新潟市江南区にお住まいの方より、築５０年で雨漏れがひどいので葺き替えを考えていますとお問い合わせを頂きました。

早速雨漏れの状況を確認するために訪問してきました。

上記写真をご覧ください。照明の右上くらいに黒くシミが出来ており、そこから雨水が滴り落ちている状況です。

天井の状態を確認しましたので、雨漏れの原因を究明するために屋根上に上がりました。

こちらのお宅が築50年程度のセメント瓦が葺かれており、全体的に瓦の状態は綺麗に塗装メンテナンスが施されていました。

セメント瓦の耐用年数は、大体30年くらいと言われておりますが、しっかりメンテナンスをされていたため長持ちされたのでしょう。

さて近くから瓦の状態を見てみると、経年劣化によって厚みが薄くなっていました。

瓦の厚みが薄くなると割れやすく、雨水が下地材に入り込みやすくなります。

そして雨漏れしている天井部分の瓦を剥がしたところ、湿って色が少し濃くなっていました。

現状、既存の下地はトントン葺きで防水性が低いです。

止水をするには、葺き替え工事を行うしか方法がない状況でした。

今回は板金屋根に葺き替える内容で工事のご提案をしました。板金はガルバリウム鋼板で耐用年数は、約25～35年くらいと言われています。

ただ、建物の周りの環境やメンテナンスを行うかによって耐用年数は異なりますね。

そして現状雨漏れをされているため、早めに葺き替えることをオススメしました。