果があります。
「夏になると2階の部屋が暑くて大変…」という方はサーモアイSiに塗り替えてみませんか?
ご連絡お待ちしております。
続いて外壁塗装の様子をご紹介します。
外壁も屋根と同様に3回に分けて塗装します。
下塗りも屋根塗装と同じ理由で、下地を調整するための工程です。
モルタルも、もともと水分を吸い込む性質があるので、塗料が吸い込まれないように下地を固める効果があるシーラーで下塗りしました。
M様邸は外壁にクラックが発生していて、塗装前にエポキシ樹脂モルタルで補修しました。
その補修箇所を目立たなくさせるためにマスチック塗装を行いました。
マスチック塗装とは、マスチックローラーを使って模様をつける塗装のことです。
ヘチマのような穴があいたマスチックローラーに弾性の塗料をつけて塗装すると、凹凸のある仕上がりになります。
クラック
を補修した部分は
表面が平らなので、周りの外壁よりも目立ってしまいます。外壁に馴染ませるために模様をつけました。
下塗りとマスチック塗装完了後、外壁全体を
中塗りしました。
M様邸ではアーバントーンという特殊な塗料で塗装するので、
専用の中塗り塗料で中塗りしました。
アーバントーンは多彩模様が付く仕上げになるのですが、上塗り塗料が乾燥すると透明になるので、中塗りの色がベースの色になります。
中塗りの塗膜が乾燥した後、アーバントーンで上塗りしました。
アーバントーンは塗料の中にいろのついた細かい粒が混ぜられていて、外壁が多彩模様で仕上がります。
初めは乳白色ですが、乾燥すると透明になり粒だけが浮かび上がります。
塗料をしっかりと混ぜて専用のカップに入れて吹き付けで塗装しました!
ダイフレックスのダイヤアーバントーン・色はTU-38です。
アーバントーンで塗装し、乾燥させた後の外壁です。
細かい粒の模様に仕上がっています。
アーバントーンは美観性・耐久性・耐候性に優れ、チョーキングも起こしにくい塗料です。
雨による自浄作用もあるので、汚れが付きにくくきれいな外観が長く続くことも嬉しいですね(*^-^*)
屋根と外壁塗装完了後、付帯部の塗装を行いました。
付帯部とは屋根や外壁以外の部分で、塗装することにより建物全体の美観性を向上させることができます。
また、付帯部を塗装することで、劣化から守り、防水性を確保することができます。
付帯部の色はご指定いただけますが、あまり奇抜な色を使うと悪目立ちしてしまうので、控えめな色で塗装することをお勧めしています。
塗装職人が調色し、雨戸の色などをつくりました。
雨樋も色褪せていたので、付帯部としてすべてきれいに塗装しました。
塩ビ製(塩化ビニール
製
)
の雨樋は紫外線の影響で劣化し、柔軟性が失われて割れやすくなります。紫外線に晒されないように塗装で保護してあげると劣化を遅らせることができますし、新品のようにきれいになります。
門扉も色褪せていたので、既存の色に近い色を調色して刷毛で丁寧に塗装しました。
門扉は道路に面しているのでひと目につきやすい部分です。
塗装して美しくなり、M様にもお喜びいただけました(*^▽^*)
塀も高圧洗浄で汚れが落ちたので、明るい雰囲気になっています。
すべての塗装工事が完了し、足場を撤去しました。
塗膜が色褪せて古い印象を与えていましたが、塗装で新築のように明るくきれいになりました。
外壁の色と付帯部の色がそれぞれ
メリハリがあり、引き締まって見えます。
M様邸の屋根は勾配がきついので、下からよく見えます。
以前は苔が生えて色褪せも進んでいましたが、塗装で艶のある美しい屋根に生まれ変わりました。
「すごくきれいになって嬉しいです。この色にして良かったです」
M様にもご満足していただき、私たちも嬉しく思っています。
ありがとうございました(*^-^*)
スレート屋根の塗装や外壁塗装をご検討されている方へ
屋根や外壁の色褪せや外壁のクラックでお困りの方はおられますか?
建物を雨水から守り寿命を延ばすためには定期的な塗装が必要です。
塗装のことでご検討されているかたは街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね(*^-^*)
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