岸和田市の隅棟に生えた雑草が瓦の内側に根を張っていました！
更新日：2025年9月30日
この部分は、隅棟・下り棟・風切丸という瓦が交差していて複雑です。
瓦の隙間に生えた雑草が成長して棟を覆っていました。
このように、屋根に雑草が生えて成長すると瓦の内側の見えない部分で根を張り、撤去するのが難しくなります。
また、雨が降った日には雨水が植物の根を伝って室内への雨漏りの原因になることも・・・！
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雑草が成長して屋根面よりも高く伸びていますね・・・。
こうなると見た目が悪くなるばかりか、撤去する際に瓦をめくらないといけないので修理費用がかさんでしまいます。
瓦の内側に根を残すとまた成長して同じ箇所から出てきますので、今回は瓦を一部めくってきちんと取り除くご提案をさせていただき工事に至ります。
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幹が瓦の内側から出てきているので、このまま引っ張って抜くと棟の瓦がバラバラに崩れてしまう可能性があります。
雑草がまだ成長していない場合は、引っ張って抜くことができることもありますが、その場合も漆喰（しっくい）を傷めるので補修が必要になります。
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根が完全に見えていないので、更に瓦をめくって作業を進めていきます。
隅棟は四角いのし瓦を3段積み上げて一番上に冠瓦を葺いている形状です。
棟を解体すると乾燥した葺き土が出てくるので土も取り除きながら撤去作業を進めました。
屋根面に乾燥した土が広がると、とても滑るので危険です！
屋根職人はそのことを熟知していますので、危険のないように安全性を踏まえて作業
植物は水と土と太陽の光があると根付いて成長します。
この屋根面の近くには山があるので、植物の種子が飛ばされやすく、以前にも雑草を撤去したことがあるそうです。
残念ながら、今後も生える可能性があるので、定期的なメンテナンスが必要になります。
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隅棟を復旧する前に周囲を整えることで、作業性が向上して品質のいい工事へと繋がります。
既存の隅棟は葺き土を敷いて瓦を密着させて葺いていましたが、この工事では漆喰を使用しました。
漆喰は瓦の隙間を埋めたり固定する役割があり、雨水にも強いので棟が崩れにくくなります。
黒い漆喰はあまり見たことがないかもしれませんが、白い漆喰と性能はほとんど変わりません。
この部分は隠れて見えなくなるので黒い漆喰を使用しました。表から見える部分は美観性を考慮して白い漆喰を使用します。
雑草を撤去したので本来の屋根の姿に戻りました(*^▽^*)
周囲の瓦のズレも修正していますので、以前よりも雨漏りに強い屋根になりました。
瓦同士をコーキングで繋ぐと強風や地震の揺れを受けた時に瓦がバラバラに飛散するのを防ぐことができます。
街の屋根やさん岸和田店は、工事前よりも耐久性や防水性が向上するように工事のご提案をさせていただいておりますので安心してお任せください。
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