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磯城郡田原本町 屋根瓦がずれてきたので見て欲しいとご依頼がありました
更新日:2022年5月11日
こんにちは(*^-^*) 街の屋根やさん 奈良南店 湯本です。
先日ホームページをご覧になり、お問合せ頂いた磯城郡田原本町のお宅に現場調査に行ってきました。
田原本町にお住いのO様邸です。
「屋根の瓦が1枚ずれたので見て欲しいんです」
というお問合せ内容でした。
屋根に登らせていただき、場所を確認します。
磯城郡田原本町のこちらのお家の屋根瓦は、
モニエル瓦です。
モニエル瓦とは乾式コンクリート瓦とも呼ばれる、おしゃれなデザインの優秀な瓦です。
輸入元がヨーロッパであることから、洋風なフォルムと豊富なカラーバリエーションが特徴です。
1973年から日本モニエルという会社が代理店として扱っていましたが、2010年に日本モニエルが無くなったため、現在は生産されておりません。
主な成分がセメントであることからも、瓦自体に防水性能はありません。
モニエル瓦の詳しい説明はこちらご自身のお家がモニエル瓦かも?!と思われる方、ぜひご参考にお読みください。
モニエル瓦(コンクリート瓦)は瓦表面の処理が特殊で、着色スラリー(スラリー層)と呼ばれるセメントの着色剤を厚めに塗っており、その上をアクリル樹脂系のクリヤー塗料で塗っています。
【メリット
】
防水性・断熱性が高いスラリー層を施していることから、強風や強雨に耐える強度を誇っています。
そのため、防水性や耐火性に優れていいます。
遮熱性・防音性に優れている
素材自体が頑丈にできており、遮熱効果や防音性に優れています。
色彩の豊富さ
洋風や和風など様々なデザインがあるのに加え、着色スラリーと呼ばれる塗装を行なっているためカラーバリエーションにも富んでいます。
【デメリット
】
重量が重く耐震性に劣る
主成分がセメントであることから他の外壁材に比べて重量が重くなっています。
屋根は重いほど地震などの揺れの影響を受けやすいため、耐震性の点でも劣ってしまいます。
メンテナンスに注意が必要
瓦が経年劣化を起こした場合、表面の仕上げクリヤー塗装だけでなくスラリー層まで取り除く必要があり、これらは手作業で高度な技術を必要とします。
スラリー層の除去をしっかり行わないと、3年も経たずに塗膜が剥離する恐れがあります。
陶器瓦などの一般的な瓦であれば塗装は必要ありませんが、モニエル瓦はコンクリートでできているため塗装によって防水機能を付加する必要があります。
また、現在では生産されていないため、地震などによって劣化が激しくなった場合は葺き替えにより別の種類の屋根材に交換する必要があります。
磯城郡田原本町のこちらのお宅の屋根の様子です。
25年間塗替えなどされていないそうで、屋根にカビやコケが生えています。
今回気にされていた瓦の割れ・ズレについては、差し替えあるいは、補修のご提案をさせていただきました。
屋根全体に劣化が進んでいますので、塗替えをされることもご提案させていただきます。
モニエル瓦は現在製造されていない商品なので、
劣化がもっと進むと、差し替えが出来なくなり、別の瓦に葺き替えなければならなくなります。
葺き替えるとなると、費用も高額になってしまうので、
磯城郡田原本町で屋根が
モニエル瓦の方は、
定期的な点検とメンテナンスをお勧めします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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