宇都宮市で瓦屋根の漆喰詰め増し工事が着工しました。
更新日：2023年3月15日
施工前の全景です。
足場のメッシュシートで見えませんが２階造りの瓦屋根住宅で、ベランダから見ると下屋根の漆喰が落ちているので見て欲しいとのご要望で現場調査の結果、着工となりました。
棟と鬼首にラバーロック工法が施工されており頑丈に止まっていますが三日月漆喰が経年劣化でボロボロになっている状態です。
三日月漆喰を小手で叩いてしっかりしていればそのまま上から詰め増しで仕上げますが、ボロボロ落ちてくる場所は、きれいに撤去した後に詰め直して仕上げます。
鶴首小手に漆喰を取り、既存漆喰に塗りつけていきます。
表面だけでは剥がれますので、瓦の隅々に漆喰を押し付け密着させます。
三日月部分の漆喰詰め増しが終了して表面が少し乾燥したことを確認してから、鶴首小手でひび割れ防止と表面仕上げの為、均していきます。
鬼首のラバーが剥がれている場所に、漆喰を巻いていきます。
屋根全体のバランスを合わせるために、屋根全体の鬼首に漆喰を巻きました。
乾燥してくると灰色になっているのが確認できます。
今日はここまで
また明日。
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