ホーム > 神戸市灘区の瓦修理!自分でやる修理とプロの修理の違いとは?【…
神戸市灘区の瓦修理!自分でやる修理とプロの修理の違いとは?【和風建築2階建て】
更新日:2024年10月17日
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です(*^^*)
今回は、神戸市灘区にておこないました瓦修理の様子をご紹介いたします!
瓦屋根というと、定期的におこなうメンテナンスとしてまず漆喰補修があります。
インターネットで何でも調べられるようになった現代では、この作業をご自身でやるという方も増えてきました。
ただ、一見自分でも出来そうに見えるこの作業、自己流でやってしまうと思わぬ落とし穴があり、屋根の寿命を逆に縮めてしまうことが多いんです・・
今回の現場ブログでは、プロがおこなった漆喰補修の現場写真とともに、瓦修理のポイントをお伝えしたいと思います!
瓦修理のご依頼でもっとも多いのが、この屋根頂上の棟(むね)とよばれる部分です。屋根面どうしが頂上で山型に合わさる部分で、ここには瓦が複数段積まれ、瓦の固定と隙間を埋めるために白い漆喰が詰められます。築年数が経ってくると、瓦自体はほぼ劣化しないのですがこの漆喰は10年を過ぎた頃から劣化してきます。劣化すると粘りがなくなりボロボロと剥がれ落ちるようになり、当然内部が剥き出しになってきます。
漆喰が剥がれるということは、屋根表面に隙間が出来て雨の日には雨水がそこから入り込むということです。
もちろん屋根には下地がありますから、すぐに屋根裏に水が回ったり、天井から雨漏りが発生するわけではありません。ただ早めに補修をしておかないと、雨水の浸入を繰り返す影響で屋根下地が腐食しもろくなってきます。そうするとある日突然雨漏りが発生したり、気づいたころには建物の内部がカビだらけになっていたり、腐食していたりするトラブルが発生します。
こうした漆喰の補修は一見面倒にも思われるかと思いますが、軽微なうちに補修しておく方がお住まいにかかるメンテナンスの費用は格段に節約できます!
関連ページ
「傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ」はこちら
【神戸市灘区】瓦修理のポイント ①既存の漆喰は除去しておきます
まず、古くなった既存の漆喰はすべて掻き出すようにして除去していきます。劣化して剥がれかけた漆喰を上塗りするように新しい漆喰を施工するのは厳禁です。なぜかと言うと、いくら表面に新しい漆喰を施工し見た目だけよくしても、内側に剥がれかけた漆喰があると密着せず、新しい漆喰もすぐに剥がれ落ちてしまうからです。
【神戸市灘区】瓦修理のポイント ②葺き土の表面を整えます
既存の漆喰を除去すると、その下から瓦の土台となっている葺き土(ふきど)が出てきます。
上写真の茶色の部分が葺き土ですね。
表面の脆くなっている葺き土は漆喰と一緒に除去します。
そして表面を整え、新しい漆喰と密着しやすくします。
屋根工事は、こういったひと手間がその後の寿命を左右します!
瓦屋根を知り尽くした専門職人だからこそ、漆喰を施工する前の段階のこの除去作業を丁寧におこなうのです。
使用する漆喰は、セメントが主成分で防水材も含有しているなんばん漆喰です。
従来の漆喰よりも、防水性と密着性が非常に高いので雨風に強く、劣化しにくいので寿命が長持ちする屋根に施工するにはうってつけの漆喰です。
漆喰と水で混ぜ合わせていくのですが、この時大量に造り過ぎないように注意します。
漆喰は日に当たれば硬化してしまうので、少し混ぜ合わせて漆喰を塗り、また少し造って塗るという作業になります。
「鶴首」とよばれるコテで瓦の狭い
隙間に均一な厚みで詰めていきます。
面戸
漆喰を詰め終えた状態です。面戸漆喰を詰める厚みは、
棟
の1段目に積まれた長方形の
瓦よ少し奥
に漆喰の表面がくるようにする
のが基本です。漆喰の表面は瓦よりせり出していると、
雨が降った時に漆喰をムダに濡らし、劣化を早めてしまいます。
こういった意味でも、
既存漆喰の上から新しい漆喰を詰めると漆喰が重なりどうしても厚みが出るのでよくないのですね!
瓦屋根の棟には、このように装飾された「鬼瓦
」がある屋根も多いですね。お住まいの
象徴的なこの部分は、屋根の頂上にあり端に設置されることが多いため、雨風の影響を受けやすい部分です。つまり漆喰が劣化して瓦が剥がれ落ちやすい部分とも言えるので、瓦屋根のメンテナンスをする際には必ずチェックする箇所です。
鬼瓦まわりもしっかりと漆喰を詰め替えました!
建物の中で、もっとも
雨漏りが起こりやすいのが「取り合い」と呼ばれる違う建材どうし
が接合
されている部分です。
こちらの屋根でいうと、1階の屋根と外壁の接合部分です。
建物から見て垂直にある外壁を伝ってきた雨水はどうしてもここで一時滞留するため、この部分には雨水をブロックしておく施工が必要です。
上写真でいうと、ピンクの部分が雨水をブロックする「水切り板金」とよばれる金属板が設置されていますね!
本来その下に積まれた瓦の下には漆喰が詰められているのですが、ほぼ剥がれて内部の土が見えている状態ですね。
関連ページ
「雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い」はこちら
この部分にも面戸漆喰と同様に、瓦より少し奥に漆喰の表面がくるような厚みで漆喰を詰めました!
割れた瓦をそのままにしておくと雨水がさらに浸入するため、割れた瓦は剥がして差し替える必要があります。
新しい瓦に差し替えました!
今回神戸市灘区でおこなった瓦修理は以上になります!
瓦修理は、早めに、軽微なうちに補修をしておくことが重要です。漆喰が剥がれたぐらいで大げさだ、と放置しておくと、やがてお住まい内部でカビや腐食が発生し、雨漏りが起きて大がかりなリフォームが必要になって後悔する、というケースは思いのほか多いです!
特に以下のポイントは重要です!
①面戸漆喰の点検➡劣化があれば補修する、適度な厚みで均一に詰めることが重要②鬼瓦まわりの点検➡屋根の端部分などの装飾瓦は落下しやすいため、漆喰を補修しておく③外壁との接合部分の点検➡異なる部材どうしのつなぎ目部分は雨水が浸入しやすいため、漆喰を補修しておく④瓦の点検➡瓦のズレやヒビ、欠落があれば差し替えておく
お住まいのお困りごとならまずは街の屋根やさん神戸店までお気軽に!
▲画像をクリックすると「お客様の声」に移動します♪
屋根やベランダ、屋上、外壁などお住まいのお外回りの不具合や雨漏りについて、いつでもお気軽にご相談ください(^-^)
出張費用・追加費用などは一切なく、お住まいの不具合箇所を無料調査し、原因と解決方法をご提案させていただきます!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail info@maxreform.jp
株式会社マックスリフォーム
〒657-0836
兵庫県神戸市灘区城内通4-2-31栄ビル南棟211
兵庫県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@nishinomiya-onishi.com
株式会社大西瓦
〒663-8221
兵庫県西宮市今津大東町7−20 緑ハイツ202号
電話 0120-989-742
E-Mail 808@ya-ne-himeji808.sakura.ne.jp
株式会社濱屋
〒671-1524
兵庫県姫路市揖保郡太子町東保365-4
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒665-0044
兵庫県宝塚市末成町29−7
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒655-0044
兵庫県神戸市垂水区舞子坂3丁目17−5
第3春名ビル2F南号室
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@okabousui.co.jp
有限会社岡防水工業
〒674-0074
兵庫県明石市魚住町清水2051−8
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。