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田原市 経年劣化した瓦屋根を無料点検、雨漏りも複数箇所で発生していました
更新日：2024年9月7日
田原市にお住いのお客様より、無料点検のご依頼をいただきました。
築年数は５０年を超えているとのお話で、その間ほとんどメンテナンスはされていないとの事。
築年数から推測するとあまり良い状態は望めないかもしれません。
雨漏りをしていた時期もあったようですが、その時に補修をしたら直ったのでそれ以来屋根には関心が薄かったようです。
1年ほど前から雨漏りがするようになり、普段の雨では雨漏りが無いのですが風が伴う雨だと雨漏りするといった症状。
棟瓦の様子です。
築年数とともにズレてしまった瓦。指が入りそうな隙間もあります。
もともと瓦のジョイントに隙間は無かったのだと思いますが長年の雨風や建物の揺れなどでズレてしまったのでしょう。
大きな隙間は雨水を呼び込んでしまいます。隙間を塞ぐにはコーキングで埋めるというよりは棟の積み直しをお勧めします。コーキングも時として有効です。しかし使う場所を間違えると、雨水の流れをせき止めてしまい、本来流れ出る場所とは違う水の流れを作ってしまい、かえって雨漏りがひどくなることもあります。
銅板部分に小さな穴が空いています。瓦の真ん中の窪んだ箇所を常に水が流れるので、長い年月で穴を空けてしまったようです。石にも穴が空くくらいですから、自然の力は想像を超えます。
棟部のしっくいもほとんど無くなってしまっています。土が露出した状態が長く続いてしまうことはお勧め出来ません。
土が雨風で削り取られてしまい、雨漏りや、棟の倒壊に繋がります。
以前の補修箇所でしょうか。白くなったコーキングの跡があります。コーキングは１０年ほどの寿命しかありません。
まして、屋根の上ですと過酷さが増し、寿命はさらに短いでしょう。
この箇所は棟瓦が積んである下ということもあり、中々あとからの交換が難しい箇所です。
他にも棟瓦の積んである下の瓦が割れていました。
外壁やサッシ廻りも点検します。
サッシ下のコーキングが切れてしまっています。
こういった箇所も常に水が流れる場所で、外壁材の中の防水紙の貼り方や状態次第では建物の中に水が侵入してしまいます。お客様に確認したところ、サッシ廻りなども、メンテナンスの記憶が無いそうでした。
建物の外回りを、屋根・外壁を中心に点検した結果、以下のご提案をさせていただきました。
瓦屋根 棟積み直し・破損瓦交換・しっくいやりかえ・銅板交換
外壁 目地コーキング打ち直し・（外壁塗装）
少し大掛かりな改修工事のご提案となりました。
点検はすべて無料となっております。
どこかに不具合が無くても、台風が来る前の予防にご利用いただいても大歓迎です！！
「街の屋根やさん 豊橋店」までご相談くださいませ！
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