現場調査でわかったこと

大和郡山市にある大手食品会社の製造工場です。

遠目には白くてきれいな工場のようにみえましたが、よく見ると、

壁にクラックと言われるひび割れがありました。

屋根のパラペット部分はサビて塗膜が剥がれていました。

高圧洗浄の様子

まずは、高圧洗浄で、長年の汚れを綺麗に洗っていきます。

鉄部は高圧洗浄で洗うだけで、経年劣化で古くなった塗膜が捲れていきます。

庇の下の樋の中もしっかり綺麗に洗い流していきます。

高圧洗浄で綺麗に洗うことで、素地と塗料との密着もよくなります。

パラペットの施工風景

パラペットの鉄部は塗膜が捲れて錆が出て、壁にさびが垂れていました。

鉄部はカワスキとマジックロンを使って綺麗に削り、表面を整えていきます。

この作業をケレンといいます。

鉄部は塗料の付着が悪いので、このケレン作業が不十分なままだと、せっかく塗装をしても、

2年～3年で剥がれてくることがあるので、念入りにケレンしていきます。

大和郡山市の大手食品工場のパラペットのように、錆が表面にでて、赤くサビている状態の時は、

錆転換剤が必要となります。

錆転換剤は錆びやすい鉄を、錆びにくい鉄に変えてくれる優秀な塗料です。

赤い錆は、どんどん広がり、穴をあけてしまう悪いサビです。

その悪い錆を転換剤を使うことで、新品の鉄のように錆が進行しにくい良質の黒い錆にかえて、錆びにくい丈夫な鉄になります。

なので、赤い錆がでているパラペットにしっかり塗布していきます。

その上にサビ止め塗料を塗ります。

　日本ペイントのファインSIで塗装します。

このファインSiは、弾性で柔軟性があり、ひび割れをおさえ、藻・カビの発生を抑えて綺麗が長持ちする塗料です。

壁の施工風景

大和郡山市の大手食品製造工場の壁にあった、たくさんのひび割れと塗膜が膨れていた壁の補修作業です。

浮いている部分をめくり、コーキングします。

クラックといわれるひび割れにもコーキングをして、水の侵入を防ぎます。

コーキングが終われば、シーラーをたっぷり吹き付けていきます。

シーラーは素地と塗料の密着をよくするための接着剤のような役割をしています。

この工程をおろそかにすると、数年後、塗料が捲れてしまう危険があるので、

しっかり行います。

見えない所もしっかり丁寧に作業いたしますよ!(^^)!

上塗り作業

上塗りです。

上塗りは2回行います。

1回目は吹付、2回目はローラーで塗っていきます。

今回使用した塗料は、

アステックペイントのスーパーラジカルシリコンＧＨです。

劣化の原因となるラジカルの発生を抑制し、汚れがつきにくく、藻やカビの発生を抑えることで、綺麗が長持ちする塗料です。

大和郡山市の大手食品製造工場の

「見栄えをよくする」ための塗装工事が完了いたしました。

街の屋根やさん　奈良南店は

お客様のご要望に最大限寄り添いニーズに合ったご提案と施工をさせていただきます!(^^)!

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