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つくば市で棟瓦の強化でズレ・飛散・落下防止!台風対策で安心と安全を確保!
つくば市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
2階建寄棟の日本瓦での漆喰の状態の確認と修理方法の提案をお願いしたいと思います。
2015年1月頃に屋根全体の漆喰の詰め増し工事を行なっています。
最近、漆喰の破片が落ちてきて気づきました。
よろしくお願いします。
基本情報
- 使用材料:シルガード・亜鉛メッキ強力棟・鉄筋・陶器瓦・ステンレス製スクリュー釘(55㎜・65㎜)・ステンレス針金・被覆銅線
現場調査時の屋根の状況やご提案をご紹介した記事になります(^^♪
⇧⇧⇧
画像をクリックするとご覧になれます
現場調査時の記事になります!(^^)!
<つくば市で和瓦屋根の漆喰崩れは凍結による硬化不良が原因か?>
現場調査に伺ったときの屋根の状況や、当店のご提案などがご覧になれますので是非ご参照ください
二階の屋根から解体~仕上げまで行います(”◇”)ゞ
今回つくば市で行う
『ガイドライン工法』は、棟の段数を高く積んだまま行う工法で
和風住宅の景観を損なわない工事方法です。
解体作業は隅棟(すみむね)から行います。
隅棟は斜めに降っている屋根の繋ぎ目に付いている棟のことを言います。
言葉では分かりづらいと思いますので、図にしてみます!(^^)!
この箇所を隅棟(下り棟)と呼ぶんですよ~(*^-^*)
棟の高さ(段数)を維持する方法と高さを低くする方法があります!
ここで、棟の高さ(段数)を低くするガイドライン工法の施工事例をご紹介します!(^^)!
慎重に隅棟(すみむね)の解体を行います(”◇”)ゞ
今回は、棟の取り直し作業という事で既存の瓦を再利用しますので、棟瓦を慎重に外していきます。
瓦の中に敷き詰められていた葺き土も、なんばん漆喰に入れ替えますのでキレイに取り除きます。
足元の細かい土埃などを清掃しながら作業を進めていきます!
瓦の表面などに埃が付着していると、足が滑りやすくなり危険です!
足で土埃を踏んでしまうと、汚れが落ちにくくなってしまうので注意が必要です!
既存の強力棟がボロボロに腐食している状態でした。
丁度いいメンテナンス時期だったのかもしれません。タイミング的にお客様の判断が正しかったと思います。
今回使用する強力棟は亜鉛メッキ性の物を使用します(*^-^*)
当店は厳しい基準で施工を行う為、この先15年~20年はメンテナンスが不要になります。
強力棟を設置し、なんばん漆喰を敷き詰めて瓦を戻します(”◇”)ゞ
今回ガイドライン工法で使用する強力棟は錆びによる劣化腐食に強い亜鉛メッキ製を使用致します。
当店の施工基準である90㎝間隔で亜鉛メッキ製の強力棟を設置していきます。
設置の際に曲がってしまうと鉄筋を通しずらくなる、棟が曲がってしまうという恐れがあるので
水糸を張り、糸に合わせて真っ直ぐに設置していきます。
強力棟に緩衝する部分を削り落とし瓦を戻していきます。
瓦が強力棟に緩衝したまま取りつけてしまうと、斜めに曲がってしまい
雨仕舞や見た目が悪くなってしまいますので、細心の注意をはらいます。
この微調整が、雨仕舞や仕上がりには欠かせないのです(*^-^*)
<隅棟の強力棟の取り付けと、なんばん漆喰での隅棟瓦の敷き戻し作業完成です(”◇”)ゞ>
隅棟の半端瓦の上になんばん漆喰をキレイに撫で付ける事により、なんばん漆喰の密着性を高め
隙間を出来るだけなくすことが出来ますので、必然と防水性を高めます。
木枠を使い、なんばん漆喰で隅棟の土台を形成します!
強度を上げる事・防水性を高める事を考え、隙間なく惜しみなく、なんばん漆喰を十二分に詰め込みます。
そして、防水性に優れたより強固な土台を形成します。
表面をかまぼこ状に形成するのには意味があるんですよ~(*^-^*)
なんばん漆喰の表面をかまぼこ状に形成することにより、一段目の熨斗瓦に勾配を取ることが出来ます。
棟瓦の外へと向かって水勾配をとり、棟の外へ雨水を逃がしてあげないといけません!
逆勾配になってしまうと、棟の中に雨水を呼び込んでしまい
雨漏りや棟崩れの原因となってしまうのです(>_<)!
あらかじめ強力棟には、鉄筋を通す穴が開いております。
その穴に鉄筋を通し、ステンレス製の針金で縛り付け固定します。
皆様、瓦屋根工事で使用されている針金は銅線のイメージが強くありませんか⁇
熨斗瓦を積んでいく工程をご紹介します(*^-^*)
上記の画像は一段目の棟瓦積みの様子です。この作業がとても重要です!
全ての基準になるこの一段目が曲がってしまっては、全て台無しになってしまいますΣ(゚Д゚)
それだけは絶対に避けたいところです!!
ご安心ください!当店の瓦職人は職人歴23年の経験値の高い親方を筆頭にチーム形成されております(*^-^*)
二段目三段目と熨斗瓦を積み冠丸瓦を設置したら棟の取り直し完成です!
隅棟には計2本の鉄筋を埋め込み、棟の強度を高めズレ・飛散・落下防止・台風対策万全です!
棟の段数(高さ)により鉄筋を入れる本数が変わってきます!
ちなみに、2段高い大棟の施工には強力棟を高くし、鉄筋を3本使用します。
丸瓦にも針金を通す穴が開いています!そこに丸瓦を固定するために出しておいた、
ステンレスの針金に縛り付け、冠丸瓦を固定して棟の取り直し工事完成となります。
鬼瓦に鬼巻き漆喰を施して、二階屋根のガイドライン工法・棟の取り直し工事完成となります(*^-^*)
続いて下屋(一階の屋根)のガイドライン棟取り直し工事に移ります。
上屋根(二階屋根)のガイドラインによる棟瓦取り直し工事をご紹介しましたが、
下屋根(一階屋根)の棟瓦取り直し工事も、施工方法は基本的に同じになります。
近隣に迷惑がかからないように、屋根の葺き土を丁寧に清掃しながら取り除きます。
棟瓦は再利用するのでキレイに並べて置き、棟積みの段取りをしておきます。
段取りはとても重要で、工事が円滑に進むかどうか左右します。
次の工程を考えた行動をする、段取り八分です(*^-^*)
あらかじめ鬼瓦を縛り付け固定する為の被覆銅線を設置します。
設置しましたら、なんばん漆喰を敷き詰め半端瓦を抑え固定します。
半端瓦を設置する際に、なんばん漆喰がクッション代わりになり固定が落ち着きます。
なんばん漆喰がないと、瓦と瓦の接地面に隙間が生まれ
その隙間から雨水が浸入してしまい、雨漏りの原因になりかねませんので注意が必要なんですよΣ(゚Д゚)
※お客様のご要望により下屋根は、なんばん漆喰(白)を全工程に使用しました(*^-^*)
隅棟(すみむね)熨斗瓦(のしがわら)積みとエブリ台の設置!
強力棟に鉄筋を差し込み、ステンレス針金を縛り付けて熨斗瓦を固定します。
隅棟には計2本の鉄筋を埋め込み、熨斗瓦を全数縛り付け固定するので、とても隅棟が頑丈になります。
エブリ台に空いているすべての穴に被覆銅線を通し、一つにまとめます。
エブリ台になんばん漆喰を詰め、造っておいた熨斗瓦の土台に乗せます。
エブリ台が付くことにより、屋根の印象がガラッと変わります!エブリ台カッコいいですよ(*^-^*)
あらかじめ熨斗瓦でエブリ台を乗せる土台を造っておきます。
※1~2時間程度時間を置き、土台を乾かし少し固めて強度を出します。
土台にエブリ台を乗せ、被覆銅線で縛り付け固定をすれば設置完了となります。
少々時間を置き乾かしてあげる、ひと手間をかける事でズレ防止や美しい仕上がりになるのです!(^^)!
大棟は必ず隅棟よりも段数が増え高くなりますので、必然的に鉄筋の数が増えます。
なので隅棟には2本の鉄筋を使用しましたが、大棟は3本の鉄筋を使用することになります。
一段目の土台をキレイに形成し、真っ直ぐに積んでいきます!
~ポイント~
棟を積んでいく際に、糸を張って水平に積むのですが、
両端の熨斗瓦だけ2㎜~3㎜高くしておきます!
瓦は焼き物ですので多少の誤差(反り返り)がありますので人の目は錯覚を起こします!
水平を保ってしまうと両端が下がって見えてしまうのです!
なので少し高くしてあげることで、真っ直ぐに見えてくるのです!不思議ですよね~!(^^)!
緩衝箇所の熨斗瓦はグラインダーを用いてピッタリ切断します。
この際にわざと隙間を少し作ります(3~5㎜)この隙間を利用することにより、
コーキングやなんばん漆喰が隙間にくい込む為、固定力や仕上げが格段にしやすくなります!(^^)!
※お客様のご要望により、コーキング(シーリング接着)は一切使用しておりません。
お客様のご要望で、鬼巻きはなんばん漆喰での仕上げとなりました!(^^)!
和風住宅が美しく際立ちますね(*^-^*)
※仕上げの方法は他にも、シーリング接着防水処理仕上げがあります。
工事で出たゴミや埃はもちろんの事、腐葉土などの目詰まりなどを発見しましたら解消します(”◇”)ゞ
※雨樋の清掃などは、一般の方は危険なので行わないでくださいね!
清掃だけでも行いますので、是非街の屋根やさんつくば稲敷店を御頼り下さい(*^-^*)
箒(ほうき)での掃き掃除だけでは落ちない汚れを、ヘラなどでこすり落としてから、
雑巾でキレイにふき取り清掃して、仕上げていきます(”◇”)ゞ
当店は清掃に最も力を入れておりますので、安心していただけると思います(*^-^*)
最後に家の周りの掃き掃除をして、工事の完成となります!
工事期間8日間、色々とご不便をおかけしました。
この度は当店をお選びいただき、ありがとうございましたm(__)m
台風対策・耐震対策は街の屋根やさんつくば稲敷店にお任せください!
台風対策や耐震対策・耐震補強工事・ガイドライン工法は当店にお任せください(*^-^*)!
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当店へのご相談やお見積りなど無料でやらせていただいております!(^^)!
※無理な営業や、ご提案は一切致しませんのでご安心下さい。
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微力ながら皆様のお力添えをしたく存じます、是非お問い合わせください(*^-^*)
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