東大阪市で雨漏りがあり、壁と屋根の無料調査を行いました。
更新日：2022年4月27日
今洗濯物を干している2階の壁から雨漏れがありました。
3階ではなく2階？原因はどこ？と、心配されておりました。
では、実際にお家を拝見させていただきます。
現状水たまりになっており、室外機があるため画面赤丸印の排水溝の奥が掃除できず、困っておられました。
常時水が溜まっている状態ですが、晴れの日は雨漏りしていないようで、ベランダの防水が直接の原因ではないようです。
外壁に大きなひび割れが発生していました。
写真上の赤丸印部となります。
遠目からでもわかる濃いひび割れですね！
実は、ひび割れは長さではなく、ひび割れ幅で良し悪しを判断します。
写真のようにひび割れ幅が広いものは、雨水が浸入し雨漏れの原因となります。
側面の壁がサイディング仕上げの壁となり、出隅部分より赤丸印部のような雨跡が見受けられました。
白い金物とピンクのモルタル壁の隙間から雨水の侵入が考えられます。
この部分が雨漏りの一番の原因として考えられました。
赤丸印部に大きな亀裂がありました。
基礎はあまり気にならない個所ではありますが、内部には鉄筋が入っており家の土台として重要な役割を果たしています。
雨水が入らないように補修することが必要です。
写真の赤丸と紫丸部のように、漆喰（しっくい）部に汚れの有り無しがはっきりと分かれていました。
汚れの部分は水が良く流れている場所となり、漆喰のやり替え時期となります。では、白いしっくい部分はなぜ汚れていないのでしょうか。
秘密は次の写真へ！
赤丸部にシーリングが施工されていました。
これはラバー工法と言い、瓦を固定して飛ばないように施工しています。
ただ、施工の仕方を間違えると瓦内に入った水が抜けず、雨漏れに繋がります。
先ほどの写真は水が抜けた部分と抜けず瓦内を通って流れている場所の区切りだと考えられます。
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