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生駒市 屋根に大きな穴!波板スレート屋根がかなり劣化している工場の雨漏り調査です
更新日:2022年8月6日
今回雨漏り調査の依頼があったのは、生駒市にある工場です。
「工場内の1か所ではなく
あちらこちらで雨漏りしています。」
と話されていました。
以前に雨漏りした時には、
屋根の部分補修を行ったそうです。
工場で使われている屋根は一般の住宅や建物とは異なり、耐久性や耐火性に優れています。
おもに工場の屋根に使用されるのは、金属でできた折半屋根と、粘土岩でできた波形スレート屋根です。
生駒市の工場の屋根も波板スレート屋根です。
スレート屋根の寿命は、30年~40年程度と言われています。
工場や倉庫などの営業用施設では、設備投資や人件費など、さまざまな運営コストがかかってしまいますよね。
建物自体のメンテナンスに関して「破損してから取り換えたら良い」という考えをお持ちの企業様がほとんどではないでしょうか?
なので
、本来メンテナンスが必要な時期になっていても、それが先延ばしにされてしまうということが多いように感じます
。
しかし、適切な建物のメンテナンスを行っていない場合、本来屋根が持っている機能を発揮することができず、
建物自体の寿命まで縮める結果になるということを知ってほしいです
。
どのような建物であっても、良い状態を長持ちさせることを考えると、定期的なメンテナンスをすることが理想なのです
。
そもそも屋根は日々太陽光や風雨などの過酷な環境で劣化していきます。
さらに
スレート屋根は、水分を吸収する素材です。
長年雨の吸収を繰り返すことで、徐々に柔らかくなり、
浮いたり反ったりして、最終的には雨漏りを引き起こしてしまいます。
工場や倉庫には屋根裏が無く、天井がそのまま屋根となっている工場が一般的です。
その中で、一旦雨漏りが発生してしまうと、高額な生産設備を水で濡らしてしまったり
生産ラインを遅らせてしまい損害が大きくなることもあるかもしれません
。
早めのメンテナンスをお願いします!!
工場の内部を拝見させていただきました。
「外からの陽射しが入ってますねー」
今回も、屋根の上に登って調査いたします!!安全第一!!
屋根の様子です。
20年以上も使用できて便利な波形スレート屋根ですが、
過去に大きな問題が発生したことがありました。
それはアスベストを含有していることです。
は2004年以降に製造された波形スレートのほとんどに
アスベストが含まれています。
現在製造されている波形スレートに
アスベストは含まれていませんが、
古い工場で、アスベストを含んだ
波形スレートの屋根を使用している場合は、
解体して新しい屋根をつけるのが望ましいです。
補修した跡があります。
このように『雨漏りしている・割れている
部分だけ
』補修する企業様がほとんどではないでしょうか。
比較的費用を抑えることが出来、雨漏りを止められるメリットがあります。
が、しかし、屋根は先ほども述べたように、日々劣化してしまうものです。
スレート屋根の表面は、劣化によりひび割れ、コケやカビが繁殖しています。
屋根面が劣化していたり、表面がざらついている屋根はコケが生えやすくなっています。
スレート屋根は塗膜が劣化していき、コケが発生しやすくなります。
コケの胞子は空気中に飛んでおり、その胞子が屋根に付着し水分を吸収して繁殖します。
屋根の防水効果が切れていなければ、コケが付いても雨で流れて根を張りません。
屋根材の撥水
効果が切れている場合は、雨が降った時に屋根が水を吸収しやすくなり、
水分が含まれている状態はコケが生える原因となります。
この状態のスレート屋根はもろくなっていて、足の置き場所を一歩間違えば、スレート屋根を突き破り落下してしまう
危険もあるんです。建設業の落下・転落事故で約10%はスレート屋根からの落下なんです。
どんな屋根かというと、こちらの写真のような
古い工場などでよく見かける屋根のことです。
でも、工場のような急な角度でもなく、大きな屋根でなぜ落下するのでしょうか?
実は、屋根から滑り落ちるわけではなくて、スレートを踏み抜きしてしまうのです。
街の屋根やさん
奈良南店では、
安全な落下防止措置を行って
カバー工法による屋根の工事を行っています。
屋根のアーチ部分に穴が多く見受けられました。
屋根の様子は、錆による腐食が原因です。
錆は放置しておくとどんどん広がり、やがて穴をあけてしまいます。
こちらは、穴をふさいでいたところが、
経年劣化や台風などの影響でまた穴が開いてしまったように
見受けられます。
ここは早急に板金
補修しなければならない所です。
補修の提案としては、
穴の開いているところの板金補修工事。屋根全体の劣化が激しいのでカバー工法で重ね葺き。
波型スレートには折板屋根によるカバー工法を行うことが多く、軽量な金属屋根なので、
耐震性をあまり損なわずに改修をすることができます。
既存の屋根を取り外すことなく工事が可能なため、建物内部に影響を与えない施工方法です。
費用や工期に利点を持つ屋根カバー工法ですが、一度屋根材を被せた屋根に再びカバー工法を行うのは難しく、
長い目で見ると将来的には葺き替えが必要となってきます。
工場や倉庫の屋根は、面積が広く、工事となると、とても大掛かりな作業となり、
費用も掛かってしまいます。
工場の補修費用は、建物を維持管理するうえで、必要な工事なので修繕費として認められます。
雨漏りなどの修理も原状復旧に当たりますから、必要経費です。
工場・倉庫を建築してから相当の年数が経過して、屋根がかなり傷んでいるため、
全面的な葺き替えが必要ととなった場合の費用も修繕費として認められます。
街の屋根やさん 奈良南店では、
企業様の屋根の劣化状況・ご予算に合わせて
最適な施工方法をご提案させていただきます。
安心してご相談くださいね(^^♪
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1
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