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泉大津市のスレート葺きの屋根を一部葺き替え!棟板金も取付け!
泉大津市 台風
【工事のきっかけ】
「屋根に穴があいていて雨漏りしてるんです。ハチが巣を作っても怖いですし、修理を検討してるんですが・・」泉大津市にお住いのY様よりご相談をいただきました。
Y様邸の屋根はスレート葺きで、台風で屋根に被害がありそのまま修理できないでいると劣化が進んで穴があいてしまったということです。
室内への雨漏りがひどくなり、屋根にあいた穴からハチが入って巣を作るといけないので、穴を塞いでほしいというご相談でした。
穴があいた箇所を補修することも検討しましたが、屋根の野地板がかなり傷んでいたので一部葺き替えでのご提案となり工事に至ります。
基本情報
- 施工費用: 足場費用・・約17万円 屋根葺き替え工事・・約52万円(棟板金工事・軒天張替え含む)雨樋交換工事・・約5.8万円 (それぞれ税込み)
- 使用材料:スレート、ルーフィング、野地板、垂木、棟板金、水切り、シーリング、雨樋、プリント合板他
それでは、泉大津市Y様邸の工事の現地調査の様子からご覧ください。
写真は玄関正面から見た様子
です。
2階の屋根の軒天(のきてん)に穴があいているのが見えます。
(軒天とは外壁よりも突き出た屋根の裏面のことです
)
その真下にあるお部屋の天井で雨漏りが発生しているとのことで、確認させていただきました。
【軒天について詳しくはこちら】
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軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 雨漏りや鳥獣被害に繋がります
雨漏りしているのは2階の和室の天井です。
台風で屋根に被害を受け、雨漏りを繰り返したことで天井板が腐食し、光が漏れていました・・・!
ご家族様で応急処置をされて雨水が落ちてこないように工夫されていましたが、室内側からの処置なので、屋根の劣化がどんどん進んでいる状況です。
室内の状況を確認した後、屋根に上がって調査をしました。
調査の時は屋根の劣化の度合いが進んでいたので屋根面に上がることができませんでしたが、梯子からきちんと調査をさせていただいております。
屋根調査では屋根が急こう配だったり梯子が掛けられない場合は屋根に上がれないことがあります。
状況を見極めてできる範囲で調査をしますのでお任せください。
Y様邸の屋根はスレート葺きです。
スレートとは厚みが5mmほどの平らな板状の屋根材のことで、セメントと繊維質が主原料です。
台風で、棟板金(むねばんきん・屋根の頂点に取り付ける金属の部材のこと
)とスレートが一部飛ばされたそうですが、修理を先送りにして劣化が進んでいる状況です・・!
スレートはもともと吸水性があるので、塗装で防水性を持たせています。その塗膜が傷んでくると雨水を吸い込み膨張し、乾燥の収縮の動きでスレートが反ったり割れてきてしまいます。そうなるとスレートの間に隙間があき風が吹き込んで剥がれやすくなってしまうのです。
【関連記事
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スレートについて
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スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
棟板金について➡
棟板金の飛散がご心配な方へ、棟板金交換工事でお悩み解決!
Y様邸の屋根は段差の形状になっていて、穴があいている屋根は下の屋根です。
上の屋根を確認すると、下の屋根と同様に棟板金が剥がれていました。
棟板金が飛ばされても下にはルーフィング
が控えているので
雨漏りしない場合もありますが、Y様邸は防水シートが傷んでいる可能性があったので、このまま放置すると危険です。部屋内に雨漏りの形跡はないとのことでしたが、足場を設置するタイミングできちんと復旧することになりました。
【足場についての参考記事】
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一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
屋根の他に、雨樋にも被害がありました!
雨樋は屋根に落ちてきた雨水を受けて排出させる水路のような設備のことで、建物の形状に合わせて様々な部材
を接続して取付けられています。
Y様邸は2階の屋根の軒樋(のきどい・横向きの雨樋
)と呼び樋(斜めに渡した短い樋
)
が無くなっており、竪樋(たてとい・縦向きの雨樋
)
と這樋(はいとい・下の屋根に渡した樋
)
が破損していました・・・!
2階部分の
雨樋工事は
足場がないとできないので、この機会にきちんと復旧するご提案をさせていただきました。
【雨樋について詳しくはこちら】
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雨樋工事でお家を雨水から守る! 雨樋の修理・交換、お任せください
Y様邸は穴があいた箇所の屋根の野地板(下地
)が劣化しており、部分的な修理ができない状態でしたので、屋根を一面吹き替えることになりました。
棟板金の取り付けや雨樋交換工事も行います!
Y様邸の屋根修理工事では足場が必要でしたので、玄関側の面に設置させていただきました。
足場は修理箇所に関わる箇所だけに設置することが可能です。工事内容に合わせて足場の範囲を指定できますので、全周に設置するよりも費用が抑えられます。
足場を設置した後、屋根の状況を確認し、工事スタートです!
Y様邸は野地板の劣化が著しかったので、踏み抜く危険性がありました。屋根職人が作業する際に事故などないように屋根面も確認しています。
まずはスレートをすべて剥がす作業から行いました。
スレートは釘留めされているので、釘を抜いてから剥がさないといけません。
スレートを剥がすと野地板として使用されていたパーティクルボードが見えてきました。
パーティクルボードとは、木片を圧縮加工してつくられた板のことです。
現在の住宅は野地板に構造用合板(強度のある合板
)を使用しますが、
稀にパーティクルボードを使用している住宅があります。
パーティクルボードは木片を圧縮しているので、合板よりも強度が低く、水に濡れたり湿気を含むと脆くなってしまいます。劣化した
パーティクルボードを使用した屋根面の上を歩くと、
フワフワと動くので少し心配になります。
この工事では、強度のある構造用合板を張るので工事箇所については
安心していただけると思います。
パーティクルボードをめくって確認すると、やはり天井裏に雨水がたくさん入った形跡が残っていました。
見えているのは和室の天井板の裏面です。
屋根から入ってきた雨水の影響で天井板が腐食するほど、雨漏りを繰り返していました。
屋根の構造部分を確認すると、垂木
(棟から軒先に渡した材
)が細くて頼りなかったので、新しい垂木を抱かせて補強しました。
強度のある構造用合板(野地板)を張っても、骨組みが頼りないと耐久性を維持することができません。
街の屋根やさん岸和田店は隠れて見えなくなる
部分の作業
も手を抜かず、お客様に安心していただける内容で工事を行っています。
【関連記事】
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季節別・築年数別知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版
続いて野地板(構造用合板
)を張りました。
厚み12mmの構造用合板です。
スレートは、台風や地震が発生した時にズレないように釘留めされています。
野地板はその屋根材を固定する下地の役割りがあります。
構造用合板を張った後、ルーフィングを敷きました。
ルーフィングは雨水が屋根内部に浸入するのを防ぐ役割があります。
スレートを釘留めする際にルーフィングを貫通しますが、ルーフィングには追従性があるので釘周りの隙間を埋めてくれます。
ルーフィングは永久的ではないのでいつかは劣化しますが、交換するとなると屋根材をめくらないといけないので
、メンテナンスの時期を視野に入れて将来設計することをお勧めします。
ルーフィングの耐用年数は・・・?
アスファルトルーフィング・・約20年
ゴム製ルーフィング・・約15年
と言われています(^-^)/
ルーフィングを敷き屋根を防水した後、スレートを葺きました。
スレートは厚みが5mmくらいの板状の屋根材で、軒先から順番に釘留めして葺きます。
スレートが重なる部分で釘留めするので、釘頭が直接雨水にあたることはありません。
また、継ぎ目を交互にずらして葺くことで、雨水がスレートの隙間に流れ込んでも下にあるスレートが受けてくれるので内側に入らず雨仕舞(あまじまい)のいい屋根になります。
【雨仕舞について詳しくはこちら】
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雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
スレートを棟まで葺いた後、棟板金を取付けました。
棟とは屋根の頂点の水平部分のことで、そこに取り付ける板金を棟板金と呼びます。
Y様邸は棟板金も飛ばされていたので、屋根を葺いたあと棟板金も復旧しました。
ガルバリウム鋼板製の棟板金なので、錆びに強くて耐久性があります。台風の強風で飛ばされないようにビスでしっかりと固定させていただきました。
屋根葺き替え完了です!
今回は穴があいて不具合を起こしている屋根面だけの葺き替えとなりましたが、垂木を補強して丈夫な野地板を使用したので以前よりも強度や耐久性が向上しています。
できれば足場を設置したタイミングで屋根を葺き替えると足場の費用が一度で済みますが、ご予算もありますし、部分的な葺き替えのご相談も承っております。
街の屋根やさん岸和田店はお客様のご要望をきちんとお聞きし、プロの目線でより良いご提案をさせていただいております(*^-^*)
Y様邸の屋根は段差がある形状で、穴があいたのは下の屋根です。
上の屋根の棟板金も飛ばされたので、雨漏りを防ぐために新し棟板金を取付けました。
棟板金が飛ばされた時にスレートも一部剥がれていましたが、下の屋根の葺き替えの際にめくったスレートを再利用して復旧しています。
また、ひび
割れていた
スレートはシーリングを充填してきちんと補修しました。
【シーリングについてはこちら】
➡
屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
Y様邸は台風で雨樋が一部飛ばされて破損している箇所もありました。
雨樋がないと雨水の影響で建物の劣化を早めてしまいますので、この工事で復旧しています。
軒樋、呼び樋
、エルボ、竪樋、這樋などの部材を接続し、2階の屋根に落ちてきた雨水を受けて
地下へと排出できるようになりました。
「長い間、雨漏りに悩まされていましたが、きちんと修理してくれて気持ちがすっきりしました。
丁寧に工事をしていただきありがとうございました」
Y様のお力になれて良かったです。また、屋根工事や雨漏り、お住いのことで気になることがありましたらいつでも駆け付けますのでお気軽にご相談くださいね(*^-^*)ありがとうございました!
屋根葺き替え工事も街の屋根やさん岸和田店にお任せください!
雨漏りしたり、屋根の劣化が気になっている方はおられますか?
屋根は大切なお住いを雨水から守る重要な役割があります。
街の屋根やさん岸和田店は屋根の葺き替えや修理、塗装工事のご相談も承っておりますのでお気軽にご相談くださいね(^-^)/
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